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何を脅威とするか

2018-11-19 09:55:40 | 日記
独仏「欧州軍」創設協力で一致 「共通の防衛体制と安全保障を」

欧州軍が脅威と捉えているのは何か。
アメリカなのか、ロシアなのか、中国なのか。
もしくはEUの分裂なのか。

もし、このまま巨大なEU軍が創設されたなら、EU軍そのものが巨大な脅威になる。
英国のようにEU離脱を考えた時に、「EU軍を敵に回す」ことになる。
たとえば、EU軍創設後にスペインやイタリアがEU離脱を考えたとしよう。
EU離脱は、そのまま巨大なEU軍の庇護を失うことを意味する。
EU軍の傘下で安寧を保っていた国が「EU離脱=EU軍を離れる」ことになるのは、EU参加やEU離脱がこれまでの意味合いと異なってくる。

EUに参加することは、EU軍の庇護下に納まることを意味する。
EUに参加しないことは、EU軍と対立する可能性を意味する。
EU離脱は、EU軍から離れ、自国で防衛と安保を担うことを意味し、かつEU軍との対立の可能性を持つ。


EU軍は、ロシアやアメリカへの脅威への備えとして創立されるのだろう。
しかし、EU軍そのものが、世界にとって脅威となる。

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