カバと思ってたらサイ

両親を見送って1年。終活って残された人のためにちゃんとせにゃ。と実感つつ、両親を送るまでの日々を時系列に綴っていきます。

疲れた身体で走れない

2023-11-09 09:42:45 | 日記
八朔です。

新しいスケジュール帳を買いました。書き写しながら、スケジュール帳を最初から最後まで統一して丁寧に書ける人は10人に何人いるのだろうか。と思い巡らす秋の夜。今年こそ。


さて。

空き家になってる実家の話です。
生まれ育った家ですが、もうここに誰かが住むことはないんだろうなー。
家は人がいないと途端に湿気るというか、空気がよどみます。

ボケはじめたころに母が買い込んだ大量のトイレットペーパーも袋に入っているのにしっとり角が丸くなってます。
ウェッティー。

冷蔵庫には買い込んだチンすれば食べれる高齢者シリーズみたいのがギッシリだけど、霜もスゴいし。
もはや、誰も食べない。食べれない。

土鈴やこけしが大量にのっているピアノ。もはや、鍵盤は下がらないと思われます。てか、蓋があくのだろうか。
電話してチョーダイのところに電話する勇気もない。

母の部屋の衣類もところどころにカビが。。。
母の銀髪アデランスイブをかぶってるプーさんも怖いし。見ないようにする。

「大事なものや避難するときのものをまとめたのよ」と聞いたことがある林間学校用に買った大きいリュックサック。
これは、背負っても立ち上がれないだろ。母よ。
縄とかトンカチとか入ってるし。
避難民というより殺人者。

こういうのを全部片してもらうのって、一体いくらかかるんだろうか。

メルカリとかで少しでも換金できたらいいんだが、やり方がわからない。
めんどくさい気もするし。

また今度でいいや。
みたいにして、どんどん先延ばしにしがちな実家の整理。

空き家問題が取り沙汰されてるけど、片す人間が中高年で疲れてるからというのもあると思う。

中高年実家整理助成金みたいのを出してください。なんとかメガネさん。

そのお金で業者頼むから。






母のへそくり最強

2023-11-08 09:28:32 | 日記
八朔です。

日が落ちるのが早くなりました。5時前で充分に暗いので、職場の窓から「もう帰りたい」とホームシックになってます。で、ホントに帰る時間になると飲みに行くという悪循環。


さて。

母と比べて、身体のあちこちが悪い父は、心臓の為にシャントいれたり脳梗塞になったりと老健から運ばれて入院することが、何度となくありました。
老健は場所を取っておいてくれないので、入院のたびに退去となります。
退院する時にそこが空いてないと別の施設を探さないといけないのでいつもドキドキしました。

ただ、リハビリ施設である老健は、継続して半年いると「出ていけモード」に入るので、図らずも出たり入ったりだった父は、1年半くらいはそこで生活できました。
入院で出ると、カウントが0になるようで。
聞くと裏技で提携の病院と定期的に行ったり来たりで老健に居続けるということをしている話もあるそうです。

その点、母のいる老人ホームは国がやっているところではないので、入院しようが部屋は取っておけますが、当然部屋代がかかります。
食べてもいないのに食事代まで取られます。
いや、そもそも胃ろうだから一回も食べてないんですけど~。という話なんですけどね。
(ちょっとだけ値引き的にはなってるけどさ。けどさ。)

そんなことで、母が体調崩して入院になると入院費用と通常のホームの費用がダブルになって、その上に父の老健費用でしょ、と。

えーとえーと。
途中で計算を放棄しました。
メンタルのために。








限界ラババー

2023-11-06 09:25:33 | 日記
八朔です。

三連休はスイカとカボチャを作って終わりました。月曜日からスタートの三連休明けはつらいです。


さて。

胃ろうになってしまった母の話です。
今までのサ高住では、胃ろう対応していないので退院後に入る施設を探すことになりました。

胃ろうはお腹に穴を作ってそこに直接必要な栄養を食事のように時間を決めていれます。
胃は消化活動するけれど、口から入れないので味は楽しめなくなるし、咀嚼しないため脳の動きも落ちるのでまた少し遠くなっていく気がして寂しいです。
でも欧米風は無理っ←まだ言う。

栄養を入れるのと痰の吸引があるので24時間看護士が常駐している老人ホームを探しました。
老人ホームは金に糸目をつけなければ色々ありますが、糸目はあるので我が一族の限界値で探します。
携帯の広告が介護施設だらけになる日々。

大手の介護施設で名の知れたNホームに看護士常駐のところを見つけて、見学に行きました。都内だけど駅から遠いので車で行かないと無理だなー。とか思っていたのですが、待っていた担当者が
「前にお会いしましたね。」
「え?」
「僕が前にいたF市で見学にいらっしゃった八朔さんですよね
と。
確かにそこの施設は最初に施設を探した時に行ったことがある。
でも3年近く前なのによく覚えてるなー。
そんなに印象に残る奇行でもしちゃったか。と不安になる。

なんとなくその頃のことを思い出して、もっと重篤な感じになってしまった現状を説明する。
下地があるからなんとなく話しやすいのもあって、
「ここでいいか」気分になり、
「ここでよくない?」と妹に。
「いいね。
即決姉妹。
考えてもわからないことはフィーリングよ。

ちなみにサ高住ではモロモロ入れて月25から30万でしたが、今度の老人ホームは月30から35万になりました。

もはや、限界値(;´゚д゚)





リタイアしたらずっと暇

2023-11-04 10:51:42 | 日記
八朔です。

三連休いかがお過ごしでしょうか。私はどこかに日帰りで行こうかなんて検索して1日終わりました。このまま検索して3日終わりそうです。


さて。

父と母ですが、入院のタイミングで別々の施設になったまま離ればなれに暮らすようになっていました。

もともと、父はずっと単身赴任で家にいなかった人でした。
子供の頃から母と妹とほぼ三人暮らしで、私も妹も独立して出て行ってからは母一人暮らしで趣味を広げて油絵やったり水泳やったりとのんびりしていたようです。
父が定年退職して戻ってから、はじめて二人暮らしをはじめたような夫婦で
父は
「ママの迎えにいかなきゃ」
と、趣味には参加しないが、迎えにはくるという母の回りをうろつく男になっていました。
「パパもなにかやればいいのに」
「俺はママが趣味だ」
きもっ。

男は老人になってから1から趣味をはじめたりはしないものなのか。
仕事がないと、やることなくて、妻に執着するのかねー。
我々も老後に何かできることを準備しとかなきゃと妹と飲んで話した記憶があります。
己の無趣味に気づいて焦る姉妹。

ま、そんなママ趣味の父なので、
「会いたいなー。元気にしてるか。」
と言うので、外出届を出して車で母の施設に連れて行ったりしました。

母の方も娘の名前は呼ばなくなっていましたが
「パパ」
とは言ってたので、なんだかんだといい夫婦だったのかも。

母のサ高住は新築で個室だったので
「きれいで広いなー」
自分とこの老健とだいぶ違うのが気になっていたようで。汗
ただ、父は病歴が結構あるので、ここでの受入れは無理でした。

一緒にはさせてあげたいけど、一緒にできるところをまた新たに探して、二人分の手続きをする時間を考えると無理。
とりあえずはたまに会わせるから勘弁してちょ。と、いうのが限界だったなー。

そのうちコロナで普通の面会も無理になって、父と母が手を触れあえたのはあの時が最後だったと思うとしんみり。


ジジイ戦争

2023-11-01 19:50:21 | 日記
八朔です。

スイカゲームてのが流行っているようで気になる。見たところ、単純でたいしたことないように見えるのに何で流行ってるんだろう。
今、期間限定でスイカがカボチャになるらしい。
ますます、気になる。
購入する断崖絶壁にたってます。
多分明日は買っている。


さて。

今回は父の話です。
老健には一応かかりつけ医みたいのがいて、時々診察というか様子を見に来ます。
ま、変なら救急車を呼ぶだけで何かを治したりしてくれる医者ではない現役引退したシルバー人材医者。

これがうちの父と反目しあうようで。

ちょっと院長の回診ですーみたいな扱いをされたいジジイ医者に、「用はない帰れ」とか言っちゃう我がジジイ。
なにーっ。フガフガ
慌てるスタッフ。o(T△T=T△T)o

言うだけ言って、その足で若いスタッフに「よう」とか声かけに言ってるそうで。
忙しいスタッフに「用はない、寝てろ」っていわれたら
なにーっ。フガフガ
になるくせに。

この一部始終をきいて
「ホントにすみません。ジジイ医者によろしく」
くらいのフォローしか出来ないわけよ。
すみませんすみません。
あとはよろしく。

昔の男は社会的地位があったから、いつまでも偉そうなんだろうなー。
その点、女は、うまく「先生、理髪されたのね。ステキですよー」とか、ハゲになんのおべんちゃらだみたいなことを言ってるし。スゴい。

長生きするのが女なのは、ちょっとわかる。