道を歩む者のブログ

空手道大誠館での学びを糧に道を歩む者のブログです。

ざんねん

2020-03-23 13:03:00 | 日記
世界的なコロナウイルス感染症拡大で皆さん何かとご不便な事と思います。北海道内でも緊急事態宣言が解除された後も、感染者が日々報告され、まだまだ気を付けなければなりません。
子どもたちも臨時休校で、外出もままならない状況ですが、感染拡大を防ぎ、1日でも早く収束させるためにも、今は我慢の時期です。
大人が出来る事は、リスクを少しでも低くする努力をして、子どもたちに指導することしかないと思います。

様々なイベントが中止になる中、学協会ではオンラインでの学会開催も行われています。3月15-16日、函館で開催予定であった「ロボティクスシンポジア」はいち早く現地開催を取り止め、Zoomを使ったオンライン開催に切り替えました。当初プログラム通りに全ての発表が行われ、参加者からも大好評と、成功裏に終えられました。


我らが大誠館でも「オンライン空手指導」という画期的な取り組みがなされ、これは世界に誇れる事だと思います。


そんな中で、K-1が埼玉県の自粛要請を振り切って開催されるという大変残念な事が起きました。
いまやる意味は大人の利権以外何もなく、格闘界へのイメージは相当に落ちたのではないでしょうか。
格闘家や来場者は体力のある方々で、感染したとしても症状は出ないかもしれませんが、無感染症キャリアを増やして、街にばら撒く可能性もあるのに、なぜリスクの高い集会を開いたのか…主催者は何も答えられないでしょう。

押忍の字は何処へ行ったのか…
いまは忍ぶ時期で、武道に関わる者が見本を見せる時期ではないのか…
同じ武道に関わるものとして、本当に残念でしかありません。

青森ジュニアロボコン

2020-02-08 19:40:00 | 日記
今日は青森県六ヶ所村での第21回青森県げんねんジュニアロボコンの審査へ行ってきました。
心の師匠、ジュニアロボコンの生みの親、下山大先生からお誘いを受け、今年で16回目の審査、審査委員長を拝命してから6回目になります。

実は青森県は人口あたりの少年少女発明クラブの数が日本一なんですよ!
今年も子ども達の素晴らしいアイデア盛り沢山の大会になり、観てる方もワクワクしっぱなし、あっという間の1日でした。

空手でもロボット作りでも、何か熱中できる事があれば、子ども達も横道に逸れませんよね。
下山先生が25年くらい前に八戸三中でロボコンを始められたのも、それがきっかけと伺っています。問題児が多い中、何かに熱中できることを作ってやれるのが教師の役目だと、熱く語っていらっしゃいました。
その後、中学校の技術の教科書にロボコンが載ったのも、国際ジュニアロボコンが日本で開催されるようになったのも、下山先生の成果です。
残念ながら数年前に他界されましたが、今でも下山イズムは全国に広がっていますよ。
今日も天国から見守っていてくれたんだろうと思います。









宮崎師範コース

2020-02-07 09:41:00 | 日記
昨夜は宮崎師範コースでした。
いつもの一般部と違い、40代以降の空手を愛する人々の集まりで、宮崎師範の倒す空手を教えていただいています。
昨夜も左ミドルを中心に、みっちり1時間半、準備運動入れると2時間半、稽古させていただきました。
40過ぎて体を動かしたいなという方々、ぜひ大誠館で日常にはない時間を過ごしませんか?
空手をはじめ武道で培った身体能力は、高齢になるほど日常でも大切だと、人間工学の視点からも考えます。



「左ミドル ナイスミドル」洒落もきいた楽しく、ためになる宮崎師範のブログも是非ご覧下さい。



切磋琢磨

2020-02-02 13:10:00 | 日記
昨夜の大誠舘一般部の稽古は首相撲、膝蹴りの稽古でした。


一般部は中学生から上は50代後半まで、親子以上に離れた年齢層が混ざって稽古しています。スパーリングではこの春大学生になるケンちゃんとも。普段は交わることのない人たちで、互いに刺激を受け合い、切磋琢磨できるのは、とても良いことですね。


切磋琢磨と言えば、一般部の前に、この春に黒帯審査を目指して稽古しているユウマに、その前に黒帯になったリクとヒミカが型を教えていました。
こうやって仲間同士が助け合い、互いに磨きをかけていく、素晴らしい姿におじさんも感動しました。


来週の稽古も楽しみです。押忍

卒業

2020-01-26 07:57:00 | 日記
昨夜の稽古はアキノリ君のラスト稽古でした。今春、大学入学するということで、一旦、大誠館を卒業することになりました。


年長から空手を始めたきっかけや、彼の空手に対する熱い想いを若者らしく語ってくれ、おじさんも思わずウルっときちゃいました。
4月からは大学生、人生とは常に学びの連続ですが、大誠館で培った体力、精神力で、貪欲に謙虚に学び続けてもらいたいと思います。

卒業と言えば、いま大学では卒業論文シーズンです。
先日も博士の学位審査が行われ、私の研究室からも4人の博士課程学生さんが公開論文審査に挑みました。

10数名の教授を目の前にして、3年間の研究成果を発表する訳ですが、中々に緊張します。この学位審査を経て、3月には「博士号」という黒帯を授与されるのです。
博士に段位はありませんが、もらいたてはもちろん初段。これからの研究者生活で見えない段位を上げていって欲しいと思います。

昨夜の稽古は移動稽古、ミット稽古、そしてコウキ師範代とのスパーリングで締めさせていただきました。久しぶりの10秒ラッシュ。幸せな時間です!