SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

くじらねこ 最終回予告

2004-11-10 03:55:11 | くじらねこ
7月から発表してるんですがね、なかなか終われなくて・・・。
推敲して打ちこむだけなんですが、それすら、出来ない。
時間はたっぷりあるのに。
とりあえず、この話を閉じないと、先に進めない。
先に進もう。
次は、「あるペンギンのお話(仮)」が待ってる。

また会えるかな?

2004-11-10 03:38:30 | 
さて、いつになったら会えるのでしょう。
しばらくお会いしてませんね。
どうしたらお会いできるのでしょう。
わからないのです。
なにか、合言葉か暗号のようなもの、あったかしら。
呪文、だったかしら?
為す術もなく、ただぼんやりしております。
以前はもっと気軽にお会いできたように思います。
どうしてしまったのでしょう。
なぜ、忘れてしまったのでしょう。
大事にしていたはずなのに。
いつのまにか、指の間から零れてしまった砂・・・。

あなたは私に愛想を尽かしてしまったんでしょうか。
こんな私のていたらくに。
教えてください。
何がいけなかったのかしら。
わからない、何もわからない。
何がわからないのかも、わからない。
わからないってことすら、わからない。
わからないことは、いけないことでしょうか。

確かに、考えなきゃいけないこと、やらなきゃいけないこと、
後回しにして、知らない振りしていました。
ヨワムシ・・・。

死ぬまでわからないんです。
ひょっとしたら、死ぬる間際にわかるのかもしれません。
「嗚呼、そうだったのか・・・」
と。
気付くのではなしに、はっきりわかるのです、きっと。

かなしいことに、私達はわからないのです。
本当です、嘘なんて吐きません。
わからないのです。
ホント。
笑っちゃ、いけません。

はてさて、どこへいってしまったのでしょう。
探しているのです。
どうしたものでしょう。

また会えるかな?

(11/10 記事再掲)




アルバムの言い訳

2004-11-10 03:35:29 | 
「アルバム」は7月に3回に分けて発表したものなんですが、今回改めてまとめてみました。
これは、コメントがひとつも付かなかった名作です。
これに、どうコメントを付ければよいのか、私もわかりません・・・。

これを書いたきっかけは、子供の頃の記憶です。
ある時、アルバムをめくるみたいに、記憶の断片が写真のように浮かんできたんです。
つらつら書きとめていると、興にのってしまい、すらすら書けたんですが、自分としては思い入れのあるものなんですが、人が読んでもなんのこっちゃ?ですね。

子供の頃の記憶のかけら、みなさんにもありますよね。
幸せの風景、思い出したくない記憶、いろんな写真の貼ってあるアルバム、お持ちでしょう?





アルバム

2004-11-10 03:04:09 | 
ひきがえるがお出迎え

「おいで」と、とんぼは、のたまう。

解法、介抱、快方

ねこの後をついてく。

ろうせき

笑う(楽しげに)

返し忘れた本

川沿いを歩いていると、りんごが流れてくる。

もぐらさんの亡骸

オオイヌノフグリ、むしゃむしゃ。

その音は必要がない、とかなんとか。

傘が、ない。

トンネル・・・、転々と転がるボール

もういない

10月だというのに、セミが鳴く。

仮死コウロギ

窓辺で、ひとり、想う。

流れ着いたのは、ショッピングセンター

ペンギンとすれ違う。2羽の内の1羽がなにか呟いた。

目を、こする。

歯が、欠ける

こたつ、こたつ

流刑

汗が落ちた

「さあね」とひきがえるは言った。

傘、さす。辺りを見渡せない

月は、スポットライトのように

ワインを自販機で買うような・・・。

ミュート

ねこも、なにか言った


動物園に行きたい

2004-11-09 15:35:02 | 偏愛
行きたい、行きたい。
行ったら、とりあえず一回流して見てまわりますね。
そしたら、もう一回見たいトコに行ってじっくり楽しむ・・・。

あ、それは、美術館行った時でした!

でも、好きな動物ってやっぱりいて、
ペンギンと
あとは、レッサーパンダなんですよね。

レッサーパンダ、好きなんですよね。
可愛い顔して、けっこう獰猛だったりするんですよ。
でも、やっぱり、カワイイ・・・。
あいつ、ただただ、ずっと同じトコ歩き回ってるんだけど、それだけでいい。
なんか、和む。
一見、なに考えてるのかわからない動物ってのが、好きなんですね、きっと。
なに考えてるかわかる動物ナンテ、いませんけどね・・・。

天才は何処に?

2004-11-08 02:33:42 | 
いや、つまらないことかもしれないんですが、

天才っているんでしょうか?

なんだか、巷には天才が溢れていますが・・・。

天才って言葉の濫用には、目を覆うものがありますね、

なんて知ったようなこと言ってみたり。

あなたにとっての天才は、どこにいますか?

いろいろあって、当然なんですが、ちと気になるんです。

なんででしょうね。

天才論、なんてのもありますよね。

みんな、天才を待っているんでしょうか?

天才が好きなんですね。

愛しもするし、また憎むことも甚だし・・・。


ドナルドダック

2004-11-08 02:11:11 | 偏愛
誕生日がね、同じなんですよ。
6月9日
だからという訳でもないんですが、好きなんですよね。

いつも、ソンな役回りじゃないですか。
ついてなかったり、いたずらされたり・・・。
で、いつも怒ってる、イライラしてる。
ひどく共感してしまうんですよ。
で、そんなことすぐ忘れて、調子に乗って、また失敗する。
たまらないですよね。
自分見てるようで・・・。

タワレコ!タワレコ!

2004-11-06 14:04:32 | 
というわけで、渋谷のタワレコが大好きです。

1階をまず、うろうろして、5階に上がり、ジャズチェック。

そのあと、3階で洋楽、2階で邦楽をそれぞれ見回ります。

で、各階一枚ずつ購入。

「Kind of Blue」 マイルスさん

言わずとしれた、人類の財産です。いつのまにかなくなっているので、

何度も買うはめになります。

「Sun Shine」 ルイフィリップ

これも、いつのまにかなくなっていた・・・。

知ってる方あまりいないと思うんですが、いいですよ。

お店で一番聴いているかもしれないです。

飽きない!歌いながら仕事してマス。

どこかで試聴してみてくださいね。ぜひぜひ。

「FREE SОUL the classic of 70's MОTОWN」

マーヴィンゲイが好きなんですよ。

「Mercy Mercy Me」で蕩けます。

60年代と70年代が2枚ずつ出てるんで、これを機にモータウンを

知りたいな、と。



たまには、ワイン

2004-11-06 13:44:56 | 
ドイツワイン大好きです。

最近はご無沙汰しておりました。

ええと、「ボルンハイマー アーデルベルグ アウスレ-ゼ 2000」

ですか。なんのこっちゃです。アウスレ-ゼですから、とろり、ですよ。

なつかしい香り、甘い匂い、蜜の味。


太宰さんはいつの日にか、お札になるのか?

2004-11-04 04:08:33 | 太宰
なるわきゃないですよね・・・。

今日、初めて新札を見ましたが、

樋口さんは、あれは、どうなんでしょうか・・・。微妙。

野口さんは、いいと思います。

でもなんだか、きらきらしてて、おもちゃみたいですよね。

で、太宰さん。

お札になりますかね?

頬づえついたやつか、「ルパン」のやつか・・・。

個人的には、三鷹の自宅で撮ったやさしく微笑んでいる

写真がいいなあ。

10万円札とかどうでしょう?

裏には、月見草?岩木山?

彼の浪費癖にあやかって・・・。景気がよくなるかもしれない。

そのお札を手にすると、どうしても使いたくなちゃう、とか。

それとも、硬貨なんてどうかしら。

50円は?

穴が空いててスイマセン、とか。

1000円玉を作るとか。

硬貨だと、すぐ使っちゃいそう。

下らないですね。

調子に乗りすぎました・・・。

「くじらねこ」をあなたに捧げる 

2004-11-02 04:01:40 | くじらねこ
たまには、ひとりで珈琲を、と思って、あの店に入った。

随分ご無沙汰してしまった。

マスターと目が合って、

「や、どうも」

なんて、しどろもどろの挨拶、マスターはニヤリと笑った。

カウンターの奥では、くじらさんが、珍しく珈琲を啜っていた。

「あ、くじらさん、くじらさん、お元気で?

 先月は忙しかったんじゃないんですか?」

「ああ、たけさん、忙しいからね、ここに来てしまうのですよ。

 私は、先月、フィリピンの方に行ってましてね。」

「そうですか、天気予報を見るたびに、『くじらさん、大変だろなあ』て

 思ってましたよ。」

くじらさんは、うふふと笑いながら、持っていたコペンのハイハンドルを

見つめている。

マスターが、やや低めの温度でマンデリンを淹れてくれた。

ゆっくりと、ゆっくりと、香りが広がる。

ひつじさんはお休みのようで、エヴァンスの

「Medley:Spartacus Love Theme / Nardis」が流れていた。

ひとくち。

濃厚で、とろりとした液体が流れ込む。

ふたくち。

芳醇な香りと心地よい苦味が、やさしく味覚を揺り起こしてくれる。

舌にばかり集中していたら、メドレーはいつのまにか「Nardis」に

変わっていた。

ひとつの感覚にココロを集めず、放心したように、「今ここ」に

身を任せていたら、ふっと、身が軽くなったような気がした。

「・・・ねえねえ、たけさん。」

「ぁっ、は、はいっ?!」

くじらさんに呼び戻された。

「明日は、晴れるよ」

「?」

「あの公園で、蒼い空を眺めたいでしょう?」

「あ、ああ、そうですね。そうです。眺めたいですね、ハイ。」

「うん、明日は、晴れだ。」

「ええ、明日は、晴れ、ですね。」





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