そういえば、すぎちゃいました。
ちょっと油断していたら、忙しくて。
入り大豆を『鬼は外 福は内…』といいながら巻いていた…
わたしは、家がよごれるから、ネズミが入るからやめて!
と怒られたものです。
現実的ですね。
柊鰯(ひいらぎいわし)ってしってますか。
そうそう、門口に飾るやつです。
柊(ひいらぎ)の小枝、鰯(いわし)は焼いた塩鰯の頭を飾ります。
まだ、日本でそういう風習が残っているところがあるのでしょうか。
あったら、みてみたいなぁ。
柊(ひいらぎ)の葉っぱってトゲトゲでしょう。
それが、鬼の目を刺すから、門口に飾れば、鬼がこないんですって。
塩鰯(いわし)の頭を焼いたら、煙とにおいが嫌で鬼が来ない…
ところで節分は季節の変わり目です。
その季節が変わる前に鬼を追い払おう!
それが、節分なのです。
鬼=邪気=陰(おん)=隠(おぬ)
この世のものとは思えないもの、見えないもの
というわけで、
災害や疾病の仕業は鬼の仕事と考えられていた昔。
それじゃぁと鬼退治をしようじゃないか。
豆をまこう!ってことになったのです。
その昔、鞍馬山の鬼が都を荒らしたのに閉口した人たちは
そうだ豆をまこう!
しかも炒った豆だ!
炒った豆→射った豆→ 豆で鬼の目を射ぬこう!
という気持ちが込められていたようです。
まいた豆から芽がでたら、縁起が悪いので炒るという説もあります。
ま、とにかく、一年の無病息災を祈る節分にふさわしい故事ですね。
じゃ、だれが豆をまくの?ってことになりますね。
本当は家の長、課長、いえいえ違います。家長。もう言わなくなっちゃいました。
だいたい、お父さんですね。家の代表者や年男や年女が
豆まきするのが一般的でした。
いまは、だれかれとわず、まいていますが。
え、やっていない。
わたしも忘れちゃいました。
そして、
この節分の日は、旧暦の大晦日。
年が明ければ1歳年をとりますね。
だから、豆まきが終わったら…
(自分の年+1つ)の数だけ炒り豆を食べましょう。
豆を食べれば、
丈夫になって、風邪をひかないって言われています。
医学てきには知りませんが
『豆に働けるように、たんとお食べ!』
とよくおばあちゃんが言っていたのを思い出します。
恵方巻きは、お寿司ですが…
風習というより…なんとなく、商売の色がつよいですが。
やっぱり、関西ですから。
商いには飽きない…
おあとがよろしいようで。