
南蔵王の「馬ノ神岳」山麓の標高830m地点で、太いブナの木に群生しているツキヨタケを見つけました。下から3m位の高さまで、幾重にも重なる見事な群生ぶりでした。
大きいのでは、20cm位はありました。あまりにも見事で、思わず採取したい気持ちになりますが、日本のキノコ中毒の約半数がツキヨタケによるものだというから怖いですねぇ。
ツキヨタケは、夏から秋にかけてブナやナラなどの広葉樹の枯れ木に群生するハラタケ目キシメジ科のツキヨタケ属に属するキノコの一種とのことです。
名前のとおり、裏側のヒダが幻想的な緑色に発光するそうですが、夜じゃないとみることができない難点があります。闇夜の山は、熊の出没などキケンがいっぱいですからね。