知らんと怖い会話

今日も、ワシャワシャやっております。
朝は、ひょうたん君と　機械加工された銅への彫刻をしまして、
ひさしぶりやからか、昨日休んでハイキングしてたせいか、ひょうたん君がボロボロで・・、
何とか、うまい事いきましたが・・やれやれです・・　(T_T)

　　　銅への彫刻

工場はあいかわらずの修羅場な状態で、時折・・爺さまらの怒号も飛び交うような・・。
喧嘩ではないのですが、耳が遠い者が多いし、加工の音がガシャンガシャンとうるさいうえに、
専門用語みたいなんが、エライことガラ悪いので　知らんとビックリな感じですにゃ　(-_-;)

例えば、溶接の高熱で鉄が歪み、形状がゆがんだ時などは、

　「どついて、しばいて、直せ。」

叩いてもダメな歪みを、ガスの火であぶって直す時などは、

　「言う事聞かんかったら、やいと（お灸）したらどうじゃ。」

バネ鋼などに、高熱を加えて硬度を強める場合などは、

　「シャンとするように、焼きいれたら、どないじゃ。」

・・と、知らんかったら、子供なんか泣いてまうような、会話ですわにゃ　(-_-;)

　　

昔々の今よりも、もっともっと何も知らんかった頃、ちょっちビビッた会話がありまして・・。

　「そこらへんで、殺しといたらどうじゃ・・。」
　「ここでは、アカンやろ。」
　「ほな、あそこらで、殺すか・・。」
　「せやなあ、やってしまおか。」

・・？・・何を言ってるの？・・・みたいな台詞ですが・・　(+_+)

ボルトなどを入れてから、ネジが緩まないように、熔接で止めたり、ネジ穴をつぶす時とか、
複雑な形状で、熔接などが難しい部分や、袋状な構造を固定する時とか・・。
そんな時に、よく爺さまらが言う・・専門用語というか・・。

知らんかったら、怖い会話や・・ですにゃ　(-_-;)

　　

とにかく・・ワシャワシャの毎日。
製作してて何かあったら、今ではヤカラ係となったわしも・・呼ばれますにゃ。

　「うまいこといかん、歪みがあるでえ、どないする？」
　「図面も悪いし、コレが限界やろ。」

とか、結論ださなアカンようなこんな時に、わしが呼ばれたりとか・・。
昭和のイケイケでは通らない、今の品質保証の検査が、各お客さん皆、厳しい時代です。

　「もうちょっと、しばきまくって、どついたらええやん。
　　どつきまわしてもアカンかったら、焼いてしばかな、しゃあないやん。
　　ちゃんとせな、工場がやばいでえ。」

　「後でガタガタいわせんように、そこで殺さなアカンわな。
　　思い切って、やってまえば　ええねん。」

・・って・・わしも、いつの間にか、こんな会話しちょったりして・・。
知らん人が聞いたら・・どんなオバハンや・・って、思うやろにゃあ　(-_-;)

　　

季節は秋から、寒い冬へと変わっていってます。
写真はおたふくさんで、兵庫県の養父神社だそうです。
キレイな紅葉・・良いなあ・・。
　　
季節は変わるし、時代も変わっていきますが・・。
ワシャワシャの日々で、スチャラカな毎日ですが・・。
わしや爺さまらも、工場も、皆・・良いように変わっていけたらですにゃ　(ToT)/~~~


明日も超ワシャワシャ　
更新サボっても心配せんでにゃ　(^^ゞ