Shincheの屋根裏部屋

by宮大好きアジュマです。

韓国あれこれ4 相手の呼び方2011/2/22(火) 午後 5:59

2022-02-07 23:41:44 | ヨルゴン☆アジュマ
真剣な交際も順調に進んで愛を育み始めます。
其処でお互いの呼び方についてお話します。

あ、その前に一般的な呼び方について少しだけ☆

前回も書きましたが、韓国では苗字の数がとても少ないので
名前は必ず苗字と名前をセットで呼びます。
苗字だけで呼ぶのは大変失礼に当たると聞きました。

また、ジフニ達もNG集やインタビューで話していましたが、
年長者には苗字や姓名に선생님(ソンセンニム)先生とつけて呼ぶ事も有りますし、
선배(ソンペ)先輩とつけて呼ぶ事もあります。

他にも前の役職名、例えば회장님(フィジャンニム)会長様とか
사장님(サジャンニム)社長様と呼ぶ事もあります。

また名前を知らないお店の人とか親しいおじさんを아저씨 (アジョッシ)
おばさんは아줌마(アジュンマ)と呼びます。

では恋人同士の呼び方については具体的に書いた方が判りやすいので
ウリ♡ジフニ&ウリ♡ウネの場合で書いてみます♡

初対面の時は주지훈씨(チュジフンシ) &윤은혜씨(ユンウネシ) だったのが、
ちょっと親しくなって지훈어빠(ジフンオッパ) &은혜씨(ウネシ)になり、
愛を感じる頃には어빠(オッパ)&은혜야(ウネヤ)、은혜(ウネ♡)となります♪♪

昔は結婚する時に呼び方を改める事が多かったのですが、
今は結婚後も若い夫婦はオッパ&ウネヤと呼ぶ事も多い様です
ただ人前ではヨボとか年配の夫婦はタンシンとか旦那さんをヨンガムと呼びます

子供が生まれれば最初の子供の名前、
例えば家のシンチェの場合で言うと第一子はジンなので
ジン아빠(アッパ) ジン엄마(オンマ)とお互いを呼びますし、
他の人もジン아버지(アボジ) とか、ジン어머니(オモニ)と呼びます。

結婚して子供が生まれると윤은혜씨とは呼ばれないで
ジンオンマとずっと呼ばれる事になるのです。

ただ、その場合どんなに男児が優遇されていても一番最初に生まれた子供が女児でも
その名前で呼ばれるのです。
もし次に長男のジヨンと言う子供が生まれたとしても
ジンオンマはずっとジンオンマでジヨンの幼稚園とか学校の参観日に行ったとしても
ジヨンオンマではなくジンオンマと呼ばれます。

ただ、それが凄くかわいそうな場合もあります。
不幸にして最初の子供が亡くなった場合、居ない子供の名前で呼ばれるのは
親としてはとても耐えられませんよね
あるドラマでは何年か経ってから残っている子供の名前を使っていました

ではでは、話を戻して、

盛大でドラマチック?なプロポーズをする前でも
結婚しようと思ったらお互いが交際している事を両親に話します。

日本では今は憲法が変わって両性の合意のみで結婚が成立すると
記載されていますが、戦前は結婚は家と家の結びつきだと考えられていました

同じ様に韓国では今もまだ結婚は個人のみの感情だけではなく
家と家の結びつきであると考えているので、
相手の人柄だけでなく家族の事についても詳しく聞かれます。

そしてせっかちなお国柄も手伝ってお互いの家族の食事に招かれて
どんな相手なのかをじっくりと観察?されます。

この時、手ぶらで行くなんて絶対にダメ
必ず家族の好みを聞いてお土産を用意します。
この時のお土産がどう言う物だったかは後々の生活に大きく影響しますので、
出来るだけ頑張ることをお勧めします♪

勿論果物は必須アイテムです。
食後の果物を欠かせないお国柄ですから。。

双方の家で個別に食事をしあって家族の許しが出たら
結婚の話しが急ピッチで進みます。

この段階ではまだ正式には婚約していませんが、
お互いに家族同然の付き合いが始ります。

だから相手の家族の行事には当然出席する事になります。
未来の長男の嫁ともなれば冠婚葬祭への出席は義務だそうです♪♪

プロポーズはこの間に盛大にして貰って(笑)
二人の間で婚約した後、家族同士で顔合わせをします。
昔は婚約式をしたそうですが、今はソウル市内ではあまりしないそうです。

婚約した両方の家族が一同に会してお互いの家族を紹介しあい、
その場で結婚についての細かな事を決めます。

大抵の場合、家は男性側、家財道具は女性側が用意します。

家を用意すると言ってもソウル市内で買うとなると相当な金額を要するので、
借りる事が殆どだそうです。

長男ともなれば今でも同居を望む両親も居ます。
嫁は息子の物というより姑の嫁という様な感覚がまだあるので
義母に気に入られる嫁で無いと一生苦労するようです。
それに舅の面倒は嫁が見るものだと決まっているのだそうです

最近は核家族化も進んできて、長男だから同居とは限りません、
大抵は両親の近くのアパートで暮らす事が多い様で
嫁が一番好む姑はアパートの管理人にオカズを預けて部屋に上がらない
姑だそうです(笑)

韓国の姑は突然、連絡もなしに部屋に来ることが多いそうだからです。

逆に姑が一番喜ぶ嫁は先生をしている嫁だそうです。
それは見栄や世間体を特に重んじる姑にとっては
学歴があって尊敬される職業の先生をしている嫁を
貰えた息子を自慢に思えるからです。

韓国では公立の学校が大部分を占めるので、
教師は公務員である事から定年まで安定しているし、
大抵の場合給料も良く定年後も年金が貰え、
日本とは違い今でも尊敬される職業なのです。

また韓国では「先生の日!」と言うのがあって
大きな声では言えないけれど、
先生には保護者から色んな贈り物が届けられるのだそうです。

それが子供の両親には大変な負担だけれど、
皆がするのでしない訳にいかないと
先生が仰っていました。

そういう事もあって姑も普通なら嫁だからと見下すところを
家事育児も喜んで引き受けると言う話を聞きました。
全員がそうではありませんがそういう事も有るようです。

で結納に関してや結婚式の場所や招待する人数などを取り決めます。
ただ、結婚式の日取りに関しては新婦側が主導権を握ります。

それは結婚=子孫を残すという観点から、
なるべく早く子宝を授かる様に女性の体調を考えての事だそうです。