卵と私の日常サタン事

認めたくないけど…
金銭に余裕がある時は
ストレスも比例してたまって…
貧しい時は…何だかんだ楽しいwww

いささか違法な事柄が出てきますが…すべて時効を迎えております…(;^ω^)

2021-11-18 08:47:14 | 日記



高校に入学したての頃です。

定時制高校でしたから…

昼間は働いて

夜に登校するんです。



そんな訳で

帰りは深夜(23:00)になるんです…

ま、そんな時間ですからね

交通の手段がないんですよ。



通常ならば

自転車で通学していたんですが

たまたま

50ccのバイクを手に入れまして

ま…

免許は

手に入れてなかったんですけどねw

夜中にネズミ捕りは…してませんから♪

でも親にバレるとヤバいんで…

家の近くにバイクを隠してたんです。



いつも同じ道を通ると目立つんで…

学校から家まで

いくつかのルートがあるんだけれども

今日はこの道…

明日は別の道…

そんな感じでした。



でもひとつだけ

嫌なルートがあったんです…

峠を越える道なんだけど

頻繁に死亡事故が起きてるんです。



見通しのいい道なんですよ…

急カーブでもない…

どこにでもある

ゆるやかなカーブなんです!



でも花束と線香が常に置かれてる…

事故多発の看板も設置されてるんです。






ある日。

登校途中に、その峠を通ってたら…

パトカーやら

救急車が何台もいるんですよ!


(うわっ!また事故かっ?)


って思ったけど…

こちとら無免許運転ですからねwww

警察官の横を

背筋ピーンと伸ばして

時速20kmで

通り過ぎましてね…

何とか事なきを得たんですがw

やっぱ気になったもんで…

その帰りも

同じ峠を通って

帰ることにしたんです。



現場は

生々しいんですよね、やっぱり…

細かく砕けたガラスだか

プラスティックだかが

散乱してましたし

道路には擦れた痕とか

何かを洗い流したであろう跡とか…

まじまじ観察する訳でもなく

ただ普通に

通り過ぎようとしたんですよ。



ザッシャー



コケたんです!

おかしいんですよね…

確かに現場を見てはいたけど

そんなわき見運転でもなかった…

あくまでもカーブですから

そんなにスピードも

出していなかった…

路面は濡れてませんでしたから

スリップした訳でもないんです…



タイヤ…



前輪です!

バイクの前輪のタイヤが

真横にひっぱられたんです!

それで地面に放り出されたんだ…



例えばね

ものすごい急なくだり坂で

ハンドルが利かなくなることが

あるじゃないですか?

あんな感じで

急にタイヤだけ

持っていかれたんです!

バイクのエンジンも停まって

峠の頂上で

ポツーンと独りぼっちですよ!


(何だったんだ…今の?)


って思いつつも

まぁ

スピード出してた訳じゃないんで

ちょっと

ズボンが汚れたくらいで

済んだんですよね…

仕方がないから

そのまま

バイク押して家に帰ったんです。





ウチの母親は

水商売してたもんだから…

ちょうど自分が帰宅する頃に

出勤時間なんですよね。

いつものようにバイクを隠して

玄関を開けた途端に…



『お前、どこに行った?』



母親が急に怒ったんです!

いつも似たような時間に

帰宅してますからね

とりわけ遅い帰宅

という訳でもないんですよ…



「いや…別に…」



そう答えるしかないですよ…

でも次の言葉が衝撃的でした!



『お前…事故っただろ?』



ウチの母親は

かなりの霊感があります!

母親が…

今まさに起きた事故を

言い当てたんですよ!

でも

こちとら無免許運転を

自白する訳には

いきませんからね…



「あ…ああ…(;^ω^)

ちょっとチャリで

コケましてね…あはあはあは…」



もう…

Vシネばりのメンチきりながら…



『ふ~~~~~ん?』



って…

母親は出勤していったんです。





そのあと着替えようかと…

ズボンを脱いだんですけどね…


ザクザクなんですよ!


ズボンの下の太ももが

ザックザクに切れてるんです!



縦横無尽に爪で引っかいたように…



でもね…

どう考えても

そんだけの傷があれば

ズボンが無事なのが

不思議なんですよ!

ズボンも

ズタズタになってて

いいくらいの傷なんだ…





その日の深夜…

まぁ明け方です。



身体が重い…



ぐぐぐぐぐー



ってね…

押し付けられる感じ…

自分だけ重力が違う様な

そんな感じで

なかなか寝れないんです…


それで数日間。


ズーンと身体が重いまま過ごしまして…

学校から帰宅すると

母親が待ってましてね…

言うんですよ。



『お前…何日か前

事故って帰ってきただろ?』



「え?あ…うん…」



『その時な…

お前…

血まみれの男を

おんぶして帰ってきてたぞ』



「な?え゛?はぁあぁあああ?」



『キモかったから…

怒鳴っちゃったけどさ♪』





いるんですよね…





なんでこんな

何でもない道で事故が?

って思う現場には…

その場所に縛られた

成仏できない霊が…




「へぇ〜じゃあ…(;^ω^)

しばらく身体が重かったのは…

地縛霊が

ずっと憑いてたからかぁ…?」



『いや…今も憑いてるけどな♪』



「なぬ?

お、お、お、お~い!

は、は、は…祓ってくれ〜い!」



『馬鹿お前…!

霊感が強いのと

霊を祓えるのとは…

別モノなんだよ♪』





って…

何が怖いって…

ウチの母親が

一番怖いwww





お寺で祓ってもらいました。





罰〓たまこ〓当


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