想像して頂きたい。
あなたは
街中で急な便意に襲われる。
目の前にコンビニが!
トイレに駆け込んで
ドアノブを回す。
ガチャガチャ!
開かない…
そこであなたは
コンコンコン!
ノックをする。
さて…
「なんそれ?」
えっ?
何がって?
意味がわからないって?
「こっちのセリフだよっ!」
説明しよう!
【何故ノックをするのか?】
問題はこの一点である。
そもそも
ノックとは…
面接とかで
コンコン!
(入っても宜しいですか?)
『はい、どうぞ!』
という意味合いの
行為であり…
トイレの個室を
ノックして…
コンコン!
『はい、どうぞ!』
と言われたら
恐ろしい!
いや…
わかるよ。
気持ちは良くわかる!
「あぁもれそうだ」
その逸る気持ちが
コンコンコン(入ってますか?)
になっているとね…
いや…
「入ってるに決まってるやん?」
ドアノブをガチャガチャして
開かないって事は…
入ってるに決まってるやん?
いやいや…
確かに別の可能性も
無きにしもあらず…
トイレ故障中につき
鍵をかけてある。
その可能性もある。
でもさ…
その状態であっても
【何故ノックをするのか?】
水が流れないのかも
とか
水が逆流するのかも
やら
そもそも便器が無いのかも
だの
故障トラブルがあるからこそ
そのドアは開かないのであり
そのドアをノックする事で
あなたに何の
メリットも無いのである。
だのに…
【何故ノックをするのか?】
もしくは
誰かがトイレに
入っていたとして…
気を失っていたとするなら?
コンコンコン!
シーン…
コンコンコンコン!!
シーン…
そりゃそうである。
気を失っているのだから
ノックを返せる訳もなく…
その人が
正気を取り戻すまで
ノックし続けるより
他のトイレを
探したほうが
良いに決まっている。
だのにあなたは…
【何故ノックをするのか?】
もうひとつの
最悪の可能性として…
トイレの中にいた人が
絶命していたパターン。
しかも
殺害されている。
となったら…
あなたがドアノブを
ガチャガチャして
ノックして
店員を呼んで
「ノックしたのに
返事が無いんです!」
と言い
店員がマスターキーで
トイレのドアを開け
【てててて ててて てっれ~ん!】
と
あなたが火曜サスペンス劇場の
オープニングを飾ったとしても
「あ店員さん
そのご遺体
ちょっと
どけてもらえます
う○こするんで」
とか言えねぇっしょ?
しかも
第一発見者ともなれば
警察に事情を
説明せねばならず…
『あの…ちょっと…トイレに…』
とか言おうもんなら
(ん?逃亡するつもりか?)
と思われる。
なんせ
第一発見者が
犯人である可能性が
大いにあるからだ。
『あんたそう言って…
逃げるつもりじゃ
ないだろうな?』
「ち…違いますよっ!
わ…わた…しは…ただ…あっ!」
『何だ?
あんた怪しいな?
何だか臭うな…
臭い臭い…
くっさ〜!』
「私が…やってます…」
『何だと!
キサマが
殺ってるって意味か?』
「いいえ…
今ウ○コ
漏らしてる
途中なんです…」
いくら切羽詰まっているにせよ
いや…
切羽詰まっていればいるほど…
あなたは…
【何故ノックをするのか?】
そりゃまるで
ドラマで
家に電話が掛かってきて
何らかのショックな事を言われて
ツーツーツー
と完全に電話は切れているのに
あの
受話器置くところを
指でガチャガチャ押しながら
「もしも~しもしも~し!
くそっ!切れていやがる!」
ってのと同じだぞ!
ツーツーツー
の時点で電話切れてるのよ。
よしんば
切れてなかったにせよ
あんたがガチャガチャ
それを押すことによって
完全にその電話は
切れたよ!
よくよく考えれば…
コンコンコン!(漏れそう早く出て!)
って状態は…
今トイレに入っている人も
もしかしたら
一分前には
同じ状況だったかも知れず…
コンコン!(待ってるんだぞ!)
とか
コンコン!(早く出ろ!)
やら
ドン!(頭が出ている!)
だの
それは煽り運転ならぬ
煽りノックであり…
出てるモノも
出なくなる可能性すらある。
トイレをノックする事で
あなたには
何のメリットも無く
むしろ
トイレに入っている人の方が
キレる場合もある(`Δ´)
そもそもよ…
例えばよ
すでに用を済ませているのに
まだ便座に座って
スマホゲームなぞを
やっている
文字通り
クソ野郎はよ…
ノックぐらいじゃ
出てこない!
そう思いませんか?
いやアタシはね
そんな事ないですけどね…
コンコンコン(も…もう…ダメだ…)
コンコン!(おやおや?
トイレの外で
待ってるヤツがいるな?
もう出ようと
思っていたのだが…
いましばらく
長居してやるか
フヒヒ(  ̄▽ ̄)ヒヒ)
的な野郎がこの世には
少なくとも五億人は
いるんだかんね!
アタシは
そんな性格では
ないですけどね…
フヒヒ( ̄ー ̄)
性〓たまこ〓悪
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