時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

蓮(ロータス)

2019年08月25日 | 四季おりおり

多摩爺の「四季おりおり(その3)」
夏の彩り 蓮(ロータス)

蓮(はす)である。
睡蓮(すいれん)ではなく、もちろん水蓮(すいれん)でもない。
ややこしいが・・・ 蓮(はす)である。

蓮(はす)と、睡蓮(すいれん)の違いを調べてみたら、
共通してるのは、6月から8月ごろにかけて、水の中で咲く夏の花ということぐらいで、
それ以外については、ハッキリと区分が出来るんだから、調べてみるものである。

蓮(はす)の特徴は、次のとおり・・・
・水面から高い位置で花が咲き、咲き終わると花弁が散り、蜂の巣状の果托が残る。
・葉っぱには光沢がなく、ツヤもないが撥水性がある。
・根っこはレンコン(食用)で、高級食材として売られている物もある。
・名前の由来は、花が散った後の果托が蜂の巣に似ていることから
 ハチの巣→ハチス→ハスと呼ばれるようになったらしい。
・英語名は「ロータス」

睡蓮(すいれん)の特徴は、次のとおり・・・
・水面で花が咲き、咲き終わると閉じて水の中に沈む。
・葉っぱには光沢があり、ツヤツヤしてるものの撥水性がない。
・根っこは塊根で、食用になるかどうかは不明
・名前の由来は、日差しが弱くなると花を閉じるそことから、
 睡眠の「睡」の字を用いて睡蓮と名付けられている。
・英語名は「ウォーターリリー」

たかが花なんだけど・・・
歳が歳だけに、知っとかないと恥ずかしいね。

上野恩賜公園(台東区)の不忍池(しのばずのいけ)で咲いていた蓮(はす)の花

蓮の花が散った後を、よくよく見ると・・・ 蓮の由来となった蜂の巣状の果托がある。

5年前の夏、京都で撮った水蓮(すいれん)、よくよく見たら、
やっぱり蓮(はす)とは・・・ 似て非なるものであった。

コメント    この記事についてブログを書く
« 夏の甲子園・準々決勝2019 | トップ | 酒蔵のパンケーキ »

コメントを投稿

四季おりおり」カテゴリの最新記事