多摩爺の「大人のおやつ(その38)」
鎌倉みやげ クルミッ子 紅谷カフェ (鎌倉市・小町横路店)
選挙投開票日の午後、大阪から上京し、紅葉狩りを堪能した義妹夫婦が帰阪した。
女房と義妹が半年ぐらい前に話し合って決めてた・・・ 紅葉狩り、
出発した月曜の未明には雨が降ってたが、その後はほとんど雨の影響はなく、
晴れ女を自負する婆さん二人のパワーを・・・ 改めて見せつけられることになった。
月曜日の早朝に苗場まで出かけて、ドラゴンドラで紅葉狩りし、その日の宿は草津、
翌火曜日には浅間山の噴火でできたジオパーク(鬼おしだし)を経由して、
白糸の滝から軽井沢を散策して帰宅すると、長男の嫁が孫を連れてやって来て大騒ぎになったが、
その翌日は鎌倉だから、古希の体力が確認できたのは・・・ ちょっと嬉しくもあった。
閑話休題(ここから表題のお話)
切っ掛けは火曜の夜、長男の嫁が発した・・・ なに気ないひと言からだった。
「鎌倉に行かれるなら、クルミッ子っていう洋菓子が最近人気になってるみたいですよ。」と嫁、
早速、義妹がこれに食いつき「どこにあるの?」と聞くと、
「私も良く知らないんですが、小町通りと鶴岡八幡宮の前にあるみたいですよ。」と嫁
さらに「人気商品で、お昼には売り切れるみたいなんで、早く言った方が良いかも・・・ 」と嫁、
これに大阪人の義妹は「じゃ大仏みて、お昼ご飯を食べてから寄ってみる。」と返し、
そのとおりに、先に江ノ電の長谷駅で降りて鎌倉大仏を拝観すると、
大仏の前のおそば屋さんで「釜揚げしらすのぶっかけそば」を食べて、小町通りへ向かった。
「クルミッ子」を売ってるお店は、鎌倉紅谷(カマクラベニヤ)さんという洋菓子店で、
小町通りの真ん中辺りから左に曲がって4~5分歩いたところにあったが、
店舗の前は芝生で、真ん中にコンクリートの通路があり、
普通の洋菓子店とはちょっと違った雰囲気が漂う・・・ 外観から高級感を感じるお店だった。
店内は左手と二階がカフェで、右手に商品が置かれ、正面のカウンターで注文するスタイルだった。
まず驚いたのは・・・ まだ12時過ぎだというのに
お目当てのクルミッ子は、8個入りが14個、5個入りが10個残ってるだけでソールドアウト、
女房と義妹は来月半ばに、実家の後片付けで帰郷する予定があり、
ご近所のお土産にしようと思ってたらしく、二人で全部買ってしまったんだから、
数分遅れで入ってきたお客さんが「せっかく来たのにね。」なんて話す声が聞こえてきて、
ちょっと心苦しくもあったが、その逆もあれ得たわけだから、二人の運の強さには改めて驚かされた。
その後は「ちょっとお茶するから2階のカフェで座ってて。」との指令が出されたもんだから、
私と義妹の旦那が2階で待ってると・・・ シェイク(飲むクルミッ子)を持って上がってきた。
私と義妹の旦那は顔を見合わせ「コーヒーの方が良かったのに」と、アイコンタクトを交わしたが、
その言葉をぐっと呑み込んでシェイクをいただいていた。
シェイクを飲み、クルミッ子を一ついただきながら、パンフレットを見ていた義妹が突然
パンフレットの表紙に記された「SINCE1954」を指さし、
「この店(鎌倉紅谷)って、あなたたちと同級生だから古希だよ。」と言ってきた。
それを受けて義妹の旦那が「古希やったら、なんかくれんの?」と、突っ込みを入れてきた。
今度は義妹が「そりゃ無理やろ。なん人おると思うとんねん。」と、ボケを一発かまし、
「あんたらぁみたいなんが、毎日店に来たら店が潰れるやろ。」と、トドメを刺してきた。
「なわけないやろ。往生しまっせ。」と、義妹の旦那が返して・・・ このやりとりはこれでお終い。
義妹夫婦にとっては、おそらく日常の会話なんだろうが、
東京で40年も生活してる私たち夫婦には、こういった会話はまず持ってあり得ない。
義妹夫婦は、若い頃から仲が良い夫婦だったが、
歳を重ねるに連れて会話のレベルが、さらにパワーアップし、
久々に聞いた絶妙な掛け合いに、私と女房は思わず顔を見合わせ・・・ 笑わせてもらった。
なお、「クルミッ子」の食レポは・・・ クルミがぎっしり詰め込まれたキャラメルを、
バター風味の生地で上下をサンドされた、縦22㎜x横23㎜x長さ54㎜ぐらいの大きさで、
贅沢な甘味ながらも・・・ さりとて、くどさを感じない絶妙なバランスで、
お疲れモードの心と体を、口の中からゆっくり優しく癒やしてくれるワンランク上の洋菓子だと思う。
小町横路店のカフェで寛いだ後、鶴岡八幡宮の前にある鎌倉紅谷さんの本店にも寄ってみたが
「クルミッ子」は、製造工程に手作業が入るため、大量生産が出来ないらしく、
まだお昼過ぎなのに、こちらでもソールドアウトだったので、
うちの婆さん二人は・・・ ホントに強運の持ち主なのかもしれない。
鎌倉土産と云えば・・・ 「鳩サブレ」しか思い浮かばなかったが、
人気のお土産が増えるということは、それだけもらって嬉しいお土産が増えることなんで、
できることなら、いつ行っても買えるよう、また東京駅でも買えるように、
製造工程を、ひと工夫していただければありがたいんだが・・・ さて、如何なものだろうか?
クルミッ子(162円)は、縦22㎜、横23㎜、長さ54㎜の・・・ 一口サイズの立方体で、
ワンランク上の上品さがある洋菓子
飲むクルミッ子(823円)は、いわゆるシェイクだが・・・ これもなかなか美味い。
小町横路店(販売店・カフェ)、JR鎌倉駅から小町通りを鶴岡八幡宮方面に歩き、
「鎌倉まめや(和菓子屋さん)小町通り店」の手前を左曲がって4~5分歩いた辺りにある。
いつもながらの楽しい会話に朝から\(^o^)/ありがとうございます。
クルミッ子、変わらず大人気なんですね(灬º‿º灬)
それにしても さすが✌幸運だわ。
私は鎌倉のお店まで買いには行ったことありません。いただいたり、ネットで。久しぶりに食べたくなりました。
鎌倉紅谷は大丸東京店がありますが、こちらも早く並ばないと売り切れるようです。
あと、池袋西武には小さな箱入りとバラ売りがありましたよ。
ご参考まで。
しかし奥様がた、運がお強い。
大仏見てからで大丈夫ー?
と思いきや、しっかりゲットされたのですね!
持ってるな〜☺️
楽しいお時間を過ごされて何よりでした。鎌倉はいつ行っても良いですね。強運な女性陣のパワーに拍手です。結婚して、家族皆が仲良いのが一番の幸せですね。母は私が自分と夫の兄弟姉妹と仲良くしている事をとても喜んでいました。これからも、皆様健康で楽しい集いが続きますようとお祈りします。 なおとも
クルミッ子が、こんなに人気なんて全く知りませんでした。
女房たちの強運は、ホントに凄いと思いました。
大丸と西武にも売ってるんですね。
こんど都内に出かけたとき、探してみようと思います。
でも都内の方が、鎌倉より早く売り切れになりそうな気がするので、
その時は女房の強運に縋ってみようと思います。
私と義妹の夫は同級生で、ともに古希ですから、すでにリタイア組で、お金はないけど時間だけはたっぷりあるので、余生を楽しんでいます。
再来週には、山口に一緒に帰郷して実家の片付けをしてくる予定ですし、
来年は万博に行こうと思ってるので、今度は大阪でお世話になる予定です。
仰るとおり、良い兄妹に恵まれたと思います。
くるみっこ 人気出ちゃいましたね。
10年ほど前は鶴岡八幡宮のお店で端っこを集めた袋詰めなんかも安く買えたんですよ。
最近はリスの模様の缶も人気でますます買えなくなりました😢
奥様たちの幸運 良かったですね!
クルミッ子が、こんなに人気とはビックリしました。
ネット社会ですから、なにが切っ掛けでヒット商品になるか分かりませんが、
美味いものはやっぱり美味いし、鎌倉ブランドもあるので人気が出るのも分かるような気がします。