伊勢の祈り

大いなる働きを信じて。共に幸せになりましょう。

真の学びは真の輝きがある!

2017年06月21日 09時12分42秒 | 日記
真の学びは人を輝かす


「それ学問は心のけがれを清め

身のおこないをよくするを本実とす」と近江聖人と謳われた中江藤樹はこう残しています。

なお、中江藤樹は江戸時代1608年に生まれ、41歳の若さで亡くなりますが、

亡くなるまでの14年間、近江の地で多くの人々を育てました。



清らかな心


今の時代、学問は学校の科目を勉強することの意味でつかわれています。

各教科のテストでいかにいい点数をとるか?そこに重きが置かれています。

テストでいい点数をとるのは結構なことだと思います。成績よいいことによって将来の選択肢の幅も広がります。

知らないことを知ることによって、新たな関心が生まれ、視野が広がっていくことでしょう。

しかし、本来の意味での学問とは違います。

昔の学問は”人としての道”、”人が人たる教え”を学ぶことでした。

そのような学問を通して、豊かな心と人格を陶冶(とうや)していったと言われています。

また、それだけでなく他の者の幸せと・地域・社会・国を発展繁栄させていくこととも結び付けていたと思われます。

一人ひとりが成長することによって、さざ波が集まって、やがて大きなうねりとなっていくように、

より良い変化が人から・地域・社会・国家へと波及していく。。。



清らかな心がすべて


清き明るき心を神道では、清明心(せいめいしん)と呼びます。

清らかで明るい心。

この心で生きることが天地の神々、森羅万象の流れにある大いなる働きの道が喜ばれ、望まれる心境なのでしょう。

汚い心、悪い心、心配、不安、怒りなどの心を、穢れ(けが)た心といいます。

穢れた心によって、・自分自身・社会・国家に禍(わざわい)となって影響を及ぼすととらえられています。

そのため、清い明るい心で生きるのが神道では何より大切な心がけとされています。


>わが心清め清めてよく見れば 神も我が心なりけり
-橘弘政・心の百首-


心こそは神に通ずるところ。神さまと心はつながっている。

天地を生み、生きとし生けるものすべてを生んでくださった神さまと一人ひとりがつながっています。

神さまと共に生きている、神さまに生かされているという視点をもって明るく生きましょう。

お読みくださり有り難うございました。

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