台風の影響ですっきりしない天気が続いたこの夏ですが、久しぶりに好天に恵まれた川崎市立日本民家園での屋外スケッチとなりました。
日本民家園はベテラン会員にはお馴染みのスケッチ場所だったからか、暑くなりそうだったからか、参加者は先生を含め19人でした。
今回から府中市在住のḠさんが新会員として参加されることになり、会員数は丁度30人になりました。
今日は9時半集合で事務連絡後、各自場所選びをした後11時半再集合と忙しいスケジュールのなか皆さん制作に取り組まれました。先生の作品と民家園のパンフレットは以下のとおり。
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みなさんの作品は以下のとおりです。
民家園ということで、ほとんどの人が茅葺き大屋根の古民家を描きました。講評の中で、「古民家を描く時のポイント」として先生から頂いた主なポイントは以下のとおりです。
●茅葺き屋根は、茶色系の色を使いたくなるが、紫と黒を混ぜ薄く溶いて塗るとよい(濃く塗り過ぎないこと)。
●合掌造りの屋根はかなり厚みがあるので、よく見てその厚み描写すること。
●軒の下には陰を強めに入れる。
●茅葺きの屋根は棟の角が丸まっているので、陰の境目はぼやけた感じに描く。
●屋根と壁の陰がどちら側かをよく見て、陰影を同じ側にしっかりつけると、建物に立体感が出る。
先生から講評を頂いた後、展示会委員から11月予定の展示会につき、詳細な開催要領の説明がありました。15周年記念・特別展であり、初めての展示会場、展示方法等等、今までと勝手の違うところがあります。今回欠席なさった方は、ご注意ください。