パパね、中身が女の人らしい💁🏻‍♀️

性同一性障害MtF
恋愛対象は女性
強烈な男性拒絶でさらに複雑

ホルモン注射してきた日💁🏻‍♀️

2020年05月27日 | 男の身体へ女性ホルモン💉
今日はホルモン注射を打ってきました。
二週間に一度の周期で女性ホルモンを筋肉注射しているのですが、毎度の如く、注射を打つと体調も気分も良くなるし、身体の変化をしっかり感じとることができて嬉しいんですよね。
注射を打つのが待ち遠しいみたいな感覚なので、そこだけを切り取って口に出すと変な誤解を生みそう(笑)。

よく聞かれる事に、注射を打つ場所で効果は変わるのか、どこに打つのが良いのか、という話があります。
ちょっと詳しく、実体験を書いていきますね。

筋肉注射を打つ場所は肩、またはお尻(実際には腰のちょっとした辺り)になります。
元々注射はぜんぜん平気な人なのですが、筋肉注射となるとやはり多少は身構えてしまいます。というのも、昔、尿管結石で倒れた時、痛み止めを打つ事になってやったのが筋肉注射でして、その時は左の肩にぶすっとやりました。
これが痛い。とにかく痛い。しかも鎮痛剤の効果がなくなってしばらくしても、打ったところにしこりのようなものが出来てしまい、一週間くらいずっと痛かった。。。
そんな経験があったので、二週間に一度の周期で筋肉注射と言われて、最初はどうしたものかと恐れ慄いていました(笑)。

実際はどうだったかというと、これが全く痛くない。
それもそのはず、女性ホルモンの筋肉注射に使うneedleはかなり細いんですよ。なので、挿す時に多少ちくっとはしますが、薬液の注入はゆっくりなのでぜんぜん痛くない。打った後も全く問題なし。とっても楽です。
もちろん病院によっても使用するneedleも違うことがあるでしょうし、打つ人の技術によっても左右されるとは思いますので一概には言えないでしょうけど、主治医のジェンダークリニック以外の病院で打った時も、同じように細いneedleを使っていたので、これはそういうものなのかなと思っています。

で、注意点。
よく、筋肉注射は打った後を優しく揉んでおかないと、後で痛みが残るとか言われるんですよね。
でもホルモン投与の筋肉注射では、打った後で揉むのは厳禁。
なぜかというと、筋肉注射の目的として、肩やお尻の体積が大きい筋肉を、女性ホルモンの薬液を貯蔵するために利用しているので、打った後で揉んでしまうと、女性ホルモンがそのまま体内を循環してしまい、早く処理されてしまうんですね。そうなると二週間を待たず、早く効果が薄れてしまうということ。せっかく打ってもすぐに循環して処理されて排出されてしまっては、充分な効果が出ないですからね。もったいないです。

次に打つ場所。
肩かお尻になりますが、どちらも継続的にやってみると、それぞれ効果や持続性に違いがあることがわかりました。

肩の場合。
胸の張りや肌艶など、目立つ効果を感じる部分の変化が、打った翌日から出てきます。
胸の張りは大体10日間程度続き、その後急激に張りが無くなって次の注射の日を迎える、そんな感じ。

お尻の場合。
胸の張りや肌艶などの変化は打ってから三日ほどしてから変化を感じます。肩に打った時よりも効果自体はあまり強くないのですが、その分、次の注射の日まで充分効果が持続します。

ではどちらが良いのか?という点。
私の場合、体温や気温によって打ち分けています。
性ホルモンが身体へ影響する効果はとても強く、単なる思い込み効果ではない実際の効果として、メンタルなども変化します。
気温が低い場合は、どうやら身体の活動が緩慢なのが影響するらしく、お尻よりも肩に打った方が効果がはっきりして楽です。
逆に気温が高くなってくる季節、ちょっと汗ばむくらいの時期からは、お尻に打っています。効果は強く出ませんが、体温も高くなる時期は発汗もするので、この時期に肩へ打つと一週間程度で効果が全くなくなってしまうようです。お尻だと次の注射の日までしっかり効果が持続してくれるので助かります。

今の時期はもうお尻に打っているのですが、同じように注射を打っている人からすると、お尻に打つのは、お尻を出す事になるので抵抗があるとか聞くんですよね。
なので、そういう人にはTバックのショーツを穿いていくことを勧めています。
Tバックだとちょうど注射を打つ場所辺りが丸々出ていますので、スカートでもパンツでもお尻をささっと出せば、ショーツを脱がなくても打てるので便利(笑)。まぁ実際には看護師さんが打ってくれるので、女同士、恥ずかしいこともないんですけどね。抵抗がある人はTバックをお試しくださいね。

ちなみに筋肉注射は、肩でもお尻でも毎回違う場所へ打ちます。といっても右か左かというだけなのですが、人によっては注射痕がしばらく残ってしまうらしく、それを避けるために毎回変えているとのこと。

ついでに言うと、注射を打って胸が張り始めるとEよりのDになります。徐々にDになり、次の注射を打つ前日あたりはCよりのDまで変化することが多いんですよ。
そのため、フルに対応できるように、ブラはアンダーが同じでカップがC,D,Eの三種類を用意してあります。ほんと、注射一本でこんなに変わるのかーという感じ。人体の不思議を毎日のように体感しているのも、貴重な経験ですね(笑)。

ホルモン療法を開始して二回目の夏がもうすぐそこまでやってきました。
これから気温も上がって薄着になりますので、身体のメンテナンスはもちろん、見た目がだらしなくならないように気をつけないといけませんし、せっかく女性化するのですからね、バストラインも綺麗に見えるよう、意識を高めていかなきゃ。

あとは汗でも崩れないお化粧を練習しておかないと(笑)
がんばります💁🏻‍♀️


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。