〇 AIは「自社でつくる」時代へ。初心者でもAIを内製できる理由とは?
高額なコストやスキル不足の不安がAI導入の障壁に。
多くの企業がAI(人工知能)の可能性に注目している。最近では、煩雑な業務の自動化や高度化に限らず、AIを活用した新規事業・新サービスも発表されるようになってきた。
しかし、AIプラットフォームを提供するAI inside が実施した調査※によると、AIで成果を上げるにはまだ乗り越えるべきハードルがあり、多くの企業が苦労しているようだ。調査は20代から50代の全国のビジネスパーソン2000人を対象に、2021年10月15日から17日の3日間にかけて実施した。
高コストの背景には、AI開発や運用を請け負うAIベンダーへの外注費や、アップデートや改修の運用コストが重なるケースがある。コミュニケーションミスも増えるため、継続的な運用が難しくなり、PoC(概念実証/実証実験)止まり、あるいは実運用まで進まない企業が少なくない。
「AIベンダーやシステム開発会社へAI開発を委託しても、彼らはその業務のプロではないので、実現したい内容に対する課題感やナレッジに差が生まれます。結果、時間やコミュニケーションコストもかかり、高コストなAI運用になってしまいます。そこで必要になるのが、現場社員によるAIの内製化です」と、AI inside の渡久地 択氏は話す。
しかし、AIの専門知識を持った人材を新たに雇うのはそう簡単ではない。そのような課題を解決するのが、同社が提供するノーコードAI開発・運用プラットフォーム「Learning Center」だ。なぜLearning Center を使えば内製化が実現できるのか、その理由を次ページで詳しく紹介しよう。
あいうえお