◯ ソフトバンクが首位、MMD研究所が公表。
MMDLaboが運営するMMD研究所は2025年1月30日、「2025年スマートフォンの通信の繋がりに関する調査」の結果を発表した。NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルのユーザーを対象に、直近半年における外出時の通信満足度を4段階(満足、やや満足、やや不満、不満)で調査。その結果、通信速度の満足度はソフトバンクが82.4%で首位、通信の安定性の満足度はKDDIが81.0%で首位だった。
利用シーン別の通信のつながりやすさを5段階(つながりやすかった、ややつながりやすかった、つながりにくかった、その場所に行っていない)で調査したところ、つながる割合(つながりやすかった、ややつながりやすかった)が最も多かったのは「電車やバスなど公共交通機関での移動」で49.0%だった一方、最も低かったのは「コンサートやライブ会場」で26.3%だった。利用シーン別の通信のつながりやすさでは、ソフトバンクが77.4%で首位だった。
利用サービス別の通信のつながりやすさを同じ5段階で調査した結果、つながる割合が最も多かったのは「インターネットブラウザ」の67.8%で、最も少なかったのは「オンライン動画サービス」の45.9%だった。
調査は18~69歳でMNO(Mobile Network Operator、移動体通信事業者)4社を契約中の2000人を対象に2024年12月20~23日にインターネット経由で実施した。スマートフォンを所有する18~69歳の男女1万人を対象にした予備調査では、26.6%が直近半年で外出している際に通信が切れた経験をしたという。前回、2024年7月の調査と比べて、途切れた経験をした割合は3.7ポイント減少している。