たぬおばさんのとおぼえ☆

人生折り返し、さあこれからと、思っていた矢先に脳腫瘍と!

検査結果出る・・・・

2009-06-10 15:25:34 | 病気のこと

2007-6-5


手術から2週間後に病理検査の結果がでた。


別室には家族が呼ばれていた・・・


私は手術前に言われていた事もあって話を聞くのを躊躇していた・・・


でも、考えてみると、自分の病気、聞いた方がいいんじゃないか?と後悔していた。


約束の時間から、程なく経ったころ看護師さんが私を迎えにいらした。


『行きますか?』と促されると、素直に「はい、私も伺います」と即答していた。


 


主治医が手術中だった為、別のDr.から説明をうけた。


『グリオーマ』と言う名前でやはり悪性の脳腫瘍であるとの事


『大変な病気』である事


只『腫瘍が血腫であったので、とてもラッキーでしたよ!』と何度もおっしゃっていました。(他のところに浸潤するのを防いだ)


穏やかな、口調で誠実なお人柄が伺えたDr.でした。(後日悪性脳腫瘍の専門のDr.で外来での主治医となる)


隣に担当医の先生の気遣いがわかる・・・・


私は、不思議に落ち着いていた・・・・・


ふと、夫を見ると不安そうでかなり動揺しているようだった。


後から想い出すと、この時、この病気の重い事を知らなかったし、現実を受け入れたくない気持ちが大半をしめていたように思う。又、症状にグレードⅠ~Ⅳと段階がある事すら・・・・・


最後にこれからの治療の説明があった


残存腫瘍がある為、放射線を行う。


土日を除く30日間


抗がん剤の服用


テモダールを毎日46日間服用



いよいよ手術・・・・・

2009-06-01 10:34:24 | 病気のこと
2007-5-23

安定剤を飲んだにも係わらず、早朝に目が覚めた。

前日、『午後』と手術の予定がされていたが、
当日、『午前』に変更された。
私、あわてて夫にメールで変更を知らせる。
(病室内携帯メールは許可されていた)
考えてみれば、発病から5日で手術!恵まれていた・・・

時間がきた、ストレッチャーに移動、部屋の皆さんが
」「待ってるからねー」と声をかけてくれた。
ありがとう!からと答え手術室に向かった・・

怖くて目を瞑ったまま手術室に入る。
担当看護師さん、麻酔医の先生の挨拶・・・・・

幾つかの質問を受ける
□お名前は?
□今日は〇月〇日〇曜日?
□ここは何処ですか?
私、なんなく、クリアー!
それから、麻酔医の先生のこれから、麻酔を入れていきますね!
程なく、ここから覚えていない・・・・


気が付くと、そばで夫が『頑張ったね、お母さん』
と、話かけてくれた
口には酸素マスクがしてあり頷くだけでした。
遠方から、姉も駆けつけて、手術中子供達を気ずかってくれたと聞いた・・・・
私はみんなに、支えてもらっている!感謝の気持ちで


その日は夫が泊まってくれた
手術時間は9時30分ー18時
麻酔から覚め、19時から個室に入ったとの事
私が気が付いたのは21時をまわっていた記憶がある

夜の回診と朝の回診の時には部屋には入りきれないぐらいのDr.?がいたそうな?

仕事の事・・・・

2009-05-29 16:45:18 | 病気のこと
倒れた時は仕事をしていたのでずっと気になっていた・・・

大学病院に入院した日、すぐ職場に連絡した。
今日大事な仕事が入っている旨を話した。
職場には、夫から、上司に検査入院で休みますとお願いしていた。
私は、その時「もしかしたら、脳腫瘍で会社には戻れないかも知れません」
と、担当者に言ってしまった!!!
『そうなの!!!仕事の事はいいから、体を治せよ』
と、言ってくれたのですが、これから、迷惑をかける事に暗くなるばかりだった。
結局、足の事もあり、中途退社となってしまいました。。。
職場のみなさんが、とてもいい方ばかりでしたので、残念ですが、仕事量が増えた為心のどこかで、倒れる時が来るのではないか?といつも感じていた自分がいた・・・
疲れていた・・・
友人に言わせると、顔がかさかさで大丈夫かしら?生気がなかったと・・・・

退院のメールを同僚に送ると『会社ではみんな〇〇さんの退院を喜んでいました』
と、嬉しいメール、担当の方のメールにまた涙・・・・
化粧品の新製品を見るとなぜか?気になる。。。。

余命宣告・・・・

2009-05-28 20:53:16 | 病気のこと
2007-5-22

明日の手術の説明があるとの事で、夫、私、長女が説明を聞く事になった。
MRIの画像をみながら、
主治医の先生は、厳しい表情で「もしかしたら、悪性腫瘍の可能性があります!かなり、高いです!」
私達家族、一瞬耳を疑った?夫「悪性ですか!」無理もない、良性と言われていたのでから・・・!!
先生
「頭を開けてみないと、確実の事はいえませんが!」
更に、その場合、手術をしないと『余命一年』です。とも宣告された。
突然の事で、部屋中に変な緊張感が漂い、重い空気が流れた・・・
研修医の先生のはなつパソコン音が響く・・・
その空気を払拭するかのように、娘が重い口を開く、『お母さんが、決断するんだよ』

思わず、「なってしまったものは仕方がありません、先生手術します、宜しくお願いします!」人生で始めての大きな決断だった!!!
娘はいつも、頼りになってくれた!心配性の夫の事がなぜか?気になった・・・
家族に支えられて、私は幸せものだと
今日は、興奮して寝れないかも?
消灯近くなった頃、これを、飲んでくださいね!と安定剤を!
覚えてくれていたのですね研修医の先生ありがとう

3度目の転院

2009-05-28 14:06:05 | 病気のこと
2007-5-21~22

ここは救急病院だった為、今日から大学病院に転院する事となった。
ここまでくると、運がなかったと思いもしたが、ここから、かなりハイスピードで事が進んでいった・・・・
最初は8人部屋に入室・・・
下の娘が、漫画本を差し入れしてくれた。有難かった
☆バンビーノ、県庁の星、生徒諸君、チャングムの誓い、エースをねらえ、地球へ。。。etc50冊、いやそれ以上かも、全て漫画だったが、奥深さを知り虜になった(笑)
看護師さん、担当医、主治医の先生が挨拶にきて下さいました。
しかし、夜10時ごろ4人部屋になぜか移動????????
朝起きると、お隣さんから、声を掛けられた。カーテンがすべて全開オープンな雰囲気の病室に驚いた!
お隣さんは、私が中学生の息子を思いめそめそしようものなら、
「お母さんがしっかりしなくてどうすると怒った!
話をしているうちに、それが彼女の励ましの仕方だとすぐに気がついた。優しいまなざしであったから。。。。。
同室の方も彼女から元気をもらっていた。

予定では、検査が2週間かかるはずだったが、朝の回診で足の麻痺があり早急に対処した方がいいとの理由、たまたま明日の手術のキャンセルが出たとの事もあり
『明日、手術となった』と告げられた
そこからMRI、CT、レントゲンその他・・・終了したのは夕方だったと・・・
途中、お風呂に入ったが、娘に体を洗ってもらう(看護師)複雑な思い、すまない気持ち、もちろん感謝の気持ちでいっぱいだったけれど・・・

夜、家族が呼ばれた・・・・・・

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