春分の日
朝のニュースを見ていると、七草粥や大寒・小寒などなど暦や節気の話が出てきます。
私は根っからの捻くれ者なので、暦や節気にあまり興味がありません。
ですから、初詣も混んでいる遠くの有名な神社にワザワザ行くこともなく、地元の神社に行っていました。
10年くらい前に大阪市内に引っ越してからも、氏神さんよりも生魂神社の方が近いからという理由で、3が日には生魂さんにお参り。
決して手を抜いているつもりはないのですが、どうしても元旦に向けてテンションが上がってきません。
正月に向けてテンションが上がらないのは、旧暦・新暦で元日の日が変わるという曖昧さが原因の一つです。
通過点の一つとしてとしか思えないのです。
日々の生活の中で区切りの日付は必要ですので、捻くれてはいても太陽歴で生活はしています。
(個人的には旧暦の方が節気とも整合性がありそうで好みですが)
ただし、春分と秋分、夏至・冬至の日は別です。
この日は暦ではなく日の長さで決まるので、この4曜日に向けては凄くテンションが上がります。
はるか太古の昔から、この4曜日は変わりようがありません。
私は神宮へのお参りは春分の日にしています。
少々混んではいますが、正月に比べると格段に空いていますし、陽気もよくなっていて気持ちが良いからです。
この日を境に日が伸び、植物が青々と茂るようになり始める春分の日は特に好きな日。
活動的に暮らそうと思いなおす日でもあるので、お礼と決意をのべにお参りするにはピッタリだと勝手に思っております。
逆に秋分の日から冬至に向けては、無茶を避けて安全運行を心がけて日々を過ごしています。
去年は初めて大晦日に「大祓」を体験しました。
秋に高千穂へ行ったことも下地にあったからかも知れません。
「大祓」は、今まで何とも思わなかったのに、なぜか気になったのでコレも何かのお導きかもと思い参加してみました。
とっても気持ちよかったので、今年も行こうと思います。
年をとるにつれ、生かしていただいている感が日に日に増してきました。
子育てもひと段落し、親の介護をするうちに自然とそんな気分になってきたんだと思いす。