先日、我が家のヴェランダに弱った蝉が迷い込んだみたいで…
エラい近距離で鳴いて喧しかってんけど、窓を開けたら鳴き声が止んだんで逃げたと想うててんけど…
翌日も翌日も近距離で鳴く事が続いたから、これはおかしいな~
と想うて、ヴェランダをよう観たらエアコンの室外機の隙間に弱って自力でよう翔ばれへん蝉が居って…
一生懸命逃げようと翔ぼうとして羽を羽ばたかせねんけど、よう上がらんのんよな?
ヴェランダの手摺の高さ迄上昇出来ひん様に成ってて…
で、そのまんまも喧しいと想うたんで、蝉を何とか捕まえて逃がしたろう想うてんけど…
いざ、捕まえよう想うたら何時の間にか蝉すら捕まえられへん自分に気付いた訳。
何か気持ち悪い。
ガキの頃あれだけ蝉捕り、昆虫捕りしてたワシが嘘の様に触れなく成ってたのをヴェランダで知り、暫しショックで立ち尽くす、エエ歳こいたオッサン(笑)
このまんま放置して死ぬ寸前迄家のヴェランダで鳴かれても適んので、意を決して捕まえ、ヴェランダから放ち逃がしたけど…
逃がした瞬間走って手を洗いに行ったわな(笑)
で、その後嘘かの様なタイミングでTV観てたら、ローカル情報番組みたいなのをやってて…
そこで無邪気に子供達が夏の昆虫採集の話題で昆虫捕りに眼をキラキラしてる映像が映り…
やっぱり昆虫に夢中に成ったり、平気で触れるのは子供の頃の特権なんかな…?
と想うたワシ。
それから数日経ったある日、ヴェランダで洗濯物を取り込もうと想うて、服(シャツ)をハンガーから外そうとしたタイミングで…
蝉がまさかの服に停まってて、鳴き声を発しながら翔び立った時、気持ち悪過ぎて腰抜かす程ビビったワシ。
ゴキブリが翔んでるのを観た時と同じ心境やった、ヴェランダでヘタレ全開のオッサン(笑)
もう恐らくワシ、虫全般的に触れへんく成ってると想う。
あんなに昔は普通に触れてたのに…
願わくばもう我が家のヴェランダに蝉が迷い込まん様に…
と、願うワシやった。