年末年始、我が大阪のTV番組で感じた事…
例年に比べて年末年始恒例とも云える漫才番組が極端に減った事。
その代わりに深夜帯も含めて映画を垂れ流す局が増えた様に感じた、2023年の年末から今年の正月に掛けての数日間。
まぁ、地上波、BS各局が邦画、洋画、アニメの映画(劇場版)をこれでもか…
っちゅう位に垂れ流す中、元映画オタクやったワシは、日本特有の吹き替え洋画の多さにウンザリ。
吹き替えで洋画観る位やったら、洋画なんて観るな!
っちゅう、本物の映画好きの名残りは現在でも変わらず、日本の吹き替え洋画の多さに呆れ果て、自ずとTV局で扱う映画=邦画モノ…
っちゅう流れに成る為に、大体録画予約するのが邦画に成るんやが…
それも溜まりに溜まりまくって、ハードディスクの容量を圧迫してたんで、纏めて観た。
この年末年始の連休、何かと録画番組の処理、録画番組の処理とブログで再三再四云うて来たワシやったが…
基本は溜まりに溜まった連ドラ処理に追われてて、映画には手を付けてへんかった。
約5年分、5台のハードディスクレコーダーの中に眠ったまんまやった、新旧の映画達を邦画中心に観倒した、新年明けてからの数日間。
若い頃、未だゲームに現を抜かす前のワシは映画に夢中に成る時期があった。
TVっ子やった頃からの派生で映画を好きに成ってった口やが…
のめり込むと、懲り性、拘る派のワシ、大型連休中に1日7本映画(DVD)を3日連続で観る事が平気やった若かりしのワシが当時から観た映画の総数は1000本を超える。
その後、ゲームにハマる時代を経て、若かりし頃の様に映画をアホ程観る機会が失くなったワシ。
当たり前やが、それ以降も世には次から次へと映画は湯水の如く誕生してる訳で、1000本以上観てるワシですら、観てへん作品は年々増えてく一方。
昔好きやった頃の名残りで、ついつい観る時間がないと判ってても、録画予約してまう癖があんのよな?
その5年間で放置してたハードディスクレコーダー内の映画を今回の連休を機に纏めて観たワシ。
観たのは全部で10作品。
「好きだ、」はとにかく若かりし頃の宮﨑あおいが反則級の可愛さやった(笑)
宮﨑あおいもエエねんけど、何気にワシ姉ちゃん役やった小山田サユリも可愛く想えて好きなんよなぁ~
で、17年後に再会した時が永作博美に代わってるんやけど、宮﨑あおいと永作博美って意外と似てんねんな~?
と、この作品観て想うたわ。
瑛太と西島秀俊君全然似てへんねんけどな(笑)
肝心の内容としては中身なく、物語の深み(展開の幅)もなく、しょうもなかったな(笑)
「幸福(しあわせ)のスイッチ」は昔観た事あるな~?
と想いながらも、もう1回観た上野樹里の性格悪い娘役がジュリー(沢田研二)演じる父親役との確執(父娘喧嘩)の話し。
途中、あっ!やっぱりこれ前に観た事あるわ!って成ってんけど、結局最期迄観てもうたわ(笑)
父娘モンで泣き虫のワシやから、当然泣くと想うててんけど…
泣けへんかったな(笑)
「永い言い訳」は男でも胸糞悪くなる様な不倫夫が妻を事故で亡くした後に自分の間違いに気付く?話し。
本木雅弘がなかなかの糞旦那役、クズ人間役をしてて…
見事な嫌われ役っぷりやったな(笑)
結局、最期迄観たけど本木雅弘演じる主人公の男の気持ちが全く判らんまんまやったし、物語の終わりも中途半端で、消化不良の映画やったな~
亡くなった妻役の深津絵里はワシとタメながら相変わらず歳を感じさせへんなぁ~?って感じた位?(笑)
何が云いたかったんやろ?この映画を徹して何を伝えたかってんやろ?判らんかったわ~
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、これ実はずっと観たかった映画やってんけど…
4年前の金曜ロードショーで放送されたヤツを録画してから、ずっとハードディスク内に眠ったまんまやったヤツ(笑)
これが劇場公開に成った年、実は映画予告でこの映画の内容、泣かす映画やと知ってて、TVで放送される日を心待ちにして、泣く気満々で観たんやが…
何故か最期迄泣けず…(笑)
話し自体悪くはなくて、全然エエ話しで観れたんやけど…
泣き虫のワシがこんな事もあるんやねぇ~?(笑)
「万引き家族」、今更?って想う人も居る程、一時騒がれた話題作。
ワシがこの映画に惹かれたのはキャスト。
リリー・フランキーと樹木希林、安藤サクラが出てて、家族してるっちゅうだけで、観たいと想うた(笑)
個性派っちゅうか、味のある役者さんがこれだけ1つの映画に出てるとそりゃ観たなるわな?(笑)
哀しき家族ごっこは色んな事を考えさせられたな。
家族って何なんかねぇ~?
血の繋がりだけが本物、偽物を分ける線引きなんかねぇ~?
心が痛くなったけど、エエ作品やと想うたわ。
「君の膵臓をたべたい」、これも録りっ放しに成ってた映画。
最初想うたんは北村匠海と小栗旬似てねぇ~!っちゅう事(笑)
鼻穴の向きとか全然違うくて違和感感じた。
あと、浜辺美波もっと可愛く感じる想うててんけど、何か冒頭微妙~やったんよな?(笑)
せやけど、あの調子ノリ女子キャラ?振り廻し系女子?が意外と悪くないな…と(笑)
ワシも過去、振り廻し系女が彼女に成った事あったけど、ワシがそもそもインドア派とか非行動派系男やから…
バランス的に振り廻し系、積極的に引っ張ってくれる系女の方が釣り合い取れてたりすんねんな?
あんまり浜辺美波に引っ張り系女のイメージあれへんかったけど、リードする側の女役も悪くはなかったわな。
劇中全編青い春やってたねぇ~?(笑)
オッサンにはキラキラして眩し過ぎたわ(笑)
身近な人間が死ぬ系の物語りってアカンな?
判ってても泣いてまうわ。
「DESTINY 鎌倉ものがたり」、実は今回一番観たかった映画。
まぁ、若嫁役の高畑充希がえげつなく可愛い!(笑)
夫役の堺雅人を「さん」付けで呼び、基本丁寧語で接する姿が、古風な女好きのワシには萌え~!と(笑)
とにかく「今日日こんな若い娘居らへんやろ?」と判ってても、一挙手一投足がイチイチ反則級の可愛いさで…
ドアをノックしてるのと同時に自分でもコンコンと云うトコとか…
子供みたいに直ぐ拗ねるトコとか…
その可愛さだけでコレを観る価値あり!っちゅう作品。
コメディータッチで始まり、笑えて観れてたのが、急展開でお泪頂戴な展開に…
勿論、笑うて観てたオッサンも大号泣(笑)
色んな意味で世界観に引き込まれて時間が短く感じた良質な作品やった。
「阪急電車 片道15分の奇跡」はこれも以前観た事あったんちゃうかなぁ~?疑惑があったけど、録画してもうてた映画。
今を時めく?有村架純や戸田恵梨香、芦田愛菜、谷村美月、南果歩等…
近畿圏出身者を主人公にしたオムニバスのドラマ。
阪急電車内でその各主人公が載り合わせる事でエピソードクロスしてく映画やってんけど…
やっぱり観てたわ(笑)
せやけど、最期迄観たわ、処々「あ~憶えてるわ!」っちゅうシーンは数々あったけど、全部の内容憶えてた訳違うてたし。
只、唯一気に成ったんが、主人公の1人に中谷美紀が入っててんけど、彼女東京出身なんよな?
何故、近畿圏出身者で固めた中で中谷美紀だけ唯一、東京出身者やったのか…?
どうせやったら、近畿圏出身者だけで固めて欲しかったわな~
もうな、この映画に限らず1000本以上も観てると、1回しか観てない映画の全てを憶え切れへん事が多々あんねんな。
「ぶどうのなみだ」はBS松竹東急で大泉洋特集してる時に内容も知らんと、大泉洋が主演っちゅうだけで録画を決めた映画。
その劇中でまさかの安藤裕子が出ててビックリ(笑)
一時期っちゅうか、デヴューの頃から曲聴いてたアーティストだけに、まさか映画に出るとは…
せやけど、20歳の回想シーンで本人を遣うとは想わへんかったな。
正直流石に20歳の安藤裕子はキツかった(笑)
内容はこのラインナップの中で一番観てて退屈した2時間やったな。
全然オモんなかった。
まぁ、こう云う事もあるわ。
「イチケイのカラス 劇場版」は元々は連ドラから始まった、日本得意の安易な連ドラからの波及映画。
この映画の為に、録画して放置状態やった連ドラの「イチケイのカラス」の全話、そして劇場版公開記念として地上波で放送されたSP版を一気観してから観た映画。
まぁ、元々連ドラが放送されてた当時からオモロそうやな…
と想うて録画予約した作品やし、竹野内豊と黒木華のコンビがオモロそうやったんで、それで観ようと決めたのもあって…
結果的にワシの眼に狂いはあれへんかったな、と。
元々ワシ、勧善懲悪系のヤツ好きやしな(笑)
連ドラの時からラストスパートの掛かり方が速いと感じながらも、のめり込む程の盛り上がりを観せてくれた、作品の映画版とあって、勿論愉しめた。
こんなんナンボでもイケんねんから、連ドラでシーズン2、シーズン3とやって欲しいわな?(笑)
只、連ドラ好きのワシから云わせると、日本は安易に連ドラからの劇場版の流れが多いな、と。
わざわざ劇場版にする必要がある?と想う様な連ドラも悪いがようさん観受けられる。
スケール的に連ドラで留めといて正解、じゃあレギュラー放送が終わったら、時々地上波でSP版やったらエエやん?っちゅうドラマ迄、安易な流れとして劇場版に持って行くから…
邦画が洋画に比べて安く扱われたり、観られてまうんちゃうか?と元映画マニアとしては想うたりすんねんな?
勿論それだけではないと想うが…
それはともかく、約1週間内で立て続けに観た10本の映画(邦画)。
まだまだワシの容量確保の格闘の日々は続く…