たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事,家族,後遺症・・・。感謝の日々を綴っています。

インフルエンザ爆発 ~恐るべき感染力~

2009-09-14 19:07:46 | お仕事
「きっと,朝から電話対応に追われるだろうな。」
と早めに出勤。

予めわかっている「A型判定者」は3名。

次から次へと
「発熱のため,
 病院へ行ってきます。」
という連絡。

隣学級も同様のため,
リミットである「感染者5名」の判定を待たずに,
朝のうちに教育委員会に相談。
「学年閉鎖」が決定した。


朝の会で教室へ行くと空席だらけ。
最初の出席停止児童と,
木曜日に発熱した児童は登校してきたが,
それでも追いつかない。

インフルエンザのため出席停止=5名。
兄弟がインフルエンザのため出席停止=1名。
発熱・インフルエンザの疑いがあるため通院・検査中=1名。
インフルエンザではない風邪のため欠席=1名。
その他の理由による通院=1名。        欠席9名。



1週間が目安のため,
連休を加えて9日間の自宅待機。

その間の家庭学習のメニューとプリントを作成し,
配布して説明。
「多すぎるよ!」
「終わるわけないよ!」
という声に,
「いつも宿題が少ない私が,
 こんなに出すという意味を考えなさい。」
と一喝。
「学級閉鎖は『お休み』ではなく,
 『学校と同じ生活を家庭で過ごす』ものです。
 毎日5時間の授業に比べれば少ないくらいでしょう?」
と納得させる。


早めの給食を食べさせている間に,
「徒歩で下校させて良いですか?
 お迎えにいらっしゃいますか?」
と1人ずつ保護者に確認。

11時30分に全員下校が完了した。


新型インフルエンザ。
確かにものすごい感染力である。
「教室という池に石を投げて,
 水しぶきを浴びた人は漏れなく感染する。」
といった様相である。
「感染が広がった」というより
「感染が爆発した」という表現がふさわしいように感じる。


逆に,
「仕方がない」
と思うと気も楽になる。
最初に発症して,
今日,登校できた児童のお母さん曰く,
「病院の先生も
 『早く感染した方が得。
 どうせみんないつかは感染するのだから。』
 と言っていました。」
なのだとか。

なるほど。
過ぎたる予防体制は,
かえって人体の抵抗力を弱め,
ウィルスを強力・凶暴化させていくのであろう。

大事な予定とかが無ければ,
「薬も足りている今の内に」ぐらいのつもりで,
マスクを外して深呼吸するのも妙案なのかもしれない。

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