たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事,家族,後遺症・・・。感謝の日々を綴っています。

「トイレのお化け」は何を望む?

2024-10-31 19:00:00 | お仕事

どこの学校でも

同じような事件があり、

物理的な解決を待たずに

消えていくことが

意外と多い。

 

それは、

学校行事で職員の心に

余裕が無い時に起こる。

今回は

運動会に向けて

日々の練習に追われ始めた

秋分の頃に始まった。

 

3階のトイレに置かれた

花瓶が落下した。

当然、目撃児童に聴取し、

それぞれの学級で

生徒指導を行った。

「下にいた人に当たったら

 命に係わる大怪我になる。」

加えて、

トイレの窓に枠を付けて

児童の落下防止対策を強化した。

その器具のために、

数千円の予算を執行した。

 

 

数日して、

同じトイレの窓から

掃除用のハンドタオルの

箱が落下した。

低・中・高学年に集まって

強めの意図的に指導を強めた。

「トイレへ行くときには、

 友達と一緒に行くように!」

「間違えて落としてしまったのなら、

 正直に名乗り出て欲しい。」

喚起の面は二の次に、

トイレの窓は

空かないように締め切った。

 

 

この段階で、

職員達は、

物を落とした児童を

絞り込んでいた。

「当該の児童は

 何を願っているのだろうか?」

「2件とも同じ児童なのか?」

「運動会に

 過度のストレスを感じている児童は?」

「逆に、運動会という行事を

 『暇で退屈』と感じて売る児童は?」

「家庭的のストレスは?」

「関心が薄い児童は?」

「次の指導は

 更に強めに

 学年や対象児童を絞り込んで…」

「前回の児童に

 『迷惑な行為だ!』

 そんな危機意識を

 もたせるのも有効だろう。」

 

 

運動会を境に

「落下事件」は無くなった。

しかし、

それらを前後して

トイレに関する事件が

後を絶たない。

「トイレットペーパーを便座の中に入れる」

「トイレ個室内の落書き」

昔も今も、トイレは

「学校内の負の象徴」なのである。

 

 

あの名曲のように

「トイレにはとても

 きれいな神様がいる」

そんな学校であることを

目指していきたいものである………

 

 

ところで、

本日はハロウィン。

学校に幽霊の類である

「お化け」はいるのか?

それは、

また次の機会に……

 

 

 

 


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