『モンスターハンター ～魂を継ぐ者～』

「『モンハン』は１５才になってから！」
なんて言っても，
今は小５でもやっています。
私の学級でも男子の半数以上は「ハンター」です。

これは，
もう止められません。
だから，
「正しい遊び方」を教えてあげるのが正しい教育でしょう。

・・・・・・などと言い訳をして，
休み時間には「教官」のように
狩り方のコツを教えています。
（どんな担任でしょう？（苦笑））


そんなわけで買ってみたこの本，
とても良いです。

モンスターハンター 魂を継ぐ者 1巻 (ファミ通文庫) 氷上 慧一 エンターブレイン このアイテムの詳細を見る

まず，
ハンターとして面白い。

狩りに行っている気分で読めて，
しかも，
主人公キオがハンターとして成長していく過程がリアルです。
「ハンター」なら皆が共感できます。

ドスファンゴに４連敗したキオに「若いなぁ」なんて思いながらも，
もう一度ドスファンゴを狩りに行きたくなります。

これは，
学級でも大流行することは必至です。
（私が読書タイムに読んでいることを知って，
　すでに，自分で購入した子もいます。）



そして，
大人としてもオススメできます。
キオが，
「残酷に痛めつけて
　モンスターを狩るだけで良いのか？
　そんなことがハンターなら，
　やめるべきなのか？」
と悩むのです。

そして，
「生きていくために命を分けて頂いている。」
というセリフや思想が，
随所に出てきます。
『ブタがいた教室』と同じテーマ。

それによって，
「CERO C」の要因を解消してくれます。



今は【すけ】に読ませています。
そして，
私は「訓練所」を始めました。