先日さとえちゃんが書いた記事。
えいちゃんのマーチンHD-28Vのことだったんですね~(^^)v
「フォーク酒場たる」の「おひなさまライブ」で、そのHD-28Vをばらさんが借りてお披露目です。
マーチンD-28はアコースティック・ギターのスタンダード・モデルであり、すべてのギターの基準となるギターであると言っても過言ではありません。
ではHD-28VはレギュラーのD-28とどこが違うのか・・・
新しくえいちゃんが手に入れられた「Martin D-28V」のスペックをご紹介しましょう。
トップはスプルース単板、サイド・バックはローズウッド単板で、これはD-28と変わりありません。
まずはHD-28Vの「H」。
これはヘリンボーン(ニシンの骨)の略。
ボディ・トリムにこのニシンの骨を思わせる寄木細工のデザインが採用されてるんですね。
昔のD-28にはすべてこのバインディングが施されていましたが、1947年に、戦後寄木細工職人が激減したことから廃止になりました。
その復刻版という訳です。
そしてHD-28Vの「V」。
ヴィンテージ・モデルの略でしょう。
外観上では、サドルがロング・サドル、ポジション・マークはダイヤモンド・スクエア・インレイ。
ペグもオールド・スタイルのバタービーンのものが採用されています。
外観上ではこんなところでしょうか。
そして外からは分かりにくい部分。
ギターはブレイシングといわれる力木で強度を持たせているわけですが、このブレイシングを削って、ギリギリの強度でよりトップ板が振動するよう加工されています。
そして、通常のXブレイシングも今のD-28よりサウンド・ホール寄りで交差させたフォワード・シフテッドを採用しています。
これにより、抜けの良い、低音もブンブンなるギターとなるんですね。
ただ通常のD-28より強度面は劣るので、弾かないときは必ず弦を緩めるなど、注意が必要ですが。
D-28との違いはざっとこんなところでしょうか。
えいちゃんのHD-28Vは2007年モデルだそうですが、これからガンガン弾いて育てて欲しいものですね。
えいちゃん、HD-28Vは弾いたことないギターなので、いつか弾かせてくださいね~(^^)/
◇
「津山瓦版」のブログランキングに参加しています。
下のバナーのクリック、よろしければお願いいたしますm(__)m
↓ ↓ ↓ ↓