姫路市香寺町にあるギター・ショップ「PAL本店」。
開店前のシャッターに描かれたDOVEのデザインは圧巻。
私のD-28、J-50はここで購入しています。
7月末に入院させた私のD-28、fukusukeさんのDove、ばらさんのchakiが無事手術を終え退院ということで、3人で迎えに行ってきました。
D-28は4弦がビリつき出したので、ナット交換。
ナット交換は購入してから2度目。
前回同様、象牙にしました。
愛器D-28のリペア遍歴。
- 2004年 ナット・サドル交換(1弦のビリつき)
- 2004年 ピックガード交換
- 2004年 フレット打ち直しとネックコンディション調整(指板を少し削りました)
- 2004年 バック・ブレイシングの剥れ1ヶ所。
- 2005年 ネック折れリペア
- 2006年 ナット交換(4弦のビリつき)
すべてPALにお願いしました。
大手術だったネック折れは戻ってきてビックリ!
よーく目を凝らして見ても、リペア跡がわからないほどに完璧な仕上げで大満足。
2004年と5年のリペアはすべてPALの契約している、鳥居氏の仕事です。
ナットやサドル(サドルはロング・サドル)、ピックガードもその加工と仕上げは、すばらしい出来です。
ロング・サドルの仕上げなどはオリジナルの仕上げより綺麗(^^)
D-28を購入してからリペアには一切出さずに、多少不具合があっても、だましだまし使っていましたが、2004年に思い切ってリペアに出して大正解。
音も数段良くなりました。
この鳥居氏、マーチンのリペアに関しては、日本で最も優れたリペアマンのお一人だそうです。
◇
初めてリペアのために持ち込んだとき、PALのオーナーがブレイシングの剥れを見つけてくれました。
ブレーシング剥れは、指の関節でコンコンと叩けばある程度判るそうですが、ヘラのよな道具を差し込んでみないと判らない場合もあるそう。
ほって置くと、症状は悪化し、ボディが変形したり、板が割れたり。ひどい時にはボディがバラバラになることもあるそうです(>_<)
野外のライブで使ったりと、結構過酷な条件下で使い倒していますので、この話を聞いてからは、年に1度、PALに持ち込んで診断してもらうようにしています。
今回、ブレイシングの剥れはなかったので一安心(^^)
今回のナット交換はお店のスタッフによる仕事ですが、4弦のビビりも解消されバッチリの仕上がりです。
ところが・・・
Chakiをリペアに出していた、ばらさん。。
引取りのついでに、ばらさんのHD-28を診断に持ち込んだところ、ブレーシング剥れがあるそう。
その場で調べてもらったら、
なんと6ヶ所もハガレてる(涙)
修理は「1ヶ所いくら」という設定なので、結構費用もかかりそう・・・
ああ、
奥さまsatoちゃんの頭から角が・・・
し~らないっと ^^;
ギターをお持ちのみなさん、健康診断は定期的に忘れず受けましょう (^^)