電車を乗り継いで東京から15時間、夜中の1時過ぎに来津して「たる」に荷物を置いた後は、ファミレスで時間を潰したり駅で仮眠を取ったりと。
ライブ当日は鶴山公園まで足を伸ばして初めての津山を散策。
時間があればどこへでも歌いに行く。
歌が好きで、町が好き、そして自転車が好きで旅が好きなんですね。
まるで19世紀後半に現れたアメリカの「ホーボーズ」のようです。
その彼が「フォーク酒場たる」で歌ってくれました。
第一部は「一人芝居と歌」を組み合わせたライブ。
もちろん来場のみなさん、「いけざきさん」は初めてなわけで・・・
そんなことから「いけざきさん」はこんな人って、本人の紹介も兼ねた一人芝居・・・
役柄に合わせ喋る声はしわがれ声でしたが、ひとたび歌いだすと・・・
すばらしくよく通るハイトーンの若々しい歌声です。
芝居をしながらギターを手にとり生で歌い始め、そしてマイクに向かうと「音楽屋さん」の本領発揮ですね(^^)v
そして第二部は「落語と歌」のライブ。
「フォーク酒場」のステージが高座に早変わり。
演目は「芝浜」という古典落語だそうです。
酒に溺れ仕事もしない男が、女房の嘘によって立ち直り改心して仕事に精を出す。
そして月日のたったある日、その真実を妻から聞かされ久しぶりに酒を勧められるのだが・・・
観客の皆さん、じっと聞き入っています。
う~ん、よい人情噺です、じ~んときてしまいました(^^)v
こんなカッコだと歌いにくいと思うのですが、歌もギターも正座したままで。
それでもノリの良いボーカルを聴かせてくれました(^^)v
自転車で景色を運ぶ音楽屋さん、「池崎浩士」。
4月には自転車で四国一周を計画しているようです(^^)/
一人芝居に落語、そして弾き語りと、最高のパフォーマンスを津山の夜に!
「いけざきさん」ありがと~!
そしてご来場の皆様もありがとうございました!!
(^^)/