今年の七夕は、降り続く雨に天の川も見えるはずもなく、悲しい夜になりました。
新型コロナウイルスが収束に向かうと思いきや、東京ではまた感染が拡がっているようにも見え、先日からの九州地方で続いている豪雨により多くの方が被災されています。
被災された方々へは謹んでお見舞いを申し上げます。
一日も早くこの豪雨が収まり、これ以上の被害が出ないことを、七夕の夜に願掛けしました。
昨日店に着くと、入り口に七夕飾りが。
ペントハウスビル・オーナーのせっちゃんが飾ってくれていました。
いつもTalumache Arrowを気にかけてくださり、ありがとうございます。
そしてもう一つ、とても悲しい出来事。
山崎ハコさんのご主人でギターリストの安田裕美さんが6日、天国へと旅立たれたそうです。
当店では昨年6月に念願だった「山崎ハコ&安田裕美ライブ」を開催して丁度一年、音作りに決して妥協を許さない本当のプロフェッショナル。
私が安田さんを初めて知ったのは、「氷の世界 / 井上陽水」です。
中学3年の、ギターを始めたばかりの私は「白い一日」での安田さんのオブリガードに魅了されたのでした。
この悲しいニュースを知り、山崎ハコさんの大ファンである卵ご飯さん、仕事も手につかず当店へ足を運んでくれました。
早い時間はレコードをかけて。
「はじまり」、「帰れない二人」、「白い一日」、「自己嫌悪」、「心もよう」、「待ちぼうけ」、「桜三月散歩道」、「Fun」と多くの楽曲で安田さんのアコースティックギターが聞けます。
山崎ハコさんのファーストライブ。
このアルバムは安田さんのギターではありませんが、ハコさんの魅力がそのまま伝わる名盤ですね。卵ご飯さんはこのレコードでハコさんの完コピ目指してギターを練習したそうです。
安田裕美さん72歳、まだまだ日本の音楽界で活躍して欲しかったです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。