総社市在住のアコースティック・ギター・プレイヤー「佐藤茂」さん。
昨年の11月以来、約1年ぶりに「たるライブ」。
ギターは日本のハンド・メイド・ギターを代表する「スギクラフト」。
細部までこだわった作り込みがなされた素晴しいギターで、大量生産品とは違う最高の工芸品と言えるでしょう。
その工芸品にマグネットとコンタクト・ピエゾ2つのピックアップが付きます。
そしてその「スギクラフト」の音に幅と深みを与えるのが、このシステム。
中川イサトさんや押尾コータローさん等多くのトップ・プレイヤーも使用している「M-ファクトリー」にリバーブ、コーラスを加えて奥の深~い 音が作り出されるのです。
ただし、素晴しい道具が揃っただけで素晴しい演奏が出来る訳ではありません。
その道具のパフォーマンスを十二分に引き出すプレイヤー抜きでは、オーディエンスを魅了することは出来ません。
多い時には年間60本のライブもこなしていたという、佐藤さんの演奏技術があってこそなのです。
ハーモニクス、タッピング、ボディ・ヒッティング等のテクニックを散りばめての演奏は見事です。
楽曲はオリジナルが中心 ♪
日常生活でふと気付いた事柄を曲されているようです。
言葉でなく、ギターの音とメロディでそれを表現するのは、詩を作る以上に感性が必要だと思いますが、時には2時間ほどで曲に仕上げてしまうそう。
目を閉じて聴いていると、そのタイトルの情景が浮かんできそうです。
オリジナル以外では、アニメ「サザエさん」、「花」(喜納昌吉)、「上を向いて歩こう」など馴染みのある曲も演奏してくれました。
アンコールでは一足早くクリスマス・ソング「きよしこの夜」も ♪
アコースティック・ギターの魅力を最大限に引き出して、ギター1本でリズムとベース、メロディを同時に鳴らし、素晴しい演奏を聴かせてくれた佐藤さんでした。
佐藤さん、昨夜は素晴しい演奏をありがとうございました!
またぜひ「たる」でのライブやってくださいね。
そしてご来場の皆様も本当にありがとうございました!
(^^)/