一人で思う 秋はもう深く・・・
もう忘れた すべてあなたのことは
秋の枯れ葉の 中に捨てた ♪
フォークデュオ『ふきのとう』が1974年に歌って大ヒットした『白い冬』。
作詞は北海道北見市出身の『工藤忠幸』さん、ご本人も1978年に『遠い漁り火』という曲でCBSソニーからデビューしています。
1950年生まれで、現在は札幌でBOSTON CLUBというお店を経営しながらツアーで全国を廻りながら歌っています。
今回copi.さんの紹介で『たるライブ』が実現しました。
昨日は松山から津山入り。工藤さん曰く「こんなに揺れる列車には初めて乗った・・・」という津山線で到着^^;
工藤さんが持ち込んだギターは『Martin OOO-28(1947年製)』という貴重なビンテージ・ギター。見るからに風格があります(後ろはcopi.さんのGibson SJ-200)。
このギターは昔、南こうせつさんが使用していたものだそうです。
定刻8時丁度、いつもライブのオープニングで歌っている曲とは選曲を変えたという、『夕焼け』という曲で開演。
ハリのある、とても60歳を越えた方の声とは思えない伸びやかなボーカルです(^_^)v
デビュー後も北海道が拠点であるために、現在は『オホーツク観光大使』を務め、他にもラジオ制作や音楽教室を開いていたり、以前は大学でパソコンの講師もしていたそうで、多彩な才能をお持ちです。
さすがにお喋りはお手の物、デビュー当時のことや、『ふきのとう』とのエピソード等、曲間のMCで楽しく聞かせてくれました。
注目のギター、Martin OOO-28はカリンカリンに乾いた音で、スモールボディとは思えない、ドレッドノートにも負けない音量です ♪
途中一度休憩を挟み2時間強、アンコールも飛び出しラストは代表曲『白い冬』を熱唱(^^♪
工藤さんの素晴らしいボーカルと、年輪を重ねたビンテージ・ギターの深みのある音色。
素晴らしいライブでした。
工藤さん、昨夜は素敵な夜をありがとうございました!!
ライブ終了後は工藤さんを交えしばし歓談。
そして最後まで残ってくれた方とは記念写真を(^_-)-☆
昨夜お越しの皆さま、平日にもかかわらずご来場ありがとうございました!!!
(^^)/