レアなギターを紹介。
Gibson CF-100E。
1951年から59年までの製造で、約140本位しか生産されてないそうです。
ピックアップを搭載していないモデルもあり、プロではかまやつひろし、坂崎幸之助、山本潤子さんが使っています。
上の写真は、ある会社の常務取締役を務める方の1本。この方はよしだたくろうの大ファンで、J-45も持っておられます。
先日、このギターを抱えて我が家を訪れ、聞くとペグボタンが割れてしまったとのことで、新しいペグに交換して欲しいとのこと。
なにせ、50年前のギターですからね。見るとプラスチックが完全に風化してます^_^;
新品のペグは「KLUSON DELUXE」の完全復刻版。
うん。これなら簡単に交換出来そう。翌日交換することにして、ギターを預かりました。
( デヘヘ、当分このギター、家で弾ける! )
作業は簡単でした。
ただし、ヘッド表から差し込むブッシュと本体を留めるネジは径が違っていたので、現状のものをそのまま使いました。
ものの10分で交換。弦も新しく張り替えて早速試奏。
(このギター前々から気になっていたんですよね)
枯れたいい音です!
私のJ-50と比べてGibson独特のジャリジャリ感はないですが、小さなボディにしてはしっかり箱鳴りしています。
トップはスプルース、サイド・バックはマホガニー。(バックはなんと1ピースじゃないですか)指板、ブリッジには今となっては貴重なハカランダが使われています。
ピックアップに名器P-90を搭載していますが(ビートルスのJ-160Eであまりにも有名)、J-160Eと比べても、断然こっちの方が生音はいいです。(ま、J-160Eは合板でギターのコンセプトが違うんでしょうけどね)
スモールサイズのビンテージ、私も1台欲しいな~。
おっと、女房の顔が浮かんできました ^_^;