畳刺 父ちゃんの日々

町駕籠の修繕

コチラは昨日納めてきました千葉県立房総のむらに展示されている町駕籠(包み御座と垂れ)の修繕の紹介です。
初めて受けたのが12年前、6年に1度の修繕作業で今回3回目の製作でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作り方の文献や資料もなく初めての時はどうやっているのかほどしながら寸法や縫い方を見て写真を撮りノートにまとめながら進めました。
最初に作った畳屋さんの縫い方はあまり参考にならなかった為、手探りでの製作でした。

うすべり縫いと有職仕事の縫い方を合わせながら針や糸、下紙も箇所箇所で使い別けています。
3回目という事もあり、初めて製作した頃から縫い方なども大分改良し、外に展示されていても長持ちするように仕上げたつもりです。
他の納期仕事も重なり日中に作業出来なかった為、10日間かけて夜な夜な作業をしておりました。
(実質のトータル製作時間はというと丸3日というところでしょうか)
普通の茣蓙縫いと違い非常に手間が鰍ゥりますので仕上がるとホッとします。
来月にも歌舞伎の小道具さんが駕籠に取り付けをするそうですので完成したところを見に行こうと思います。
そんな町駕籠修繕の紹介でした。


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