こちらは本日お世話になりました成田市にある大型分譲マンションの薄畳施工例です。
困った事にこちらのマンションには簡易型組み立て式の【きたろう畳】が使用されております。
私が初めて、きたろう畳を知ったのもこちらのマンションでした。
それ以降ブログやホームページを見て頂いたお客様から多くのご相談を受けどこの畳屋さんも受けてくれなかったというきたろう畳の入れ替え施工を行ってきました。
まずは、きたろう畳の見分け方です。
一番判りやすい特徴は、写真右側の畳のように縦方向の畳が2枚並ぶ真ん中に縁がある事と隣に並ぶ畳との間の縁が1本である事です。
また、経年劣化が進むと縁が捲れて反り返ってきます。
ご自宅の畳がこの様な形状なら間違いなく、それが【きたろう畳】なのです。
この畳の1番の問題は開発メーカーが生産を止め、きたろう畳自体を修繕する事が出来ないという点です。
当店もきたろう畳を施工する事は出来ません。
しかし、安心してください!
きたろう畳を撤去して使い捨てでない15㎜厚の薄畳に入れ替える事が可能なのです!
まずは、きたろう畳の撤去。
レール式の畳縁を外し、パネル式の畳本体をカットします。
レールを外し、打ち付けてあるホチキスの針を全て綺麗に抜き取ります。
撤去後、部屋の採寸です。
2人で作業をし、採寸終了まで1時間掛かります。
採寸後、工場に戻り作業開始!
当店が使用するのはエコパネル薄畳床15㎜厚仕上がり
使用している畳表はもちろん熊本産! 施工方法も安心安全な逢着施工です
もちろん畳の縁も縫い付けますのできたろう畳のように捲りあがるなんて事はありません
それでは施工後の和室です
使い捨てのきたろう畳から使い捨てでない熊本産畳表を使用した15㎜薄畳への入れ替え工事が完成です!
今回もお客様には大変お喜び頂きました
成田市K様、この度は当店にご注文頂き有難う御座いました!
もし、ご自宅の畳がこの【きたろう畳】で困ったのなら是非当店へご相談くださいませ!
そんな困った畳、きたろう畳の施工例でした。