有難い事でございます。
昨日お世話になりましたお客様の仕事ですが珍しい施工を行ないました。
六畳二間の間付の部屋。
床の間の6畳をお茶室仕様に変えたいとの事。
それも六畳間を四畳半の小間に見立てた敷き方で。
見積もり時、施主様とお話をし御要望を聞き、この部屋ではこういう敷き方が1番では?とアドバイスもし、施工が決定です。
作業当日、手前の六畳間の張替えは弟に任せ、私がお茶室施工を担当です。
施工前の六畳間です
もちろん部屋は江戸間。
大きさは標準より多少詰まっています。
寸法を確認、何とかなりそうでしたので4畳半は総目のりを考え寸法を直します。
入っているのは台湾の藁床。
おまけにムラだらけ(泣)
隙間はゴザをチャックで打ってのビョウ止め紙テープ貼り。
しかも以前やった業者が床糸をバッサリ切るなど畳を壊しており
縫い止め、絡げ直し、ムラカイ。
・・・1枚目は写真を撮りましたが修正が大変で、しかも炉切りもあり、仕事に夢中で途中施工は写真も撮らず(大汗)
この施工は本当に手間が鰍ゥりました。
茶室仕様にするのも当日施工では厳しかったかなとも思いながら必死で作業です
それでは完成した茶室仕様のお披露目です
非常に手間を鰍ッただけあって納得の仕上がりです。
施主様にも大変お喜び頂きました!
もちろん四畳半の小間仕立ての畳は総目のりです。
(部屋の曲が酷くなかった為)
納品が予定より大分遅くなってしまいましたがその分、良い仕事が出来たと思います。
そんなお茶室への変更の仕事でございました。
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畳刺 父ちゃん
hei-soda
畳刺 父ちゃん
畳職人でございます。
畳刺 父ちゃん
sugitatami
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