〖帝国の恋嫁〗4巻あらすじ・ネタバレ感想。
麗しのシャール登場で、処刑台ルートを回避できていなかったことが判明し大ショックのリリエル。
しかもシャールには疑念を抱かれているようで……。
麗しのシャール登場で、処刑台ルートを回避できていなかったことが判明し大ショックのリリエル。
しかもシャールには疑念を抱かれているようで……。
〖帝国の恋嫁〗4巻
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■著者:可歌まと
■カバーデザイン:Aya Sekine
■発行:株式会社白泉社
■発売日:2023年12月5日
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〖帝国の恋嫁〗4巻登場人物
〖帝国の恋嫁〗4巻あらすじ・ネタバレ感想
〖帝国の恋嫁〗4巻登場人物
●リリエル・クローディン・ライヒア
ライヒア王国の王女
ネット小説の世界に転生した
ルディウスに嫁ぐが離婚したい
ネット小説の世界に転生した
ルディウスに嫁ぐが離婚したい
●ルディウス
フィヴルム帝国の皇太子
小説では“運命の乙女”と結ばれる
なぜかリリエルを気に入ってしまう
小説では“運命の乙女”と結ばれる
なぜかリリエルを気に入ってしまう
●シャール・メイズバード
13話~登場する原作の主要登場人物
侯爵家の次男でルディウスの友達
英国騎士団内青龍騎士団副団長
侯爵家の次男でルディウスの友達
英国騎士団内青龍騎士団副団長
●レガスト・オルセン
4話~登場するルディウスの従兄弟
オルセン公の嫡子
原作では“運命の乙女”に横恋慕する
オルセン公の嫡子
原作では“運命の乙女”に横恋慕する
●ジェイン・ローエン伯爵夫人
9話~登場
ルディウスの友達で若く美しい未亡人
原作には存在しなかった
ルディウスの友達で若く美しい未亡人
原作には存在しなかった
●リリエルの侍女達
●ルディウスの近侍・セオドア
●謎の露天商と暴漢
●運命の乙女
小説ではルディウスと結ばれる設定
いまだ登場していない
いまだ登場していない
〖帝国の恋嫁〗4巻あらすじ
【そのまえに】3巻あらすじ・感想こちら
【収録】13話~16話+特別編①②おまけ
前世で読んでいたネット小説『フィヴルム帝国物語』の世界に、処刑台送りになる悪役妃として転生したリリエル。
生存ルートを模索する中で、夫であるフィヴルム帝国の皇太子ルディウスとは友情を育むことにしました。
生存ルートを模索する中で、夫であるフィヴルム帝国の皇太子ルディウスとは友情を育むことにしました。
ある日、原作の人気キャラであるシャール・メイズバードが帰国します。
リリエルは、明るくて女性にモテるシャールと対面し原作ファンとして大興奮。
ところが、シャールから魔獣除けの宝石の粗悪品が出回っており、それと一緒に滅びの予言が帝国内に流れていると聞かされます。
リリエルは、自分がどんなに足掻いていても物事は原作通りに進んでいると確信し青ざめます。
リリエルは、明るくて女性にモテるシャールと対面し原作ファンとして大興奮。
ところが、シャールから魔獣除けの宝石の粗悪品が出回っており、それと一緒に滅びの予言が帝国内に流れていると聞かされます。
リリエルは、自分がどんなに足掻いていても物事は原作通りに進んでいると確信し青ざめます。
そんなリリエルにシャールは、ルディウスと自分と3人で街に遊びに行こうと誘います。
リリエルは、金髪に染め変装したルディウスの姿にトキメキながら、街でも原作の聖地巡礼とばかりに大喜び。
でも、露店で「皇太子妃・リリエル様が夢中になっている」という売り言葉で粗悪品の魔獣除けの宝石が販売されていることを知り……。
リリエルは、金髪に染め変装したルディウスの姿にトキメキながら、街でも原作の聖地巡礼とばかりに大喜び。
でも、露店で「皇太子妃・リリエル様が夢中になっている」という売り言葉で粗悪品の魔獣除けの宝石が販売されていることを知り……。
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〖帝国の恋嫁〗4巻ネタバレ感想
原作の主要登場人物の一人・麗しのシャールが登場し、もともと原作ファンのリリエルはオタク魂が刺激され大興奮。
シャールのキラキラ男子ぶりも原作通り、と喜んで見ているのですが、彼の言葉によって運命に抗うのはそう容易くないこと思い知ります。
悪役妃としてギロチンにかけられたくないリリエルは、これまで様々なトラップをうまく回避したつもりでいました。
しかし、その努力は無意味でした。
シャールのキラキラ男子ぶりも原作通り、と喜んで見ているのですが、彼の言葉によって運命に抗うのはそう容易くないこと思い知ります。
悪役妃としてギロチンにかけられたくないリリエルは、これまで様々なトラップをうまく回避したつもりでいました。
しかし、その努力は無意味でした。
リリエルが処刑される原因の一つが、魔獣除けの宝石を集めることでした。
原作を読んで流れを知っているリリエルは、3話でオルセン公に宝石を勧められてもキッパリ断っています。
だからリリエルは魔獣除けの宝石を一つも持っていないのですが、なぜか街ではリリエルが夢中になったいる宝石として売られているのです。
リリエルが運命に抗って少し状況が変化したとしても、どこかで自動的に修正されているんですね。
結局、リリエルは宝石を買いあさり民衆の怒りを買う愚かな妃ポジションのままだったわけです。
原作を読んで流れを知っているリリエルは、3話でオルセン公に宝石を勧められてもキッパリ断っています。
だからリリエルは魔獣除けの宝石を一つも持っていないのですが、なぜか街ではリリエルが夢中になったいる宝石として売られているのです。
リリエルが運命に抗って少し状況が変化したとしても、どこかで自動的に修正されているんですね。
結局、リリエルは宝石を買いあさり民衆の怒りを買う愚かな妃ポジションのままだったわけです。
運命は修正を加えながらリリエルを処刑台に乗せようとしているようです。
生きる為に、処刑されないようにあんなに頑張ったのに、結局何も変わっていないなんてショックすぎます。
頑張っても頑張ってもギロチンが待っているだけ、なんて空しすぎます。
生きる為に、処刑されないようにあんなに頑張ったのに、結局何も変わっていないなんてショックすぎます。
頑張っても頑張ってもギロチンが待っているだけ、なんて空しすぎます。
でも、どうやっても小説通りなら、今はまだ現れていない“運命の乙女”もやっぱりそのうち現れるってことですね?
そしたら、ルディウスは?
シャールはリリエルを見るルディウスに
そしたら、ルディウスは?
シャールはリリエルを見るルディウスに
「まるで
届かぬ
片想いの相手
みたいじゃないか」
届かぬ
片想いの相手
みたいじゃないか」
(65ページ)
と言いますが、それは端から見てもルディウスの恋心がダダ漏れているってことだと思います。
だけど原作通り事が進んでいるのなら“運命の乙女”を前にした途端、ルディウスの心はリリエルから離れてしまうかもしれません。
ええー、そんなのは嫌。
ルディウスには、いつまでも片想いをしているかのようにリリエルを愛でてほしいと思います。
だけど原作通り事が進んでいるのなら“運命の乙女”を前にした途端、ルディウスの心はリリエルから離れてしまうかもしれません。
ええー、そんなのは嫌。
ルディウスには、いつまでも片想いをしているかのようにリリエルを愛でてほしいと思います。
ところで、作者の可歌まとさんは小さい頃から本をたくさん読まれた方なんだろうなと思います。
台詞の言い回しがとても軽妙で、読んでいて楽しい気分になるような言葉の使い方が凄く巧みだと思います。
言葉は少ないのにリリエルのワクワクした気持ちが伝わってきます。
最近の漫画はWebを意識している為かコマ数も少なく文字も少ないので、短い言葉でどれだけの情報を組み込んでいるのかと、そのセンスに感心します。
可歌さんも(本人に聞いたわけではないので私の勝手な推測ですが)かなりの読書量がベースにあるからこそ、ピッタリの言葉を紡げるのではないでしょうか?
台詞の言い回しがとても軽妙で、読んでいて楽しい気分になるような言葉の使い方が凄く巧みだと思います。
言葉は少ないのにリリエルのワクワクした気持ちが伝わってきます。
最近の漫画はWebを意識している為かコマ数も少なく文字も少ないので、短い言葉でどれだけの情報を組み込んでいるのかと、そのセンスに感心します。
可歌さんも(本人に聞いたわけではないので私の勝手な推測ですが)かなりの読書量がベースにあるからこそ、ピッタリの言葉を紡げるのではないでしょうか?
さて、未だに“運命の乙女”は現れませんが、物語は何だか胡乱な人々が登場したりしてリリエルはますます気が抜けない状況になってきました。
次は新展開のようです。
次は新展開のようです。
【つづきは】5巻あらすじ・ネタバレ感想
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