幸村アルトさんの『コレットは死ぬことにした』16巻のあらすじとネタバレ感想!
16巻は新キャラ(神様)は出てこない。
人間界メインのお話で、ハデス様とコレットのイチャイチャも地味~な感じだわ。
16巻は新キャラ(神様)は出てこない。
人間界メインのお話で、ハデス様とコレットのイチャイチャも地味~な感じだわ。
『コレットは死ぬことにした』16巻
Vol.16 of Colette Decides to Die
著者:幸村アルト
著者:幸村アルト
カバーデザイン:fabric engine/発行:株式会社白泉社/2020年6月19日発売
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『コレットは死ぬことにした』16巻あらすじ・ネタバレ感想
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『コレットは死ぬことにした』16巻あらすじ
冥府も働き方改革で、冥王ハデス様には3人の部下ができた。
コレットとハデス様冥府の住人一行はエリュシオンのクロノス様のツリーハウスを訪れ、新しい仲間達の歓迎会を開く。
楽しい時を過ごしたコレットは、再びディオ、ヘルメスの2柱と合流し旅へ戻る。
コレット達は途中で知り合った隊商とともに遍歴医の村へ立ち寄ることになる。
隊商の一員・リニは村出身だが10年前に母親と喧嘩して以来一度も帰っていない。
隊商の仲間達のすすめで実家に帰ることにしたリニだったが、兄が結婚して家族ができていたことに驚く。
そして、強く逞しかった母親がすっかり弱り果て余命幾ばくもないと知り……。
コレットとハデス様冥府の住人一行はエリュシオンのクロノス様のツリーハウスを訪れ、新しい仲間達の歓迎会を開く。
楽しい時を過ごしたコレットは、再びディオ、ヘルメスの2柱と合流し旅へ戻る。
コレット達は途中で知り合った隊商とともに遍歴医の村へ立ち寄ることになる。
隊商の一員・リニは村出身だが10年前に母親と喧嘩して以来一度も帰っていない。
隊商の仲間達のすすめで実家に帰ることにしたリニだったが、兄が結婚して家族ができていたことに驚く。
そして、強く逞しかった母親がすっかり弱り果て余命幾ばくもないと知り……。
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『コレットは死ぬことにした』16巻ネタバレ感想
メインは人間界のある家族のお話ゆえ、神々の煌びやかさと比べると地味だった。
でも、親元を離れ長く家族と会っていない人にはリニの気持ちが分かると思う。
でも、親元を離れ長く家族と会っていない人にはリニの気持ちが分かると思う。
リニにとって母親は、猛禽類のように強く逞しかった10年前のイメージのままだ。
それなのに、年老いた弱々しい姿を見せられるのだから、戸惑うのは当然だ。
母親の痩せ細った手を見たリニは思わず逃げ出し、57ページでこう言う。
「気味悪かった」
10年も家出したあげく、もうじき死ぬ母を見て「気味悪い」はないだろう、何て薄情なんだ、と思うかもしれない。
でも、ずっと会っていないとこんなもんだ。
何年も会わないと、親が小さくなっていることにだってちょっとしたショックを受けるのに、腕など枯れ枝のようになっていたりしたら受入れがたい。
親にとって子はいくつになっても子供だ。
そして子にとって親は、自分の助けなど必要としていない、むしろ甘えることをゆるしてくれる存在だ。
子供だって、親元を離れた時の親のイメージのまま止まっているのだ。
ずっと一緒に暮らしていると親が弱っていく変化は気づかないほど緩やかだ。
だが、離れて暮らしている子から見た親の衰えは、昨日40代の姿だったのに今日突然80代の姿になったくらい急激でとても怖いものなのだ。
その怖さからリニは逃げ出した。
ずっと一緒に暮らしていると親が弱っていく変化は気づかないほど緩やかだ。
だが、離れて暮らしている子から見た親の衰えは、昨日40代の姿だったのに今日突然80代の姿になったくらい急激でとても怖いものなのだ。
その怖さからリニは逃げ出した。
薄情だからではなく誰にでもある感情なのだ。
まあ、そんなわけで、地味ではあるが人間としては避けられない問題がテーマになっていた16巻だった。
以上、『コレットは死ぬことにした【通常版】 16 (花とゆめコミックス)』の感想でした。
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ご訪問ありがとうございました(人´∀`*)
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