ろびこ著『僕と君の大切な話』7巻のあらすじとネタバレ感想。
『僕と君の大切な話』は7巻で完結です。
カバーを外すと、表は東くん、裏は相沢さんのイラストでした。
『僕と君の大切な話』7巻
著者:ろびこ
カバーデザイン:名和田耕平デザイン事務所
発行:株式会社講談社
2020年3月13日発売

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『僕と君の大切な話』7巻のあらすじ
東くんから「好き」と言われた相沢さんは天にも昇る気持ちで受入れようとする。
「だが返事をくれるのはもう少し待って欲しいんだ」(13ページ)
と、東からまさかのおあずけ。
と、東からまさかのおあずけ。
小説家志望の東はまだ1作も作品を完成させていないことで、自分は相沢さんと付き合う段階に至っていないと思っていた。
その為、1作書き上げることでけじめをつけようと考えた。
相沢さんは東が小説を書いていることを知らないが、待つことを約束する。
その頃、東くんと相沢さんの共通の友達、はまりんとカフェインの恋もひっそり進行していた。
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『僕と君の大切な話』7巻ネタバレ感想
東くんが相沢さんに「好き」と伝えた所からの続き。
学年一の美人さんでありながら、東くんのストーカー少女だった相沢さんが、東くんの告白を断るはずはない!
東くんが何をしてけじめとするのか聞きもせずに大人しく待つあたり、相沢さんはいい奥さんになるわね。
『僕と君の大切な話(6) (デザートコミックス)
』のあとがきで、将来東くんが小説家になった時に貧乏に負けないポジティブな女の子が隣にいたらいいな、と作者が考えてできたのが相沢さんというキャラであることが書かれている。
確かに、相沢さんならどんな貧乏に陥ろうとケロッとして、いつも東くんを信じて笑顔でいてくれそうだわ。
48ページで東くんは、彼女とのデートエピソードを語るカフェインくんに、
「自分の趣味に招き入れてくれるなんて信頼してる証だな」
と、言ってあげる。
確かに、自分の趣味を人に知られるのって恥ずかしいものだ。
こんなのが好きなの?と引かれるのは嫌だし、私はコレが好き、と教えるだけでも結構勇気が要るものだ。
49ページで東くんは満面の笑みでカフェインくんにこう言う。
「よかったな!素晴らしい彼女ができて」
ええ、友達やぁああぁ!(゚´Д`゚)
東くんはかなりのド偏屈であるが、友達への恋のアドバイスはいつもグッジョブなんだよね。
そして、偏屈でありながら他者を拒絶しないんだよな。
強烈な叔母さん達に囲まれながらも、愛情いっぱいで育てられたからかな。
人に優しくて、受入れができる子なんだよね。
この巻『僕と君の大切な話(7) (デザートコミックス)
』では、東くんのべっぴんさんな叔母様達が登場するのだが、結局東母ちゃんは出なかった。
東くんのお母さんがどんな人なのかメチャクチャ気になる。
そして、なぜ相沢さんがご令嬢から今の暮らしになったのかも語られず終了した。
いろいろ未回収のまま最終巻となったのは少々残念だ。
が、東くんが相沢さんに、楽しそうにネタ話をする様子が見られたからヨシとする。
ところで、この漫画、学ランとセーラー服なのが個人的に好みなんだよね。
最近は学ランのDKなど見かけない。
どこの高校もだいたいブレザーだし、女子はチェックのスカートだもんな。
少女漫画の中ですらだいたいブレザーだよ。
学ランの後ろ姿って、背中とか肩が凄く綺麗で、結構カッコ良く見えるんだけどな。
時代の流れなので仕方ない。
『僕と君の大切な話』は学ランを楽しめる漫画だったので、終わって淋しいな。
以上、『僕と君の大切な話(7) (デザートコミックス)
』感想でした。
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ご訪問ありがとうございました(人´∀`*)
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