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〖ザ・トラベルナース〗1話から最終話まで全話あらすじ・感想。中井貴一&岡田将生

〖ザ・トラベルナース〗1話から最終話まで全話あらすじ・ネタバレ感想、キャストまとめ。
超嘘つきナース・中井貴一&意識高すぎナース・岡田将生が、患者も医療従事者も自分自身も救っちゃう痛快医療ドラマです。
2022年10月20日よる9時からテレビ朝日系にて放送スタート。
『ザ・トラベルナース』あらすじ・ネタバレ感想

〖ザ・トラベルナース〗 

THE TRAVELNURSE
■主演:中井貴一&岡田将生
■脚本:中園ミホ
■主題歌『五明後日』(DISH//)
■毎週木曜日 21:00~21:54(テレ朝)
※放送予定は変更になる場合があります


〖ザ・トラベルナース〗あらすじ・ネタバレ感想、キャスト

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 ※ゲストは各話に記載
第1話あらすじ・ネタバレ感想(2022年10月20日放送)
第2話あらすじ・ネタバレ感想(2022年10月27日放送)
第3話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月3日放送)
第4話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月10日放送)
第5話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月17日放送)
第6話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月24日放送)
第7話あらすじ・ネタバレ感想(2022年12月1日放送)



【岡田将生関連記事】



〖ザ・トラベルナース〗キャスト 

<天乃総合メディカルセンター>
-看護師-
那須田歩なすだあゆみ (岡田将生)
 ある人に呼ばれ就労環境が悪い日本に帰国
 33歳のめっさ感じ悪いフリーランス看護師
九鬼静くきしずか(中井貴一)
 圧倒的スキルを持つ謎のスーパーナース
 女子力が高いが場合によっては毒舌全開
 恐ろしいほどの二枚舌。60歳

愛川塔子あいかわとうこ (寺島しのぶ)
 看護部長。49歳。医師の言うことは絶対
金谷吉子かなやきっこ (安達祐実)
 37歳のクールビューティーな中堅ナース
 バツイチ、男嫌い、ネガティブ
向坂麻美こうさかまみ(恒松祐里)
 23歳で遠恋中のヘタレナース
弘中スミレひろなかすみれ (宮本茉由)
 27歳の准看護師
 医師か金持ちの患者と結婚したい
森口福美もりぐちふくみ (野呂佳代)
 間食と井戸端会議が大好きな35歳の看護師

-医師-
天乃隆之介あまのりゅうのすけ (松平健)
 経営の為なら情け容赦のない病院長。63歳
郡司真都ぐんじまこと(菜々緒)
 女性ゆえ不遇な日々を送る33歳の外科医
神崎弘行かんざきひろゆき(柳葉敏郎)
 「ゴッドハンド」と評判の外科医
 大学病院から引き抜かれた58歳の外科部長
 1話で天乃院長と西事務長から解雇される
天乃太郎あまのたろう(泉澤祐希)
 30歳の内科医。院長・天乃隆之介の息子
古谷亘ふるやわたる (吉田 ウーロン太)
 45歳。金に汚い外科医
 看護師や女性を見下している
新田明にったあきら(前原瑞樹)
 35歳の外科医
 外科部長・神崎と先輩・古谷の腰巾着
神野博道じんのひろみち (六角精児)
 2話~。神崎の後任のスーパードクター
 グルメなエゴイスト

-そのほか-
西千晶にしちあき (浅田美代子)
 58歳の事務長で院長とはワケあり…
 問題が起きると看護部長・愛川にあたる
土井たま子どいたまこ (池谷のぶえ)
 [ルスキニア]寮の料理下手寮母。50歳

三上礼みかみれい (荒木飛羽)
 3話~登場する大学3年生。映研所属
 筋線維芽細胞腫が再発し入院
 ナース向坂麻美の存在が励みになる

●ナレーション(遠藤憲一)



〖ザ・トラベルナース〗第1話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
一定の医療行為を実施できる看護資格【NP(ナース・プラクティショナー)】を存分に生かし、トラベルナースとしてアメリカ国内を転々としていた那須田歩(岡田将生)は、ある人物からの依頼で日本に帰国します。
歩は、看護師が次々退職し慢性的な人手不足に陥っている[天乃総合メディカルセンター]で働くことになります。
院長の天乃隆之介(松平健)の前でもやたらと態度が大きく、院内ヒエラルキーを無視した歩の振る舞いに、外科部長の神崎弘行(柳葉敏郎)は憮然とします。
しかも、歩と同日から勤務するはずの“院長お墨付きのベテラン看護師”が一向に姿を見せません。

その矢先、経営第一主義でVIP患者を優先する天乃院長は、急遽転院してくることになった議員・一ノ瀬勲(津田篤宏)の執刀医に「ゴッドハンド」と評判の高い神崎を任命します。
おかげで神崎にしかオペができない一般患者・一村香澄(春木みさよ)の手術が延期されてしまいます。
香澄の手術は何度か延期されており、外科医の郡司真都(菜々緒)は香澄のオペを急ぐべきだと訴えます。
しかし、神崎は耳を貸しません。

オペ看として一ノ瀬のオペに入った歩は、一ノ瀬の異変を察知。
手術の中止を主張して、手術室から追い出されてしまいます。
手術室の前で立ち尽くす歩の前に現れたのは、院長お墨付きベテラン看護師・九鬼静(中井貴一)でした。
九鬼は歩に
「私の診立てでは、まもなく手術は中止になります」
と告げ……。

〖ザ・トラベルナース〗第1話ゲスト

栗を喉につまらせる老人・竹夫(藏内秀樹)
竹夫の妻・松子(松本海希)
バスの運転手(白畑真逸)
一般患者・一村香澄(春木みさよ)
香澄の娘・一村美里(永井彩加)
議員・一ノ瀬勲(津田篤宏(ダイアン))
郡司真都の女医友達(小林涼子、白石糸、美馬沙亜弥)
【回想】歩の母・那須田ゆかり(西原亜季)
【回想】幼少期の那須田歩(佐藤遥灯)

●感想
トラベルナースのお時給は?
私が住むド田舎でトラベルナースの(派遣)お時給は2,500円~3,550円程度。
依頼すると最果てからでも来てくれます。
驚くべきはコミュニケーションスキル。
今日着いたのに10年前から居るみたいな馴染み方にビックリぽん。
関東圏の場合は、時給2000円程度からで、訪問看護にいたっては2000円以下、と思ったより低い時給なのは意外でした。

く、く、く、九鬼(中井貴一)、怖っ!
神崎(柳葉敏郎)に命と手術の取引を持ちかけるなんて一体何者なんでしょう。
「患者の命より自分のプライドを優先するような医者は、消えてください」
九鬼は天狗になっている神崎が『間質性肺炎』で倒れた時、こう願ったらしいですが、彼の病気と人を見る目は医者以上です。
まさか神崎がコロナの後遺症で間質性肺炎になりぶっ倒れるとは……。

「プライドだけが無駄に高いただの馬鹿ナースです」
と言われた歩(岡田将生)。
九鬼とうまくやっていけるでしょうか?



〖ザ・トラベルナース〗第2話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
那須田歩(岡田将生)がある店でひとりランチをしていると、女性客の二階堂日向子(キムラ緑子)が脳梗塞で倒れます。
歩の適切な判断で一命を取り留めますが、後遺症で発話も食事もできなくなった二階堂は、天乃総合メディカルセンターに入院。
担当は歩とスーパーナース・九鬼静(中井貴一)です。

リハビリのサポートに着手することになった九鬼は、二階堂に少しずつ口から食べられるようトレーニングを提案しますが、歩は早急だと猛反対。
そんな時、超グルメなスーパードクター・神野博道(六角精児)が、院長の天乃隆之介(松平健)に“病院のシンボル”として迎えられます。

二階堂が資産家だと分かると、天乃院長は二階堂の秘書・日下部二郎(手塚とおる)に「リスクのない治療」を約束します。
胃に管を通して栄養を摂取する『胃ろう』のオペを郡司真都(菜々緒)が任されますが、神野がオペを横取りします。
そんな中、九鬼が嚥下トレーニングを強行し、二階堂が誤嚥を……。

〖ザ・トラベルナース〗第2話ゲスト

脳梗塞の患者・二階堂日向子(キムラ緑子)
スーパードクター・神野博道(六角精児)
二階堂の秘書・日下部二郎(手塚とおる)
シェフ(ムーディ勝山)
飲食店の店主(芝崎昇)
飲食店の店員(うらじぬの)

●感想
意外にも歩(岡田将生)はコミックス片手に美味しい店に食べに行くほど『孤独のグルメ』ファンでした。
二階堂日向子とは同じ『孤独のグルメ』ファンとして気が合ったようです。
一方の九鬼(中井貴一)は、今回も堂々たる嘘をつきます。
医師の郡司真都(菜々緒)を説得する為に、何と自分の父親が脳梗塞で亡くなったことにして、死ぬ前にカリカリベーコンと目玉焼きを食べたがっていたなんて話をでっちあげるのですから。

そして、患者の二階堂日向子(キムラ緑子)にも赤羽の鰻の店が今月いっぱいで閉店するという嘘をつきます。
早く食べられるようになって店に行こうと、目標設定することで、日向子の自分で食べられるようトレーニングをする気力を引き出す為でした。
嘘を事実として語る九鬼はヤバいですね。

さて、ラストで九鬼は天乃院長(松平健)に凄みのある眼差しを向けながら
「ナースは医者の手下ではない」
と言います。
なぜ、九鬼は歩のことを気にかけているのか気になる終わり方でした。



〖ザ・トラベルナース〗第3話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
天乃総合メディカルセンターに緊急搬送された大学生・三上礼(荒木飛羽)は、半年前、同院で筋線維芽細胞腫の手術を受けた患者でした。
病気が再発し、再び入院して治療に専念することになります。
以前から彼と親しくしていた看護師の向坂麻美(恒松祐里)は、三上を懸命に励ましながらもことあるごとに看護師としての技量不足を自覚し自信を失います。

三上と同じ大部屋には、不摂生から生活習慣病を併発した会社経営者・三雲大悟(村杉蝉之介)が入院しています。
セクハラパワハラ三昧のモンスターペイシェントの三雲をナースの那須田歩(岡田将生)は厳しく注意します。
それが原因で病院にクレームが入り、大問題になります。

トラブルは続き、なぜか深夜に一人廊下を歩いていた三雲が転倒し骨折。
さらに麻美が命にかかわるミスをしてしまいます。
度重なる不手際に、三雲の妻・弓枝(杉田かおる)が激怒し……。

〖ザ・トラベルナース〗第3話ゲスト

三上と同室の会社経営者・三雲大悟(村杉蝉之介)
三雲の妻・弓枝(杉田かおる)
弓枝が雇った弁護士・本多謙一(山本啓之)
声のみ≫向坂の彼・瞬平(山口のりとも)

●感想
九鬼(中井貴一)が亡くなった患者さんに話しかけながらエンゼルケアをしている姿を見て泣きそうになりました。
それにしても、中井貴一さんと岡田将生さんのコンビ、イイですねぇ。
九鬼にしてやられた後の歩の憎々しげな表情がたまりません、ふふ( ̄∇ ̄)

向坂麻美(恒松祐里)は三雲大悟(村杉蝉之介)の点滴液を間違えます。
あの病院では投与する前に患者さんに名前シール部分を見せて
「はい、これ、間違いないよね」
という確認はしないのでしょうか?



〖ザ・トラベルナース〗第4話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
外科医の郡司真都(菜々緒)は、自分では何も決断できず、ナースの那須田歩(岡田将生)にも指示の遅さを指摘されます。
末期の大腸がん患者・四方田和子(岸本加世子)は、根治手術が難しく、医師達は和子を緩和ケアに特化した病院へ移すべきだと判断します。
古谷亘(吉田 ウーロン太)から和子にそれを伝えるよう命じられた郡司は内心納得がいかず悩みます。

郡司は、歩の同席のもと和子に転院話をしますが、和子は手術を希望。
歩から和子のオペ・プランを提案された郡司は、「ナースのくせに外科医に意見しないで!」と声を荒げ……。

〖ザ・トラベルナース〗第4話ゲスト

大腸がん患者・四方田和子(岸本加世子)
和子の息子・四方田啓介(元之介)
九鬼の嘘話に涙する男性患者とその彼女(矢作マサル、信川清順)
郡司真都の女医友達(小林涼子、白石糸、美馬沙亜弥)

●感想
歩(岡田将生)の口出しに、郡司真都(菜々緒)はキレてしまいます。
郡司は以前の大学病院でも今と同じような状況におかれていたようですが、
「どこにいても同じなのは、あなた自身ではないですか?」
と九鬼(中井貴一)に言われてしまいます。

「どこにいても同じ」と言う人は、「今のままの自分をおまえらが受け入れろよ」と心の中で思っている気がします。
自分は何もせず、他人が自分の思惑通りでないことに失望していては愚痴が増えるばかりでしょう。
今と変わりたければ、結局自分が変わるしかないんですよね。
郡司は、グルメスーパードクターの神野(六角精児)に手術法を提案し、執刀を頼みに行きます。
自ら動いたことが郡司の自信になったのではないでしょうか。

さて、ナース達の住処であり憩いの場である[ルスキニア寮]の“ルスキニア”は、ラテン語でサヨナキドリを表します。
学名は、Luscinia megarhynchos でナイチンゲール(Nightingale)の名でも知られている為、ナース達が住む寮の名前になったのでしょうね。



〖ザ・トラベルナース〗第5話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
人気講談師・五反田宝山(松尾諭)が[天乃総合メディカルセンター]に検査の為に入院し、那須田歩(岡田将生)が受け持ち看護師になります。
ところが、金谷吉子(安達祐実)が五反田の担当にしてほしいと看護部長の愛川塔子(寺島しのぶ)に直訴します。
吉子は五反田の担当になりますが、五反田に対して殺気すら感じるほどのツンケンぶりで、五反田は他の看護師へのチェンジを口にします。

五反田は直腸がんを患っていました。
古谷亘(吉田 ウーロン太)がオペを担当することになり、天乃太郎(泉澤祐希)が告知をすることになります。
しかし、行き違いが重なり看護師の歩が告知してしまいます。
余命半年と誤解した五反田が行方をくらまし歩と九鬼静(中井貴一)は大喧嘩。

〖ザ・トラベルナース〗第5話ゲスト

人気講談師・五反田宝山(松尾諭)
フローレンス財団の秘書・花岡耕吉(宮川一朗太)

●感想
金谷吉子(安達祐実)が元夫で人気講談師の五反田宝山(松尾諭)をビンタした背後で「あーいしてーるぅ、とーてーもー」とオッサンが暢気にカラオケ。
間が悪すぎる歌詞です(((*≧艸≦)ププッ

「そのひがみと負け犬根性が、あなたのナースとしての致命的な欠陥です」
歩(岡田将生)は九鬼(中井貴一)に痛い所をつかれ激しくキレます。
それでも九鬼は歩に
「人を見て人を治すことができるナースになってください」
と言って寮を出て行きます。

九鬼の正体は[フローレンス財団]理事長で、心臓が悪いようです。
そんな九鬼がなぜ自ら看護師として働き、そして歩の行く末をあんなにも気にかけているのでしょうか?
まさか歩の父…ではないですね。
天乃隆之介(松平健)との過去の因縁に関係があるのでしょうか?



〖ザ・トラベルナース〗第6話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
天乃総合メディカルセンターの院長・天乃隆之介(松平健)と事務長・西千晶(浅田美代子)は、看護部長の愛川塔子(寺島しのぶ)に夜勤の看護師数の削減を告げます。
人手不足の看護師を減らすことに塔子は異論を唱えますが押し切られ……。

元ボクサーの患者・六川源太(六平直政)は軽度の認知症ですが、スパークリングの相手をしてくれる那須田歩(岡田将生)の名前だけは覚えています。
歩が六川とのスパーリングで目元にパンチをくらってしまい、塔子は歩の担当業務を他のナースに割り振ろうとしますがことごとく断られてしまいます。

孤軍奮闘する塔子に、夜勤の人数削減の話を聞きつけた森口福美(野呂佳代)が詰め寄り、金谷吉子(安達祐実)もきつく責めます。
そんな中、六川が病室で暴れ出し……。

〖ザ・トラベルナース〗第6話ゲスト

元ボクサーで認知症の患者・六川源太(六平直政)
九鬼の秘書・花岡耕吉(宮川一朗太)

●感想
「ナースは毎日体張ってるんですよ!」
歩(岡田将生)は跡取り息子の太郎(泉澤祐希)にタンカをきります。
スッとしましたわ。
一方、九鬼(中井貴一)は年の功で人を諭すのが上手です。
「部長、ちょっと『私が』が多すぎます」
ハッとする一言だけど責めているようには聞こえず、むしろ愛川(寺島しのぶ)も元気を取り戻します。
天乃院長(松平健)と西事務長緒(浅田美代子)相手に暴言を吐くほどにね。

テレ朝の木曜ドラマ枠は9話構成ですのでそろそろ最終回ですね。
と、思ったら8話で最終回なんですって!
もうちょっと見たいです。
なんなら特番やってほしいです。



〖ザ・トラベルナース〗第7話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
筋線維芽細胞腫が再発し再入院している大学生・三上礼(荒木飛羽)のがんの進行は速く、脳転移も見つかり、外科的治療は極めて困難な状態です。
主治医の郡司真都(菜々緒)は、女手一つで礼を育ててきた母親・三上七海(青山倫子)に、延命効果が望める専門病院での抗がん剤治療を勧めます。
息子に1日でも長く生きて欲しい七海は、礼に相談せず転院を決めます。

礼は、映画祭でシナリオ大賞を受賞し、賞金で映画を作れることになります。
仲間達と撮影計画を練る礼に、七海は治療に専念するよう言い……。

〖ザ・トラベルナース〗第7話ゲスト

三上礼の母・三上七海(青山倫子)
礼を見舞う映研仲間で撮影担当・黒沢彰良(藤田真澄)
礼を見舞う映研仲間・市川健大(小野寺晃良)
礼の映研仲間で九鬼をこき使う美術担当・島川なぎさ(杏花)

●感想
礼くん(荒木飛羽)が自分の心の内を九鬼(中井貴一)にさらけ出す場面でもらい泣きしました。
2人の背後で声を殺して泣いている歩(岡田将生)は、反対していた映画づくりをサポートすると言い出します。
死にたくない、やりたいことはいっぱいある、そんな思いをやっと口に出すことができた礼くんを前に、大人しく専門病院に入れとは言えませんよね?

礼に九鬼のことを「あの人、凄いんだ」と認める歩。
一方、九鬼は礼に夢を尋ねられて、ダメナース(歩)を一人前の最高のナースにすることだと答えます。
医療従事者を目指す貧しい人たちを支援する[フローレンス財団]理事長・九鬼静(中井貴一)は、病気なのに無理してまでなぜ契約ナースとして「天乃総合メディカルセンター」で働いているのでしょうか?
歩を気にかける理由も不明のままです。
もしや、歩の記憶にある母の手を握って励ましてくれていたナースが九鬼だったのでしょうか?

歩と九鬼が監督助手を引き受け、礼くんが脚本・監督した映画『ゾンビは生きている』を、病院の人達と礼くんの母・七海(青山倫子)が鑑賞する場面も泣きました。
後悔しない生き方なんて本当にできるのでしょうか?
老衰だったとしても何らかの後悔は残るような気がします。
礼くんが映画を撮れて良かったです。



〖ザ・トラベルナース〗第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
天乃総合メディカルセンターで働く契約ナースの那須田歩(岡田将生)と九鬼静(中井貴一)の任期満了日が2週間後に迫る中、歩の目の前で静が急性心不全て倒れます。
歩と郡司真都(菜々緒)の処置のおかげで一命を取り留めた九鬼でしたが、その検査結果に歩は愕然とします。

遺伝子異常で突然死を起こすこともある【マルファン症候群】、それが九鬼の心不全の原因でした。
しかも、病状は手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っています。
死期が近いことを悟っている九鬼は、意識を取り戻すや仕事を始めます。
歩が病室へ連れ戻そうとしますが、九鬼は「動けるうちに患者さんの助けになりたい」と言い一歩も譲りません。

歩は九鬼を救いたくて最新の治療法について調査します。
そして、天乃総合メディカルセンターをクビになった外科医・神崎弘行(柳葉敏郎)が【マルファン症候群】のオペを何度も成功させていることを知ります。
歩は一縷の望みに賭け、神崎に手術をしてほしいと直談判。
必死に頭を下げる歩でしたが……。

〖ザ・トラベルナース〗第8話ゲスト

九鬼と歩行訓練をする患者・八田宗則(菅野久夫)
手術を嫌がる患者・島田八重子(茅島成美)
九鬼の秘書・花岡耕吉(宮川一朗太)
超ゴッドハンドの医者・Dr.シュルツ(タチアナ・ケー)

●感想
今夜は今年最後の満月でした。
すっごく綺麗な月ですよ。
ドラマでも満月の話が出てきたので、タイミングぴったりだなぁと思いました。

神崎弘行(柳葉敏郎)が1話でクビになったのも驚きでしたが、その後、一切登場しなかったので不思議に思っていたんですよね。
まさか最後の最後に九鬼(中井貴一)の命を握る形で出てくるとは!?

「わしゃぁ、死ぬまでナースじゃけぇ」
と歩(岡田将生)を脅してでも仕事をしようとする九鬼に代わり、歩は神崎に手術をしてもらえるよう頭を下げて頼みます。
それに対して神崎は、何様だと言い、
「患者が医者を選べると思ってるのか」
と切り捨てて去って行きます。

そんな神崎を、意地が悪くて金儲け主義の院長・天乃隆之介(松平健)が呼び、九鬼の為に手術をしてもらえるよう頼みます。
本当は天乃院長も良い人だったのですね。
彼は17年前の借りを九鬼に返したかったようですね。

そして、やっと九鬼と歩の関係が分かってスッキリしました。
あの時のナース、つまり歩にとって憧れで目標であるナースが九鬼で、しかも足長おじさんだったとは!
九鬼は、歩の母・那須田ゆかり(西原亜季)からロケットを預かり、大人になった彼にそれを渡せるまで行く末を見守っていたわけです。
実は親子かと思ったのですが、他人でした。

でも、[ルスキニア寮]の寮母・土井たま子(池谷のぶえ)の占いによると九鬼と歩は親子以上の関係らしいので、きっと九鬼の手術はうまくいき、2人の縁は続くのではないかと思います。
ああ、続きが見たいです。
これで終わってほしくないなぁ。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
ヌマンタ様、コメントありがとうございます。
おお!中井さんの後輩でしたか。
「鬼」だったんですね(笑´∀`)
はい、多分、このドラマは粗筋だけでも楽しめると思います。
ヌマンタ
中井先輩は大学の一こ上で同学部でした。硬式テニス部の鬼の副部長で怖かったので、話したことありません。まさかかような芸達者な方だとは当時、まったく予想していませんでした。私は病気故に病院とは縁が切れないもので興味はあります。ただTVを見る習慣がないので、こちらで粗筋楽しませて頂きます。

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