『薔薇色ノ約束』11巻のあらすじ・ネタバレ感想。
烈の中等部時代の悪行とラブラブ新婚旅行後半のお話。
烈はいじめられっ子だったとは思えないくらいしたたかに成長していた。
烈の中等部時代の悪行とラブラブ新婚旅行後半のお話。
烈はいじめられっ子だったとは思えないくらいしたたかに成長していた。
『薔薇色ノ約束』11巻
著者:宮坂香帆
カバーデザイン:益子典子(mameco)
発行:株式会社小学館
発売日:2023年6月26日
カバーデザイン:益子典子(mameco)
発行:株式会社小学館
発売日:2023年6月26日
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『薔薇色ノ約束』11巻登場人物
『薔薇色ノ約束』11巻あらすじ・ネタバレ感想
『薔薇色ノ約束』11巻登場人物
● 不知火彩葉
めでたく烈と結婚
新婚旅行でラブラブ満喫のはずが……
新婚旅行でラブラブ満喫のはずが……
● 不知火烈
不知火公爵家の御曹司
彩葉にだけはめちゃ甘な夫
10巻から過去を語り始める
11巻は中等部でのお話
彩葉にだけはめちゃ甘な夫
10巻から過去を語り始める
11巻は中等部でのお話
● 不知火豪
若い頃の烈の父・不知火公爵
死神と噂される
死神と噂される
● 恭四郎
茅乃の実家から不知火家に移った庭師
茅乃の死後、行方をくらましている
茅乃の死後、行方をくらましている
******** ******** ********
●烈の中学の教頭
烈から賄賂を受け取っている
烈から賄賂を受け取っている
● 城ヶ崎
烈のクラス担任で男性
烈に誘いを断られた腹いせに嫌がらせ
烈に誘いを断られた腹いせに嫌がらせ
● 片山
烈のクラスメイト
現在もいろいろ協力してくれる烈の友達
現在もいろいろ協力してくれる烈の友達
●小学校時代に烈をいじめていた悪ガキども
●烈の剣術の先生
●六条の父
●彩葉のばあや・フジ
●呉服店の店主
茅乃が注文した着物を保管
●和尚
●和尚
茅乃の墓がある寺の住職
『薔薇色ノ約束』11巻あらすじ
【そのまえに】10巻あらすじ・感想こちら
中等部に上がった烈は、教頭に賄賂を渡し代わりに試験範囲を手に入れ、それを金銭と引き換えに生徒達に流していた。
小学生の時は嫌いだった剣術の稽古にも熱心に通っている。
貴族の坊ちゃんが小遣い稼ぎをし剣術にも励むのは、強くなってある目的を達成したかったから。
小学生の時は嫌いだった剣術の稽古にも熱心に通っている。
貴族の坊ちゃんが小遣い稼ぎをし剣術にも励むのは、強くなってある目的を達成したかったから。
怪我をした時に記憶を失った彩葉を気遣って、彩葉の父親からはもう会わないように告げられた烈だったが、こっそり六条邸へ行ってしまう。
偶然彩葉の姿を見かけても声はかけられず、余計に会いたくなってしまう烈。
偶然彩葉の姿を見かけても声はかけられず、余計に会いたくなってしまう烈。
小学生時代に烈をいじめていた悪ガキ3人が、烈が校内で答案を売っていることを知ると自分たちにもよこすよう近寄ってくる。
烈は彼らに全くの外れを渡したため、点数が悪かった3人は今度は烈を脅そうとするが返り討ちにあう。
悪ガキどもは担任の城ヶ崎先生に、烈が不正を行っていることを告げ口をする。
実は、城ヶ崎は烈を口説いて断られており、今回も黙っている代わりに一晩付き合うよう烈に迫る。
烈は彼らに全くの外れを渡したため、点数が悪かった3人は今度は烈を脅そうとするが返り討ちにあう。
悪ガキどもは担任の城ヶ崎先生に、烈が不正を行っていることを告げ口をする。
実は、城ヶ崎は烈を口説いて断られており、今回も黙っている代わりに一晩付き合うよう烈に迫る。
『薔薇色ノ約束』11巻ネタバレ感想
烈は小さい頃から綺麗な顔立ちをしていたが、中学生になっても美しいまま。
担任の城ヶ崎はどうやら少年が好きらしい。
隙あらば烈をお誘いしようとする。
学校の門のそばには烈の出待ちをする少女達がいて、悪ガキどもは女の子にもてている烈のことが気にくわない。
父親の豪は相変わらず情がない。
担任の城ヶ崎はどうやら少年が好きらしい。
隙あらば烈をお誘いしようとする。
学校の門のそばには烈の出待ちをする少女達がいて、悪ガキどもは女の子にもてている烈のことが気にくわない。
父親の豪は相変わらず情がない。
お金持ちの子息ではあるけれど、烈の生活環境はあまりに人の情が希薄だ。
みんな見返りを期待している。
それで思った通りじゃないと逆恨み。
わずらわしいったらない。
片山がこの頃の烈と仲が良かったのはホッとする。
烈、自分でちゃんと友達を選べるようになったんだな。
みんな見返りを期待している。
それで思った通りじゃないと逆恨み。
わずらわしいったらない。
片山がこの頃の烈と仲が良かったのはホッとする。
烈、自分でちゃんと友達を選べるようになったんだな。
他の人間のような邪心が全くなく、普通に烈に接してくれていた彩葉を手に入れるにはどうしたらいいか。
烈は必死に考え、強くなって力を手に入れたいと結論づけた。
教頭に賄賂を渡し手に入れた答案を売りさばいて小銭を稼ぐなんて全然エレガントなやり方ではないが、やはり金と力はあるにこしたことはないのだ。
それに、彩葉に関しては豪の力を借りるわけにはいかない。
烈は必死に考え、強くなって力を手に入れたいと結論づけた。
教頭に賄賂を渡し手に入れた答案を売りさばいて小銭を稼ぐなんて全然エレガントなやり方ではないが、やはり金と力はあるにこしたことはないのだ。
それに、彩葉に関しては豪の力を借りるわけにはいかない。
それにしても、城ヶ崎先生がキモいわ。
こやつ、子供相手に何を言っているのだ。
烈に袖にされた為、烈の父親・豪を学校に呼び出して烈の不正を告げる。
あいにく、豪は普通の親の感覚で物事を考えていない。
城ヶ崎先生は豪に、だから何?て感じであしらわれ、人には言えない特殊な趣味までつつかれてしまう。
こやつ、子供相手に何を言っているのだ。
烈に袖にされた為、烈の父親・豪を学校に呼び出して烈の不正を告げる。
あいにく、豪は普通の親の感覚で物事を考えていない。
城ヶ崎先生は豪に、だから何?て感じであしらわれ、人には言えない特殊な趣味までつつかれてしまう。
烈の過去の話は終わり、新婚旅行に来ていた2人は不知火家がひいきにしている呉服屋で買い物をすることに。
その店の店主が烈の母・茅乃が注文した着物を保管してくれていた。
烈は、母が父の愛情を確かめる為に幼い自分をダシに使ったと思っていたが、着物の柄に我が子への愛情が隠されていた。
麻の葉模様は、子の健やかな成長を願う物だとか、蝶蝶は不死の意味や立身出世の意味があるとか、なかなか面白い。
こういう所が和服の良い所だと思う。
その店の店主が烈の母・茅乃が注文した着物を保管してくれていた。
烈は、母が父の愛情を確かめる為に幼い自分をダシに使ったと思っていたが、着物の柄に我が子への愛情が隠されていた。
麻の葉模様は、子の健やかな成長を願う物だとか、蝶蝶は不死の意味や立身出世の意味があるとか、なかなか面白い。
こういう所が和服の良い所だと思う。
さて、11巻で気になる人物の姿があった。
烈と彩葉が向かった呉服店の近くを見覚えのあるロン毛の男の人が歩いている。
後ろ姿だが、仕えていた茅乃が死んでから行方をくらましている恭四郎では?
茅乃のお墓にはいつも新しい仏花が生けられているようだし、恭四郎が供えているのではないだろうか。
ここでチラッと出てきたからにはこれから何か不知火家と関わるのだろうか。
もしそうなら、ポジティブな方向で関わってほしいものだ。
烈と彩葉が向かった呉服店の近くを見覚えのあるロン毛の男の人が歩いている。
後ろ姿だが、仕えていた茅乃が死んでから行方をくらましている恭四郎では?
茅乃のお墓にはいつも新しい仏花が生けられているようだし、恭四郎が供えているのではないだろうか。
ここでチラッと出てきたからにはこれから何か不知火家と関わるのだろうか。
もしそうなら、ポジティブな方向で関わってほしいものだ。
【つづき】12巻あらすじ・感想こちら
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
ありがとうございました(人´∀`*)
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