岡崎琢磨著『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズ1巻から8巻までのあらすじと感想。
言わずと知れた『このミステリーがすごい!大賞』関連作品。
言わずと知れた『このミステリーがすごい!大賞』関連作品。
『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズ

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『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズあらすじ・ネタバレ感想
★おまけ
『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズ
岡崎琢磨さんのデビュー作『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』は『このミス』大賞シリーズの1冊。
と、言っても受賞はしていないんだな~。
第10回『このミステリーがすごい!』大賞の最終選考には残ったけど。
「ミステリー要素が弱かった」ことが賞を逃した理由みたい。
『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』は、本来なら世に出ることはなかったはず。
だけど「このままでは惜しい」ってことで加筆改変を加え、七尾与史さんや高橋由太さんと同じように『このミス』の【隠し玉】としてデビュー、2012年に発売された。
実際に読んでみると、こりゃ編集者なら惜しいと思うわ、と納得の面白さ。
美味しそうなコーヒー描写にのせられお洒落なコーヒーショップに行きたくなる♪
ご本人が寺院に勤務されていたせいかお寺関連の描写も魅力的。
ロケーションが京都ゆえ2013年に『第1回京都本大賞』に選ばれた。
『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズは殺人事件ナシのコージーミステリ。
日常の謎解きは親しみやすく読みやすい。
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キャラクター紹介
『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズの登場人物は、コーヒー豆を連想させる名前がつけられているよ。
メインキャラのみ紹介するねd(^-^)
アオヤママコト
→ブルーマウンテン
…主人公で語り担当
→ブルーマウンテン
…主人公で語り担当
実は本名はアオヤママコトではない
恋人との諍い後入った純喫茶タレーランで理想のコーヒーに出会い常連になる
美星の一つ下で10月31日生まれ
恋人との諍い後入った純喫茶タレーランで理想のコーヒーに出会い常連になる
美星の一つ下で10月31日生まれ
22歳から始まって早数年
切間美星(きりま・みほし)
→キリマンジャロ
…純喫茶タレーランのバリスタ
丸顔にボブ、高校生のような外見
→キリマンジャロ
…純喫茶タレーランのバリスタ
丸顔にボブ、高校生のような外見
スタート時点23歳
この小説の安楽椅子探偵
手回し式コーヒーミルでコーヒー豆を挽きながら謎解きをする
「その謎、たいへんよく挽けました」が決め台詞
この小説の安楽椅子探偵
手回し式コーヒーミルでコーヒー豆を挽きながら謎解きをする
「その謎、たいへんよく挽けました」が決め台詞
藻川又次(もかわ・またじ)
→モカ・マタリ(イエメン産コーヒー豆)
…純喫茶タレーランのオーナー兼調理担当
アップルパイが絶品、ナポリタンも♪
美星の母方の祖父の弟
鼻と口まわりに銀の口ひげ
ナンパ好きのお金持ち
モスグリーンのニット帽をとられると軽口がたたけなくなる
美星の母方の祖父の弟
鼻と口まわりに銀の口ひげ
ナンパ好きのお金持ち
モスグリーンのニット帽をとられると軽口がたたけなくなる
シャルル
…タレーランで飼われるシャム猫
シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールが名前の由来
…タレーランで飼われるシャム猫
シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールが名前の由来
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『珈琲店タレーランの事件簿』1あらすじと感想
アオヤマが恋人との厄介事を抱えつつふらっと寄ったのが純喫茶タレーラン。
理想のコーヒーを語る上で欠かせないタレーランの名を冠した店は、理想のコーヒーを探し求めるアオヤマには挑戦的に思えた。
そして出会ってしまった。
探し求めていたコーヒーの味に……
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読んでいるうちに自分でも小説が書きたくなっちゃう作品。
誰でも書けるって意味じゃないよ。
それくらい楽しい文章なんだって意味。
何よりキャラクターが魅力的なの。
作者自身がキャラを動かすのが楽しくてしょうがないって思いながら書いているんじゃないかな?
筆がのるとはこういうことかねぇ。
タレーランのバリスタ・切間美星は謎解き中にコーヒー豆を挽く。
彼女が使っているのは手で豆を挽くコーヒーミル。
39ページの説明ではこう書かれている。
「それは手回し式のコーヒーミルだった。木箱の上に球型のホッパー -豆を入れる部分の名称である- が載った、いかにもクラシックなモデルだ。」
コリコリコリコリ豆を挽き、謎が解けた時に美星が必ず言うのがこの台詞!
「その謎、たいへんよく挽けました」
これを言うとアオヤマはのってくれる。
のってくれない相手の時ポッと頬を赤らめる美星が可愛い( ´艸`)
ちなみにタレーランでは、ドリップコーヒー用の豆は手で挽く。
エスプレッソ用の豆は外国製の電動ミルを使用。
語り担当はアオヤマ。
タレーランの常連になる彼の軽快なしゃべりにクスリとしちゃう。
このアオヤマ、実は本名ではないのよね。
美星はアオヤマの嘘に気づいていたけれど指摘しなかった。
アオヤマが店に来なくなってしまうんじゃないかと思ったから。
嘘つきでも来てほしかったんだね。
アオヤマも本人に気づかれないようにストーカーから美星を守る。
嘘つきだけど愛はあるのよ。
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『珈琲店タレーランの事件簿2』あらすじと感想
『珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る』では、美星の妹・美空が登場。
美空が京都に旅行にやって来た真の目的は人捜しだった。
実は現在の姉妹の父親は実父ではないの。
自分が得た情報をつなぎ合わせ、本当の父は京都に居ると考えた美空は、姉に内緒で父を探し出そうと計画。
そんな美空の思いが誘拐事件へとつながっていく。
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ア~オ~ヤ~マ~!o(`Д´)ノシ
2巻で私は激しくアオヤマに憤った。
ホントにこの男、ダメじゃん!
『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』で、美星をストーカーから守ったアオヤマ。
しかし、この男、全く先へ進まない。
あまりに進もうとしない為、美星は本名呼びを止めて「アオヤマさん」と呼ぶようになっている始末。
美星とどうなりたいんだ、お前は!?
と、思っていたら妹・美空登場。
297ページの美星とアオヤマの会話。
「いつから付き合っていたのですか」
「- 美空から、聞いたんですか」
「- 美空から、聞いたんですか」
ア~オ~ヤ~マ~!o(`Д´)ノシ
1巻で名前と職業を偽っていたアオヤマ。
男性恐怖症の美星が壁を取り除いた状態で話ができる存在がアオヤマだった。
それもあって全く交際に進展しないのに、今回は三角関係展開。
一方で誘拐事件も進行。
藻川のおじちゃんが活躍する。
363ページで《一杯のコーヒーにも四〇年の思い出》というトルコの諺が紹介されている。
「コーヒーを淹れてあげるといったささやかな親切も、受けた側にとっては長い間忘れられないもの、ということを表します」
という説明を読んで良い言葉だなと思った。
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『珈琲店タレーランの事件簿3』あらすじと感想
『珈琲店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは』で、美星は関西バリスタ大会に出場する。
その競技中に異物混入事件が発生。
出場者は疑心暗鬼に陥る。
美星の荷物持ちでくっついて来たアオヤマが犯人だと疑われ……
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美星がバリスタ大会に興味があったとは意外だなぁ。
アオヤマは美星の荷物持ちの為、準備を含め3日間仕事を休んでいた。
1日目は、午前にエスプレッソ部門、午後にコーヒーカクテル部門。
2日目は午前がラテアート部門、午後にドリップ部門。
美星は一番自信があるドリップ部門を棄権し密室の謎解きに没頭。
人を呪わば穴ふたつ。
呪いは自分にも跳ね返るから自分も落ちますよって戒めがピッタリの3巻。
重たくなりがちなストーリーも、アオヤマがのほほんとした空気を作ってくれるので読みやすかった。
美星はラテアート部門で1位。
たっぷり空気を含んでミルクジャグからあふれそうになったミルクの泡は、ふわふわながら角が立つほどしっかりしている。
その泡をカフェラテの上に盛り付け。
タレーランの飼い猫・シャルルをモチーフに、カフェラテの表面からミルクの泡でできた猫が顔をのぞかせているデザインラテなんだとさ。
絶対可愛いと思うo(≧∀≦)o
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『珈琲店タレーランの事件簿4』あらすじと感想
『珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで』はショート5本をまとめた1冊で、これは別物だね。
サブタイトルに『ブレイクは~』とある通り、この4巻はブレイク作品だと思えば許せなくはない。
タレーランメンバーはほとんど出てこなかったり、関わりが無理矢理だったり。
1~3巻まで語りはずっとアオヤマが担当していた。
あの軽い口調に慣れている読者としては、アオヤマ以外の語りは違和感ありありなのよね~。
3話目の「消えたプレゼント・ダーツ」はアオヤマが登場する。
でも、語りじゃないのよね。
3巻までで出来上がっていた私の中のアオヤマのイメージと、3話で別の人が語るアオヤマは全然違う人みたいだった。
アオヤマは美星の外見を少女のように言っていたが、他の人から見たらアオヤマも随分若く見える容姿のようだ。
アオヤマの美星愛は可愛かったから良しとするけどね。
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『珈琲店タレーランの事件簿5』あらすじと感想
『珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように』は、アオヤマの初恋の相手が登場。
中学生のアオヤマは彼女との出会いを経て、理想のコーヒーを探し求めるようになった。
神崎眞子、旧姓小島眞子と再会したアオヤマは、眞子が夫の不倫に悩んでいると考える。
どうにかその苦しみから眞子を救ってあげたいと思うのだが……。
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鴛鴦茶って何?
実はこの本のタイトルで初めて知った。
アオヤマによると、コーヒーと紅茶の異なる渋みがそれぞれに感じられ、クリーミーで甘くて清涼感もあるらしい。
ええー、どんな味~(`ε´)ノシ
シメが鴛鴦茶なのはありなのか?
と、思っていたら292ページで美星が作る鴛鴦茶の手順が書かれていた。
コーヒー、入れるんだね。
アオヤマの初恋の人・眞子はいつも唐突だ。
やたらと『源氏物語』をアオヤマに薦める眞子がちょっとめんどくさく感じたけれどそれこそ伏線だったのよね。
不倫に悩む眞子は『源氏物語』の浮船と自分を重ねていた。
それに気づいたアオヤマは眞子を止めようとするが……。
実は眞子も止めて欲しかったんだろうな。
でなきゃあんなに『源氏物語』を読め読め言わないよね。
全部で五四帖。
私だったら絶対読まないよ。
もし、アオヤマが私みたいだったら眞子はどうなっていたのかな?
アオヤマと美星。
この2人は恋人同士なのか、バリスタと客なのか、友達なのか。
そんな感じで5巻まできた。
美星がストーカーのせいで男性恐怖症ぎみだったことから、アオヤマはそばに寄り添うように気遣っていたのかもなぁ。
美星に恋愛はハードルが高いと思って。
アオヤマはタレーランへ通ううちに美星のコーヒーの入れ方を習得したようだ。
297ページでアオヤマは美星にこう言う。
「ともに、生きましょう」 珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように【電子版イラスト特典付】 (宝島社文庫)

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『珈琲店タレーランの事件簿6』あらすじと感想
純喫茶タレーランのオーナー・藻川又次が狭心症で入院、手術する事になった。
気弱になった又次は美星に、7年前に妻が家出をするほど激怒した理由を調べてほしいと頼む。
それは亡くなった奥さんが墓場まで持っていった秘密を暴くという事。
調べるうちに、ひょっとしたら奥さんはかつての恋人と浮気をしていたのでは?という疑惑が浮上し……

著者:岡崎琢磨
カバーイラスト:shirakaba
カバーデザイン:鈴木大輔(ソウルデザイン)
本文DTP:G-clef
発行:株式会社宝島社
発売日:2019年11月7日
カバーイラスト:shirakaba
カバーデザイン:鈴木大輔(ソウルデザイン)
本文DTP:G-clef
発行:株式会社宝島社
発売日:2019年11月7日
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又次の奥さん・千恵の空白の1週間は『古事記』をベースに描かれている。
5巻の『源氏物語』ベースに比べれば、『古事記』ベースの方が読みやすかった。
謎解きが浮気の解明になるとは…意表を突かれたなぁ。
6巻の美星は安楽椅子探偵ではない。
自ら行動して浜松まで行ったり、千恵の過去を知りそうな人を訪ねたり、アオヤマの前から姿を消したり。
そして、アオヤマは純喫茶タレーランの誕生秘話に辿り着く。
タレーランの珈琲の味は奥さんの恋の思い出を守ることでもあったのか。
と、思うとちょっと複雑……。
まーね、みんな若い時があるんだもの。
夫や妻に言えない思い出だってあるわよね。
そんなこんなでいろいろあったけど、おちゃらけキャラの又次が奥さんに深い愛情を抱いていたことに最後はじーんとした。
ところで、私は美星とアオヤマは5巻で恋人同士になったものと思っていた。
そしたらずーーーーーっと現状維持。
アオヤマ、おまえは長期間コーヒー飲みにタレーランに通ってたんか?
292ページの煮え切らないアオヤマの「僕を雇いませんか」にはイラッとしたね。
何言ってんだと思っていたら、ようやっと美星に交際を申し込んだ。
だが、正式なつきあいうんぬんの前にアオヤマが、あれ?これプロポーズ?って思うような台詞を吐いたのだが、それは完全スルーだった。
『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズはまだまだ続きそうな予感。
だって美星はアオヤマの交際の申し込みに対して返事をしていないから。
7巻出るならアオヤマ、美星の牛歩カップルの関係を進めてほしいね。
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『珈琲店タレーランの事件簿7』感想

岡崎琢磨著
カバーイラスト:shirakaba
カバーデザイン:鈴木大輔(ソウルデザイン)
本文DTP:G-clef
発行:株式会社宝島社
発売:2022年3月4日
カバーデザイン:鈴木大輔(ソウルデザイン)
本文DTP:G-clef
発行:株式会社宝島社
発売:2022年3月4日
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短編ばかり7話を収録。
【ビブリオバトルの波乱】
【歌声は響かない】
【ハネムーンの悲劇】
【フレンチプレスといくつかの嘘】
【ママとかくれんぼ】
【拒絶しないで】
【ブルボンポワントゥの奇跡】
アオヤマは最後の話【ブルボンポワントゥの奇跡】に男性店員としてチラッと出てくる。
美星の決め台詞「その謎、たいへんよく挽けました」も出ず。
美星の決め台詞「その謎、たいへんよく挽けました」も出ず。
美星とアオヤマの掛け合いがなくて物足りなかった。
7巻は読みたい人は図書館で借りて良いと思う。
7巻は読みたい人は図書館で借りて良いと思う。
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『珈琲店タレーランの事件簿8』あらすじと感想
美星の彼氏になったアオヤマは、5年間勤めた人気店ロックオン・カフェを退職しタレーランで店員として働いている。
ある日、タレーランに招かざる客・石井春夫がやって来る。
石井は、2年前に美星が参加した第5回関西バリスタコンペティション(KBC)の参加者の一人であり、騒動の元になった人物でもある<3巻>。
ある日、タレーランに招かざる客・石井春夫がやって来る。
石井は、2年前に美星が参加した第5回関西バリスタコンペティション(KBC)の参加者の一人であり、騒動の元になった人物でもある<3巻>。
石井は、イベント運営会社サクラチルの社員・中田朝子を伴っていた。
中田は、10月に開催を企画している第1回京都コーヒーフェスティバルにタレーランにも参加してほしいと頼む。
石井が善意で紹介するとは思えず何か裏があると思えたが、美星は参加を了承。
中田は、10月に開催を企画している第1回京都コーヒーフェスティバルにタレーランにも参加してほしいと頼む。
石井が善意で紹介するとは思えず何か裏があると思えたが、美星は参加を了承。
そして迎えたフェスティバル初日。
イベントに参加した一店が、ペーパーフィルターに切れ目を入れられるという嫌がらせを受け……。

著者:岡崎琢磨
カバーイラスト:shirakaba
カバーデザイン:鈴木大輔(ソウルデザイン)
本文DTP:G-clef
発行:株式会社宝島社
発売日:2022年8月4日
カバーイラスト:shirakaba
カバーデザイン:鈴木大輔(ソウルデザイン)
本文DTP:G-clef
発行:株式会社宝島社
発売日:2022年8月4日
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「タレーランを辞めてください」
(151ページ)
ええー!美星、キッツ。
確かにアオヤマは調子に乗っていたと思う。
裏切りに近い真似をしてしまった。
でも、一応仮にも付き合ってるんだよね?
それにしちゃあ、バッサリ切りすぎじゃないかな、美星。
もしやまだ手も繋いでない仲とか?
だったら切り捨てられるかもしれないな。
確かにアオヤマは調子に乗っていたと思う。
裏切りに近い真似をしてしまった。
でも、一応仮にも付き合ってるんだよね?
それにしちゃあ、バッサリ切りすぎじゃないかな、美星。
もしやまだ手も繋いでない仲とか?
だったら切り捨てられるかもしれないな。
などと思っていたら、もうええ加減にせんかい、と思うような美星とアオヤマの関係が明らかになる。
付き合っているのにずっと敬語、しかも美星が彼の本名ではなく「アオヤマさん」と呼んでいるのも不思議だった。
そういう展開!?Σ(゚□゚)
付き合っているのにずっと敬語、しかも美星が彼の本名ではなく「アオヤマさん」と呼んでいるのも不思議だった。
そういう展開!?Σ(゚□゚)
168ページで冴子がアオヤマに
「お人よしもほどほどにしときなよ。嫌なことは、ちゃんと嫌って言わないと。いい歳して、信念もない自己犠牲ばかり引き受けていてどうするの」
と言うが、本当にアオヤマは美星に対して馬鹿なんじゃないかと思うほどのお人よしぶりを発揮する。
一方で、コイツもやっぱり男なんだなと思うような真似もやらかしているけど。
一方で、コイツもやっぱり男なんだなと思うような真似もやらかしているけど。
アオヤマは美星の気が済むようにし、その間の1年をどうにか食いつなぐ。
アオヤマが幸せならそれで良いけどさ。
一番の謎は美星とアオヤマの関係のような気がする。
壮大な痴話喧嘩とノロケを見せられた気分。
1巻以降、アオヤマで通していたけれど8巻は本名が数回出てきたし、これって完結したのかな?
アオヤマが幸せならそれで良いけどさ。
一番の謎は美星とアオヤマの関係のような気がする。
壮大な痴話喧嘩とノロケを見せられた気分。
1巻以降、アオヤマで通していたけれど8巻は本名が数回出てきたし、これって完結したのかな?
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おまけ
1巻でチラッと本名が出てくる。
が、その後ずっと「アオヤマ」で通す。
アオヤマの本名はね( ´艸`)
青野大和(あおの・やまと)と言うの。
職業は、ロックオン・カフェという人気店のバリスタ。
7巻ではタレーランでも働いている。
8巻ではロックオン・カフェを退職しタレーランに転職してたけど……。
ご訪問ありがとうございましたm(_ _)m
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