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〖記憶捜査3〗2022全話あらすじ・感想!松島聡がキャスト新加入

〖記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~〗1話から最終回まで全話あらすじ・ネタバレ感想まとめ!
スペシャルに登場した松島聡さんがキャスト陣にレギュラーとして新加入!
2022年11月4日よる8時からテレビ東京系にて放送。
『記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~』1話から最終回まで全話あらすじネタバレ感想

記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~

■主演:北大路欣也  ■脚本:櫻井武晴
■主題歌:Circle of Seasons(THE ALFEE)
■放送:毎週金曜よる8時(テレビ東京系)
※放送予定は変更になる場合があります


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〖記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~〗あらすじとネタバレ感想

第1話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月4日放送)
第2話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月11日放送)
第3話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月18日放送)
第4話あらすじ・ネタバレ感想(2022年11月25日放送)
第5話あらすじ・ネタバレ感想(2022年12月2日放送)
第6話あらすじ・ネタバレ感想(2022年12月9日放送)

【過去の関連記事】
◆『記憶捜査スペシャル』感想こちら
◆『記憶捜査2』(全7話)感想こちら
◆『記憶捜査スペシャル2』感想こちら



〖記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~〗キャスト 

<新宿東署 刑事課司法係(内勤)>
鬼塚一路おにづかいちろ(北大路欣也)
 刑事課司法係長で階級は警部補
 退職前に怪我を負い車椅子を使っている
 人並み外れた記憶力と土地勘の持ち主
遠山咲とおやまさき(上白石萌音)
 鬼塚の部下で階級は巡査長

<新宿東署>
神啓太郎じんけいたろう(風間俊介)
 新宿東署の署長としてカムバック
●刑事課長(加瀬信行)

<新宿東署刑事課・捜査一係>
栗田史郎くりたしろう(石黒賢)
 係長・警部補
山崎清やまざききよし (内田朝陽)
 巡査部長
須藤勇樹すとうゆうき (白石隼也)
 山崎清の相方
世条匠よじょうたくみ (松島聡(Sexy Zone))
 スペシャルは神楽坂署総務課留置管理係
 刑事になり新宿東署刑事課へ配属
 ※世条登場『記憶捜査スペシャル2』こちら

<新宿東署刑事課・庶務係>
●鬼塚付き世話係・大橋幹(谷本貴彦)

<新宿東署刑事課・鑑識係>
木地本淳子きじもとじゅんこ (余貴美子)
 鑑識係長・警部補
郡司敏則ぐんじとしのり (佐藤孝之)
 鑑識係巡査部長

<過去>
【回想】田沼行雄(金井勇太)
 早稲田通り魔事件の犯人
 鬼塚を車椅子生活にした張本人



〖記憶捜査3〗第1話あらすじ・感想 

●初回2時間スペシャルあらすじ
若葉町の[島谷火工]で爆発が起きる。
現場からは、社長の島谷辰雄(住田隆)と思われる遺体が見つかる。

被害者の名を聞いた新宿東署刑事課司法係の鬼塚一路(北大路欣也)は、過去に島谷社長が金融会社の営業社員に殴られた事件を思い出す。
鬼塚は、署長の神啓太郎(風間俊介)と部下の遠山咲(上白石萌音)、神楽坂署総務課留置管理係から刑事になって新宿東署へ異動してきた世条匠(松島聡)らと捜査を始める。

島谷火工には、先代社長時代か多額の借金があることが判明。
島谷の妻・ゆり子(中山忍)の元には遺体確認後すぐ保険会社から連絡が入る。
そんな時、工場を解雇され島谷ともめていた元工員の綿吹清二(石田佳央)の存在が浮上し捜査の目は綿吹に集まる。

だが、またも爆発が起き綿吹が死亡。
捜査本部は『連続爆破事件』と判断するが、綿吹による島谷社長殺害を自白した遺書メールが見つかり……。

〖記憶捜査3〗第1話ゲスト

●[島谷火工]社長・島谷辰雄(住田隆)
●辰雄の妻・ゆり子(中山忍)
●元工員・綿吹清二(石田佳央)
●島谷火工の工員・友川誠(勝村政信)
●スナック[まなみ]ママで島谷辰雄の愛人・申野真奈美(吉井怜)
●島谷火工の工員・和久剛(古河耕史)
●[ビバライフ生命保険]調査員・古田健太郎(新田健太)
●居酒屋店主(酒井健太郎)
●捜査本部の管理官(吉満寛人)
●真奈美の夫・申野哲也(大橋てつじ)
●哲也と姿をくらました看護師・松原香苗(真下玲奈)
●金融会社の社員(三遊亭遊子)
●バブル期に辰雄の父に別荘を勧めた銀行員(柳谷参助)

●感想
『記憶捜査スペシャル2~新宿東署事件ファイル~』のラストで世条が、刑事になれたら鬼塚のいる新宿東署に行きたい、と言うのを聞いて、
「自分も帰りたくなってきました。
鬼塚さんのいる新宿東署に」

と呟いた神啓太郎(風間俊介)。
なんと署長になってカムバ~ック!

第1話から全く展開が読めませんでした。
解決に向かって話が進むほど、こんがらがって散らかっていく謎の破片を拾い集めて鬼塚(北大路欣也)が答えを導き出す過程が凄く面白かったです。
やはり櫻井武晴さんの脚本はイイですわ。

こんな中山忍は見たことない! 
悪妻ぶりと言いますか人としての境界線を超えた悪人ぶりが見事でした。
鬼塚は、ゆり子(中山忍)と真奈美(吉井怜)に「あなたたちは人間じゃない。まるで獣だ」と言いますが、私にはむしろ彼女達は人間っぽく思えました。

咲(上白石萌音)と世条(松島聡)が“財テク”という言葉を知らなかったことが少々ショックでした。
え?死語なの?若者は知らないの?



〖記憶捜査3〗第2話あらすじ・感想 

●あらすじ
[島谷火工]の爆発事件が解決しほっとしたのもつかの間、度々警察を訪れていた島谷火工の工員・友川誠(勝村政信)が自分が犯した母親殺しを自白します。
罪を告白した友川ですが、遺体のありかや犯行の手口は自白せず「調べてください」と言います。

鬼塚一路(北大路欣也)の推理のもと、神啓太郎(風間俊介)、遠山咲(上白石萌音)、世条匠(松島聡)らは友川の母・和子(山口果林)について聞き込みを始めます。
和子が働いていた食堂では、彼女は現在入院中であることや、3年前に突然仕事を辞めていたこと、そしてもう一人・卓(矢柴俊博)という息子がいたことが分かります。

卓は、介護していた父親の死後、社会復帰ができず、そのことで和子と度々ぶつかっていました。
そして、誠と卓兄弟は、母が亡くなってから3年間も年金の不正受給をしていたことが判明し……。

〖記憶捜査3〗第2話ゲスト

●友川誠(勝村政信)
 [島谷火工]の工員で母殺害で自首
●友川誠の弟・友川卓(矢柴俊博)
●友川兄弟の母・友川和子(山口果林)
●馬場克己(水橋研二)
 高齢者在宅サービスセンター[リブインハート]介護士
●[おふくろ食堂]店主・北村昭二(外波山文明)
●新宿区役所社会福祉課職員・鈴木麻子(宗清万里子)
●スーパーますだや・店長(朝日昇)
●咲につかみかかる男・酒井拓(堀井新太)

●感想
友川誠(勝村政信)は取り調べ室で
「もう弟を養えない
弟を捨てたい
例えそれで刑務所に入ったとしても」
 

と、母親の和子(山口果林)を殺害したと偽って自首した理由を語る。
働かない弟をおんぶし続けるのはキツイ。
弟の卓(矢柴俊博)は和子を殺していない。
誠が誤解したのは、息が詰まりそうな弟との関係からとにかく逃げてばかりいて、会話がなかったせいだろうか?

介護士の馬場克己(水橋研二)の苛立ちも分からないでもない。
交際相手の「年収350万円以上」という結婚条件をクリアする為に、仕事場3つを掛け持ちして働き詰めだった。
そうまでしないとクリアできないのに、結局結婚は破談になる。
そこに10年働いていない息子の相談をされて、ぷつんとキレちゃったんだよね。

人生サボってた奴が介護士になりたい?
そんな奴でも介護士になれる?
ふざけんな…

とフツフツと湧いてくる怒りの感情。
わざと殺したわけじゃないんだから下手に隠さない方が良かったのでは?
ハクビシン11匹が『有機チオ硫酸化合物』により死んだことで、遺体の隠し場所が判明しちゃうとは、思いもしなかっただろうな。



〖記憶捜査3〗第3話あらすじ・感想 

●あらすじ
新宿東署の玄関ホールで、突然、遠山咲(上白石萌音)は男に掴みかかられる。
その男・酒井拓(堀井新太)は、5年前に交番勤務だった咲に同じマンションに住む岩崎優斗(岡野一平)からの嫌がらせ被害を訴えていた。
だが、証拠がないことから咲の上司は酒井のイタズラ通報として処理した。

酒井は、恋人・舞(渡辺早織)が現在、岩崎に監禁されていると言う。
それは、5年前に岩崎を捕まえなかった咲のせいだと、酒井は言う。
咲は後悔を募らせながらも、上司の鬼塚一路(北大路欣也)の導きで岩崎のアパートに向かった。
だが、岩崎は酒井の供述は真っ赤な嘘だと証言する。
そんな中、市ヶ谷濠で舞の水死体が……。

〖記憶捜査3〗第3話ゲスト

●酒井拓(堀井新太)
 5年前に下の階の住人・岩崎とトラブル
 当時交番警官だった咲に相談
 咲が適切な対応をしなかったと恨む
●酒井の恋人・井乙女舞(渡辺早織)
●岩崎優斗(岡野一平)
 酒井ともめる階下の住人でBar店主
●交番勤務時代の咲の先輩警官(石山和史)
●岩崎の恋人・木村綾香(小築舞衣)
●長谷部真(藤田智大)
 舞の現在の同棲相手
 危険ドラッグを転売していた過去がある
●クラタとミサワ(吉田和正、西洋亮)
 岩崎の店の常連で岩崎のアリバイを証明
●管理官(吉満寛人)
●捜査一課刑事(島崎義久、あらいはんぱ)
●世条の友達・葛見健次郎(土屋神葉)

●感想
井乙女舞(渡辺早織)は人を見る目がないのかもしれない。
元恋人の酒井拓(堀井新太)の言うことは信じられず、現在同棲中の長谷部真(藤田智大)は危険ドラッグを転売してマトリに捕まるような男だ。
長谷部は舞のおかげで薬物を止められたと言うけれど、何だかなぁ~。

咲(上白石萌音)の交番警官という立場では出来る事が限られている。
けれど、酒井拓(堀井新太)の人生は狂ったと思うんだよね。
結局、恋人の舞とはうまくいかず岩崎優斗(岡野一平)に対する執着心に取り憑かれてしまうわけだもの。
私だったら警察が舞殺しの犯人を捕まえたとしてもやっぱり許せないかな?
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〖記憶捜査3〗第4話あらすじ・感想 

●あらすじ
遠山咲(上白石萌音)は辞表を用意する。
そんな時、世条匠(松島聡)の高校時代からの友人である葛見健次郎(土屋神葉)が遺体で発見される。
殺人事件として新宿東署に捜査本部が立つ。

鬼塚一路(北大路欣也)は、咲の辞表を預かったまま、署長の神啓太郎(風間俊介)に捜査本部に加えてほしいと頼む。
葛見の遺体が発見された『念仏坂』は、葛見が務める不動産会社が管理するマンションのすぐそばにある。
実はそのマンションは、近隣住民からの訴訟で違法建築とされた。
しかし、解体工事は行われていない。
当然ながら住民から避難が殺到している。

葛見は、グループ電話アプリ『グルテレ』で度々仕事の不満を吐いていた。
鬼塚は葛見と同じグループの佐伯直海(小路勇介)に話を聞こうとするが、佐伯は鬼塚の顔を見た途端逃げ出し……。

〖記憶捜査3〗第4話ゲスト

●世条の高校時代の友達・葛見健次郎(土屋神葉)
●第一発見者でレストランの店員・桂美咲(あいだあい)
●住民代表・桜庭信一郎(並樹史朗)
●住民女性・久保敬子(水木薫)
●管理官(田村将人)
●『グルテレ』で葛見と同グループの佐伯直海(小路勇介)
●[KT創業]課長・新谷淳(大浦龍宇一)
●[KT創業]係長・増山貞夫(大高洋夫)
●[KT創業]健次郎の同僚・若槻完(鬼倉龍大)
●健次郎の父・葛見健一(中脇樹人)
●健次郎の母・葛見光子(栗田よう子)

●感想
世条(松島聡)の高校時代の友達・葛見健次郎役の土屋神葉さんは、土屋炎伽さんと土屋太鳳さんの弟だ。
神葉という名前は『ライオン・キング』の主人公『シンバ』からとったそうよ。
2021年に第15回声優アワードで新人男優賞を受賞している。
土屋家の子供達は美形だね。

鬼塚(北大路欣也)は昔の記憶を頼りに、逃げる佐伯直海(小路勇介)を追う世条に先回りの指示を出す。
鬼塚の本領発揮で面白い場面だった。
佐伯、こいつはアカン。
最終的に田沼行雄(金井勇太)の真似をするつもりなのか。
気になる所で次週に続く~。
あ、忘れてたけど、咲(上白石萌音)の進退って4話で決まらなかったね。



〖記憶捜査3〗第5話あらすじ・感想 

●あらすじ
進退を決めかねている遠山咲(上白石萌音)に、鬼塚一路(北大路欣也)と栗田史郎(石黒賢)は有給休暇を取るよう促す。
そんな中、西早稲田で無差別傷害事件発生。
犯人は、対峙した交番勤務の警察官・諏訪(金田明夫)の『警ら用自転車』を奪い逃走したと言う。

鬼塚の土地勘と記憶力を頼りに検問が緊急配備される。
SNSの情報から、犯人は元[KT創業]の社員・佐伯直海(小路勇介)であることが判明する。
捜査本部に報告するが、指揮をとる管理官の森(久世星佳)は、勝手に捜査をする鬼塚に猛反発する。

防犯カメラから新たに佐伯の目撃情報が入るが、同時に警官の諏訪の行方が分からなくなってしまう。
しかも、街で銃声の通報が……。

〖記憶捜査3〗第5話ゲスト

●諏訪和彦(金田明夫)
 西早稲田交番勤務警察官で主任、巡査部長
●森麻美(久世星佳)
 警視庁捜査一課の管理官
●無差別傷害犯・佐伯直海(小路勇介)
●西早稲田交番巡査・矢井田修(西山潤)
●西早稲田交番巡査長・石村隆(清水優)
●新宿東署地域課長・猿渡栄泉(岩本淳)
●捜査一課巡査部長・弘原海彬(吉成浩一)
●捜査一課巡査部長・宗川智治(藤原智之)

●感想
咲(上白石萌音)が寮で女子会をした時の話が面白かった。
そんなふうにフードデリバリーの方々から街の情報を得ていたとは。
あの子、なかなか賢いのね。

咲は佐伯直海(小路勇介)に向かって行き、一本背負いを決め逮捕する。
世条(松島聡)は佐伯に蹴り飛ばされる。
うん、世条には格闘のレベルアップに励んでもらいたいところだね。

とうとう鬼塚一路(北大路欣也)を刺して車椅子生活にした元凶の懲役囚・田沼行雄(金井勇太)が次回登場するね。



〖記憶捜査3〗第6話あらすじ・感想 

●あらすじ
西早稲田交番勤務警察官で主任の諏訪和彦(金田明夫)は、無差別傷害犯の佐伯直海(小路勇介)に自転車を奪われたことに責任を感じ一人で佐伯の行方を捜していた。
だが、諏訪は西早稲田の人工池で遺体となって発見される。
通り魔の佐伯は逮捕され、容疑を殺人に切替え取り調べを行うと、佐伯は鬼塚一路(北大路欣也)を殺したかったと話す。
諏訪が抵抗した為、撃ったと言うのだが、話を聞いた鬼塚は、柔道の師範である諏訪が身につけたホルダーから銃を抜いたこと、その銃を奪わずにいたことに違和感を覚える。

管理官の森麻美(久世星佳)は、佐伯を一刻も早く送検しようとする。
そして、鬼塚に勝手に捜査をしないよう釘を刺すが、鬼塚は森の反対を押し切り独自の捜査を開始する。
署長の神啓太郎(風間俊介)、司法係の遠山咲(上白石萌音)、捜査一課の世条匠(松島聡)と栗田史郎(石黒賢)、それに鑑識の木地本淳子(余貴美子)も鬼塚の捜査に加わって……。

〖記憶捜査3〗第6話ゲスト

●諏訪和彦(金田明夫)
 西早稲田交番勤務警察官で主任、巡査部長
●森麻美(久世星佳)
 警視庁捜査一課の管理官
●無差別傷害犯・佐伯直海(小路勇介)
●懲役囚・田沼行雄(金井勇太)
●西早稲田交番巡査・矢井田修(西山潤)
●西早稲田交番巡査長・石村隆(清水優)
●阿武隈哲(高桑満)
 [焼き鳥・てっちゃん]の店主
●阿武隈悟(西村和彦)
 [焼き鳥・てっちゃん]店主の哲の息子
●新宿東署地域課長・猿渡栄泉(岩本淳)
●捜査一課巡査部長・弘原海彬(吉成浩一)
●捜査一課巡査部長・宗川智治(藤原智之)
●[デリバリー・ゴー]配達員(秋吉優凪)

●感想
森管理官(久世星佳)は、とにかく早く幕引きをしたいらしい。
いくら鬼塚(北大路欣也)らが疑問に思おうが、鑑識の木地本(余貴美子)が血痕が付着した石を発見しようが、佐伯(小路勇介)を送検しようとする。
石が見つかったらそれが凶器だったか白黒つけなきゃダメでしょ。

諏訪和彦(金田明夫)を殺害した真犯人。
なんと部下だったとはねぇ。
書類の書き直しは若者の将来を思ってのことだったが、命じられる方は追いつめられてしまった。
とは言え、警察の仕事は刑事にしたって書類作成に割く時間はかなりのもので、いい加減な書類は通らない。
世条(松島聡)も以前、地図の書き直しは役に立ったと言っていたし、森管理官も昇進試験に役立ったと諏訪に感謝していた。
だけど、犯人は鬼塚が言うとおり、想像力がなさすぎたよね。

鬼塚は、佐伯がリスペクトしており、鬼塚を車椅子生活にした張本人で懲役囚の田沼行雄(金井勇太)と佐伯を面会させる。
結果、佐伯は自分にとって本当の地獄が始まったことに気づく。

鬼塚(北大路欣也)が佐伯に語った現実はとても重いものだった。
とても残念なことかもしれないが、連続殺人とか無差別殺人とかマスコミで扱われるのは最初だけで、世間の人々もわりと早く忘れ去ってしまう。
佐伯は社会に埋もれたくない、と言っていたが、現実には人々の忘却の彼方で、ただ辛い刑務所生活を送ることになる。
しかも、多くの人は忘れてしまっても被害に遭った人や迷惑を被ったことで佐伯を殺したいくらい憎んでいる人達は塀の外に大勢いると言う。
ひたすら怖い。



〖記憶捜査3〗第7話(最終回)あらすじ・感想 

●あらすじ
遠山咲(上白石萌音)はついに署長の神啓太郎(風間俊介)から刑事に推薦してもらえるようになる。
「君はなぜ、刑事になろうと決めたのか」
上司の鬼塚一路(北大路欣也)は、【刑事任用試験】の面接で必ず出される質問だと咲に伝える。

そんな中、[デリバリー・ゴー]の会長・松山伝次郎(小田桐一)の遺体が発見される。
遺体にはブルーベリーの果汁が入ったタレが付着していた。
それを知った鬼塚は、[焼き鳥・てっちゃん]のタレにはブルーベリーが使用されていたことを思い出す。
鬼塚は店に聞き込みをするが、[焼き鳥・てっちゃん]現在の店主・阿武隈悟(西村和彦)の父親が常連客の金城(大林丈史)にタレをあげてしまい店にはない。
金城を訪ねるが、彼は使い切ったと言う。

ゴールデン街のお店で聞き込むと、伝次郎と金城が知り合いだと判明。
金城はかつて学生運動家だった。
そして伝次郎は警察官だったと言う。
鬼塚の記憶の中で昭和43年に新宿で起きたある事件がよぎり……。

〖記憶捜査3〗第7話ゲスト

●松山伝次郎(小田桐一)
 被害者/[デリバリー・ゴー]の会長
●伝次郎の妻・松山洋子(川島美津子)
●松山剛(紺野ふくた)
 伝次郎の息子で[デリバリー・ゴー]社長
●阿武隈悟(西村和彦)
 [焼き鳥・てっちゃん]現在の店主
 悟は父の哲と血の繋がりに疑問を抱く
●阿武隈哲(高桑満)
 [焼き鳥・てっちゃん]の前の店主
●金城喜一(大林丈史)
 [焼き鳥・てっちゃん]の常連客
●金城の妻・金城恵理子(大橋芳枝)
●藤井英子(小柳友貴美)
 ゴールデン街の2F[二葉]のママ
●沢昭子(沢田亜矢子)
 3F[HIDE]のママ
●元機動隊員・二見佐喜雄(山本紀彦)
●阿武隈哲の妻・阿武隈悦子(髙橋かすみ)
●伝次郎の妻・松山洋子(川島美津子)

●感想
鬼塚(北大路欣也)は謎が分かると
「そういうことか」
と言うけれど、いや、どういうことなのか全然分かんないわ。
あのブルーベリーのタレ、どう関係あるの?
実はあのタレが人手に渡ったのは金城喜一(大林丈史)の大きなお世話だった。

登場人物の背景が複雑すぎる。
見終わった後も人間関係が頭の中でごっちゃになっている状態だ。
松山伝次郎(小田桐一)は金城喜一に恨まれている元機動隊員だったけれど、若い頃あの女性と1度だけ関係を持ち……。
でも、女性の方は阿武隈哲(高桑満)のことが好きで…。

阿武隈悟(西村和彦)はとても強い人間だ。
同情するに値する複雑な生い立ちだけど、キッパリと育ての親のことを本当の親として、自分には同じ味が出せないと諦めていた「おでん」に挑戦することを決意する。
私だったら真実の前に完全に打ちのめされて、働く気力もわかないなぁ。

咲(上白石萌音)は『刑事任用科・口述試験』に臨む。
合格したらもう鬼塚とは捜査できないけどね、夢を叶えられるといいね。


☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

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