- 経糸の会とは~ヒューマンふれあいコンサート
- 1991年(平成3年)に、
- 障がいがあると言われる人も、障がいがないと思っている人も、
- そんなことに関係なく、この社会をつくっている、同じ仲間として
- 共に生かされて、生きていることの喜びを共感する、時と場を、
- 持ちたいと思う人たちが集まって、経糸の会が生まれました。
- そして始めたのが、ヒューマンふれあいコンサートです。
- コンサートは一般的に、障がいがあるとなかなか行けないのが現実です。
- それは障がいに対する理解と障がいへの配慮が足らないからです。
- ヒューマンふれあいコンサートは、障がいがあろうとなかろうと、
- コンサートに行きたい人は、規定の料金を払えば誰でも行ける」ことを
- 最も大切なことにしています。
- ヒューマンふれあいコンサートの趣旨は
- 肩の張らない、気さくにコンサートを楽しめ良く知っている
- その上、生活性があって、芸術性が高い音楽が楽しめる。
- 聴覚障がい者には字幕スクリーンや手話シンガー(通訳)を用意する。
- 視覚障がい者には点訳のチラシ、プログラムを用意し、座席に配慮する。
- 車椅子など、如何なる障害があろうと、演奏会場前まで、来て頂ければ
- ちゃんと音楽が楽しめるように、ボランティアの介助と支援がある。
- 演奏中に奇声を発することがあっても、皆が受け容れ、一緒に歌と演奏を楽しむ。
- ヒューマンふれあいコンサートの目的は
- コンサートを共に楽しむことで、ヒューマンとしてのふれあいを図る。
- ボランティア(100人余)の活動と経験の場です。
- 広く市民に、福祉現場の実態を出来る限り知っていただくことです。
- 利益が出れば、ノーマライゼイション社会実現の事業に全額を寄付し活用する。
- 多くの人たちのご協力によって、以上の目的に近づくことが出来るのです。
- どうぞ、皆様のご協力をお願い申し上げます。
- 経糸の会事務局
- 〒606-0942 京都市左京区松ヶ崎樋ノ上町1-11
- TEL/FAX 075-721-1967
- E-mail tateitonokai1991@mail.goo.ne.jp
- 経糸の会とは、こちらをご覧ください
- 第1回実行委員会を、京都社会福祉会館にて
- 3月17日(日)Pm6:30~8:30まで開催しました。
- 6月8日の第14回ヒューマンふれあいコンサート開催に
- 向けて話し合いました。
- 経糸の会 (たていとかい) 会則
- 名 称: 本会は織物で云う経糸(たていと)の集いの意味で
- 経糸の会と称します。
- 目 的: 本会は織物が経糸と緯糸(よこいと)が編みあって、
- 美しい紋様を描くように、この会が経糸となり、
- 集う人々と共に、福祉の心を育み合い、互いに支えあって
- 生きていることを実感し、楽しく参加きるボランティア活動をします。
- 事 業; 本会は目的達成のため以下の事業を行います。
- ヒューマンふれあいコンサートの開催
- 福祉活動のための学習と啓発
- ボランティア活動
- その他の事業
- 会 員: 本会の目的に賛同する自発的な協力者を会員とします。
- 会 費: 本会の会費は無料とし、汗を流す奉仕をもって会費とします。
- 運 営: 本会は、運営委員数名構成でもって、企画運営します。
- 運営委員より次の役員を選出します。
- 会 長 1名
- 副会長 1名
- 事務局長 1名
- 会 計 1名
- 庶 務 1名
- 監 査 1名 運営委員以外より選出する
- 実行委員; 会員は実行委員として、本事業の目的達成のための
- 役割を担います。
- 事 務 所: 本会の事務所は事務局長宅におきます。
- 付 則 : 本会則は1991年6月1日より実施します
- 経(きょう)とは本来、経糸と云う意味で、
- 古代インドでは書き綴った物を
- 経(たて)に通したことから、その語源があるそうです。
- 織物は、経糸と緯糸(とこいと)が編みあい、支えあい、
- 作品が出来ています。
- このように、私たちも互いに支えあって生きている、
- 自分自身を実感し,他者や(物)に対しての優しい心を育てる。
無心に自由に人々が集まって感動を共有する。 - 経糸の会とは、こちらをご覧ください
-
障害者はひどい言葉
-
-
障害は突然に、病気、事故などが原因で、誰にもやってきます。
-
その時から、障害者、健常者という言葉に区別されて、 時には
-
理解されず、偏見から差別されたりもします。
-
-
ここで、障害と云う文字の意味を考えてみます。
-
障とは、しきり、さわり、じゃま、などの意味があり、
-
害は、碍の書換えで、碍は礙の略字です。
-
先に、障害物=じゃまな物 と云う意味の言葉があったのに
-
後に、障害者と云う言葉を、人を指してつくったから問題です。
-
-
言葉は長い時間をかけ、生活の中から生まれた、私たちの思い
-
願いの伝達手段です。
-
無意識に、言葉の意味を理解しているだけに、新しい造語には
-
細心の注意が必要です。
-
命を生きるのに不自由な人は、決して自分自身を障害者とは
-
思っていない不思議で奇妙な言葉です。
-
-
病気なり、事故などが原因で、命を生きるのに不自由になった
-
その時から人は、一生懸命に、毎日を生きる挑戦が始まります。
-
憂い、悲しみを、全身全霊に感じながら生きていきます。
-
憂い、悲しみを体験する人は、優しい人。
-
障害者ではありません。
-
優な人と皆で実感し、 改めて、考えようではありませんか。