ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

春季大会最終日

2012-05-04 21:17:16 | 日記
天気予報が外れ、最終日も肌寒く
強風が吹き、時折、雨が降る、あいにくのコンディションになりました

わがチームも早朝から練習しようと思ったら、野球の公式戦会場となっており
すでにテニスコートの姿はなし・・・

野球部の監督にお願いして、何とか1時間な練習ができ、体を始動させることができました
ありがとうございました

会場に移動し、いよいよ団体戦の上位の対戦

結果は優勝でした
選手のみなさん、保護者のみなさん、本当におめでとうございます
本当によく頑張ったと思います

ただ、顧問にとって結果よりも課題が本当にたくさん残る試合になりました

課題(反省)1 「レギュラー」
今回は新しくレギュラーに抜擢された選手の活躍がめざましいものでした
逆にそれはチーム内での新たな競争のスタートでもあります

そうした競争を勝ち残ってこそ本当のレギュラー
勝負は始まったばかりです

しかし、ちょっと厳しいことを書かせてもらうと、
団体メンバーが実際に代わってから気づくのは遅すぎました

もっと早くにいい競争ができていれば、さらにチームのレベルアップができたと思うと
顧問としてもっと早くに厳しい采配をしておくべきだったと感じています

課題(反省)2 「技術面」
今回の大会でいろいろなチームが自分たちよりも技術的に
大幅に伸びていることに気づくこととなりました

他校の伸びに対して、わがチームが伸びていないことも
痛烈に感じることができました

優勝はしましたが、今日全敗したペアがいることも事実ですし
技術的に試合にならない選手がいたことも事実です
そしてそんな状態の3年生をおびやかす2年生が一人もいないことも事実です
その選手たちにとって、この優勝はかなり「キツイ」ものだったはずです
自分は2面平行の団体戦でそんなペアのベンチにばかりはいっていましたから
自分にとって今日の戦績は団体戦の部・・・1勝3敗

そのうちの1勝もよたよたの試合でしたから
まったく優勝した気がしません
むしろその一つ一つの負けが、かなりきつかったので
それしか頭に残っていません
選手の方、保護者の方、優勝したのにまったく喜ばなかった顧問で本当にごめんなさい

個人戦大将ペアは優勝したペアにファイナルデュースで敗れベスト4でした
そのペアにしても技術的にはまったく足元にも及ばないのが現実です
逆に言えば、それであそこまで競ることができるんだから大したものです
技術が磨かれればかなり強くなる可能性は感じましたが
今の段階で勝つことは無理だと思います

とにかく全員が自分たちの技術のなさにショックを受けたと思います
何より一番ショックを受けたのは顧問でした
この程度にしか伸ばしてやれていないのか、という思いです

課題(反省)3 「チーム力」
今回優勝したといっても、ベスト8から先はすべて2-1
苦しんだ試合でした
決勝を除いて何が彼女らを苦しめたかというと
相手チームがベンチ、応援、選手が一体となって元気よく挑戦してきた部分でしょう
だから、相手チームは自分の持ち味をしっかりと出すことができていました
負けたとしても、次への手掛かりをしっかりつかんで帰って行かれたことでしょう

何より相手校の応援は素晴らしいものでした
応援というのはただ声をそろえて大きな声で響き渡ればいいのではありません
合唱コンクールじゃないのだから、そんなもので相手を押すことはできません
今回、一番やられたのは、相手チームがポイントしたときの「大歓声」です

それこそがチームが一丸になっている証です
選手と同じ気持ちで応援の選手も戦っているから、まず選手と一緒に声が出る
「きゃー」でも「わー」でもなんでもいいから声が出る
組織的な声をそろえての応援もそこから入るから
声のトーンが高い高い!!
これが本当の応援です

これは鍛えてどうにかなるものではない、
日ごろの取り組みの中の気持ちから生まれてくるものです

それにやられた選手も少なからずいたと思います
うちにはそれができませんでした


他にも、山盛り課題がありました
反省点もありました


それらすべてを克服することができるでしょうか

ほとんどすべてのことはプラスにとらえることができるはず

この優勝で浮かれている選手はいないと思います
すべてをプラスに変えることができるように
明日から再スタートしましょう