ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

高校練習

2014-01-19 04:58:39 | 日記
いつもお世話になっている高校に
稽古をつけてもらいに行きました

自分は練習会場に2年生を送っていってから
午前中は学校で1年生を指導
いい機会なのでバックハンドの総点検をしました

まあ、見事にできません

結局、手投げの一本打ちだけで
気がついたら11時半になってました

これだけやると、なんと結構できるようになってきます
しかしここからがポイントです
ここからは自分で考えて本当の意味で
身につけていかないといけません

意識がなくなった時点で元に戻りますから
どれだけ、できるようになりたい、という気持ちが強いかが勝負です

さて2年生です

今日は大学のチームが練習を指導してくださいました
いろいろと悩んだり、もがいたりしている
うちの選手たちにとって
新しい刺激はとても有効でした

一流の大学ともなると
練習内容がちょっと違います

その違い、印象に残ったのは

・ある程度の高い技術をもっていることが前提となる練習が多い
・基本練習といえど、実戦の要素を組み込んだ練習が多い
・身体スピードを上げる練習が多い

とにかくあげボールの速さが違います
気が抜けません


中学生にはかなり厳しい
ついていけません

これじゃ、グダグダのうちに終わってしまうかなと思ってたのですが

中学生、みるみる変わっていきます

そして身体のスピードが上がるだけでなく
例えば打ってからの構えや
ストロークの際の前傾姿勢
スマッシュのインパクト
バックハンドの打点

日頃言葉で指導しているいろいろな技術面のポイントが
自然にできつつあります

例えば
言葉で「打ったらすぐ構えなさい」と言ってもなかなかできませんが
容赦無くボールがとんできますから
早く構えないと間に合わないわけです
すると、言われなくても、打ったらすぐ次の準備をするようになってきます

バックハンドの一本打ちでも
あげボールのスピードが違うので最初はまったく返りませんが
そのうち、打点が前にないと返らないことに気づきます
そして自然に前で取るように工夫しだします
そうなると自然に体が前傾して自然にラケットが出るようになります


できる練習より
できない中に放り込まれた方が
夢中で自分で考えて工夫しますね
夢中だから悩んでるひまがない
考えることはしますが、考え込むひまも落ち込むひまもないので
知らない間にレベルアップしていきます

言葉は無力ですね
とても勉強になりました

特に取り入れたい練習も幾つかありました
「中学生には厳しいなあ」ではなく
「厳しいからこそ上達できる」
と、考えてやってみたいと思います

B高校、そしてK.S大学の皆さん
本当にお世話になりました

ありがとうございました