タイトルの通り、これはカボチャの花粉です。倍率は100倍程度です。理科の授業で、グループごとに花粉を採集してきます。各グループティッシュ1枚とピンセット1こを持って畑に出かけます。採集してきた花粉をスライドガラス上に落とし、カバーガラスをして、最高を良くした状態でピントを合わせます。すると、「おおーーっ」驚きの声が上がります。球状の一粒一粒の花粉がこんなにもよく見えます。すぐに、子ども達は、表面のいがいがに気づきました。そこで、考えさせます。
「このいがいがは何のためにあるのでしょうか。」
受粉の仕組みをヒントに考えさせると、
「わかった。蝶やはちの足にくっつきやすいようにかな。」
「それで、めしべに運んでもらいやすいようにこうなっているんだ。」
と答えが返ってきました。
ミクロの世界にふみこんだたいへん非常に理にかなった考え方です。
ちなみに、これは、顕微鏡の接眼レンズに携帯電話のレンズを合わせて撮影したものです。この携帯電話は200万画素でしたので、今ならもっと鮮明に撮影できるかもしれません。また、やってみたいと思います。
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