春の徒然に

　
どうも震災によるタバコの出荷停止措置について取り違えていたようで、先日タバコを買おうとしたら、コンビニ2軒でハイライトが欠品になっていた。
なんだ、ハイライトもまだ意外と人気あるんじゃん。

最近、ユウヤさんやFMのリクエストなんかでレノンの『Power to the People』をよく耳にするけど、アレってそういう歌だっけ？
まあ、作った人の真意よりは聴く人がどう感じるかの方が肝心かとは思いますが。

ここ数日、裏の竹やぶの方からウグイスの声が聞こえるようになった。
ウメにウグイスと言うけれど、僕がウグイスの声をいちばんよく聞くのは梅雨の竹やぶ。
ウメで（サクラもやけど）いちばん見かけるのはメジロさんですね。
木や季節に関係なくしょっちゅう窓の外に現れるのは、ミャーオミャーオと少々うるさいヒヨドリさん（上の写真）でしょう。

○原発問題で風力だの水力だの太陽光だの地熱だのといふ代替手段での発電が話題になつてゐて、当然それは大事なことなのであるが、この際エネルギヰをなるだけ使わぬ生活に移行しては如何であらうか（正岡子規風のつもりぢや）。そもそも今の快適な生活に必要な電気をそのまま代替手段で賄うのは無理な話であるし、新しい発電施設を造るのも環境と資源の消費が必要であり、コストの高ひ電気を使ふことにもなる。関東の人々は既に計画停電で節電を実践して居るのであるから、災ひ転じて福と為すものとして生活をなるたけ電気に頼らぬものに変えていっても善かろうと思ふのである。

○経済活動についても然り。復興のために経済の活性化が必要といふが、もともと不況の真只中である。嘗て書ひたことなので詳しくは書かぬが、もはや望めぬ好景気な時期を基準にせず震災直前の経済状況を基準にして善ひのである。買へ使へと云われても無い袖は振れぬ。ただ、被災地の農水産物につひては余は買い控へなどするまいと心がけているのだが、生憎と此の辺りには出回つておらぬようぢや。

○さう云へば、某政権党は復興財源捻出のため高速道路割引措置は廃止する方針だと云ふ。これも嘗て述べたことなので詳しくは書かぬが、既にマニフェストに入れてしまって居るので「復興財源のため」という言い訳ができて、現実に直面した政権党としてはラツキヰといふことだつたかも知れぬ。公共交通機関利用促進の逆を行くやうな党の党首が二酸化炭素排出量25％削減を謳つて居るのである。或いは「あれは先代のご乱心から出た御言葉で」とでも云ふつもりであつたのであらうか。