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それから数年後の正月、同じ事務所に席を置いていた歴史ナビゲーターの井上政典氏と年始の抱負を語っているときに「今年は2冊目の本を出したい」と言うと、いっしょに作ろうという話になって、博多祇園山笠(協会が表記にうるさい)の掛け声「オッショイ!」は福岡独特の風習で海砂でお清めする「お潮い」から来ているという話をもとに、イザナギが禊祓を行ったのは福岡であるという仮説を発展させた「オッショイ!福岡の神社が面白い」という本を共同で作ることになった。
その後も専門学校の講師をしながらライターとしての仕事もやってたんだけど、3年前からのコロナ禍で対面インタビューのしごとがめっきり減って、おまけに還暦近くの扱いにくい(?)親父ライターは若い編集者から敬遠されるようになって、フリーランスの仕事が激減してしまった。今後もリハビリ次第ではあろうけど、本当に仕事に復帰できるのか、今のところはさっぱり分からない。
※僕が生きた証と言ってはなんだけど、希望者には先着5名様にこの「オッショイ!福岡の神社が面白い」(定価1,540円)を送料(第三種郵便切手103円分)のみでプレゼントします。内容は日本神話に基づく福岡県内の神社ガイドブックになっています。希望者はtwitterのDMでタイトルに「オッショイ希望」と書いて、@G3hyodoまで。当選者にはこちらからDMを返送させていただきます。
(つづく)
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