プライムビデオで観た珍しいイスラエル映画「靴ひも(原題もLaces=紐の意)」。主人公は知的障害をもって生まれた息子の世話を嫌って離婚し、子育てを母とその家族に任せっきりにした(養育費はちゃんと払ったらしい)男(息子の方が主人公かも)。
母親が亡くなったので息子を引き取ったんだけど、やっと息子と打ち解けたころに自身の腎不全が発覚。
それまで放ったらかしにしていた息子からの腎臓移植を受けるかどうかというお話だ。
僕自身が慢性腎不全で人工透析中だし、知り合いには腎臓移植を受けた人もいるけど、適合するかどうかだけでなく、術後数年は拒絶反応が出たり何だりと、問題もまだまだ多いみたい。
※以下、今回も本当にネタバレ注意。
(ネタバレしてもいいから読みたいという人は1ページ飛ばす)
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結局息子との生活も馴染んできて、腎臓移植を受けることになった主人公。
これでめでたく大団円なら良かったんだけど、移植手術が済んで麻酔から目を覚ました息子が聞いたのは、主人公である父親の訃報。
つまり、腎臓移植はうまくいかなかった訳だ。
息子は新しい施設に彼女らしい女の子を見つけて、これからの生活には明るい兆しが見えてきたけど、なんともやるせない結末だった。