だいたい文字変換は助詞(もしくはテンマル)まで打って変換キー(スペースキー)を押すんだけど、単語ごと、もしくは読みにくい、ミス変換をするなどで単語を分解して入力するときに陥りやすいワナが、これもKindle Unlimited でDLした「熟練校閲者が教える 間違えやすい日本語実例集」に載っていたのでいくつか紹介。
・悪どい→あくどい(本来は色や味・話が「くどい」の意)
・案の上→案の定
・消費税は“一率”10%→消費税は“一律”10%
・有頂点→有頂天
・多いに→大いに
・御頭付き→尾頭付き(長崎人は卓袱料理の「尾鰭をどうぞ」から連想すれば大丈夫?)
・“快的”な空間→“快適”な空間
・スキルを“確率”する→スキルを“確立”する
・気嫌→機嫌
・気真面目→生真面目
・湿気を防ぐ“機密性”→湿気を防ぐ“気密性”
・大自然の“脅威”→大自然の“驚異”
・降番→降板(登板の逆)
・両者“互格”→両者“互角”
・“初期”の目的→“所期”の目的(期するとことろの意)
・人権費→人件費
・頭骸骨→頭蓋骨(頭蓋の骨)
・前後策→善後策
・千終楽→千秋楽