S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

名残りの稽古茶事

2018-11-05 16:32:37 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

先月31日、久しぶりの稽古茶事をする。

テ-マは:名残り。

10月中旬から末にかけて行う茶事で、本来は前年の口切から使い続けてきた茶葉への名残りを惜しむ意味。

しかし、いつでも茶が手に入る現在では、風炉への名残りの意味合いが強い。

一応正午の茶事の形式でする。

マンション住まいの為、今回は初炭&後炭手前は、少し残念だけど・・・・炭を使うけれど火はつけない方法にする。

席入りは11時15分。

亭主、そして客3名、水屋は私の担当。

茶事の中で、一番のネックは、千鳥。

正客のkさんは、他でも勉強されており完璧に近い。Kさんを中心に懐石が進んでいく。

席入り→懐石→初炭→主菓子→中立→濃茶→後炭→薄茶

大体このコ-スで4時間の予定だけど、ななんと!!6時間近くもかかってしまった。

いつもながら、水屋一人はてんてこ舞いで、記録用の写真もわずか。( ;∀;)

  (一文字、向付け:鯛のこぶ締め、汁椀:焼きナス)

(煮物碗:エビ+銀杏いりしんじょ)

         (干菓子)

ごはんは銀杏ごはんにする。

強肴は確か秋のフル-ツ入り白和え。

他は写真が撮れなかった。

反省として。。。名残の茶事だから、献立も華やかさは避けた方が良い。

今回の献立は、参加者に分担してお願いした。

献立は一人に任せないで、打ち合わせが必要と思う。

茶事の中の懐石は、お箸の扱いから始まる、ごはんを頂く基礎の基礎、そして季節の食材を愛で頂くこと。

主客の挨拶の仕方、食事の仕方、その他色々大切なマナ-を勉強できる茶事は、人間力をUPさせてくれると思う。

本日の新聞の記事は・・・南米グアテマラ、エルサルバドルからの移民キャラバン、9000千人が米国を目指している・・・とある。

皆が全部米国に入国できないと思うのに・・・・・。

貧困にあえいでいる人々がいる事を知り、物があふれている、食材があふれている、この豊かすぎる日本の生活にもっと感謝しないと。

そして平和に日々過ごせる事を。”日々是好日”。

 

 


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